無意識日記
宇多田光 word:i_
 



昔と違い同音質でCD-Rに焼ける様になった分レンタルの旨味も増している。ブックレットもスキャンすればイイし。さしたる付録もなく売ったHステは他の作品に較べレンタルに流れた比率が格段に高そうだ。ヒカルは配信もデカイしこうやってステイタスや話題性より"音"を最優先にする層に支持されたのは実に喜ばしい。思うに、レンタル利用者は、もしレンタルがなくなったら音楽を聴かなくなるか友達から借りるかネットでxxするかで、諦めてCDを買うケースは少ないんでないか。光からすればお金云々より自分の音楽の為に時間を費やしてくれる事が嬉しい筈だし、今後も皆にレンタルして貰えると有り難いよ。

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サウンドプロダクションが抜群に素晴らしい。曲や歌演奏云々の前に音の鳴り自体が生理的快感を呼び起こす。気がつけば又リピートだ。思うに、楽曲粒揃いのEXODUSに欠けてた点はココではなかったか。セルフプロデュースの手法は作曲家Utadaの個性を妥協なく表現するには最適だったが、逆にその為に完成形がデモ段階と余り変わらなかった可能性もある。鳴った瞬間にそのサウンドクォリティでリスナーを惹き付ける力もpopsには必要だろう。果たして、Utadaはどんなプロデューサを迎えた(迎える)のか。特に、クセの強い光の歌声を、耳当たりよく且つ耳に掛かる様に聴かせる手腕が必要かと思われる。

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