つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

つばめの原点・桃太郎侍

2011年07月23日 | 時代劇
『水戸黄門』、『大江戸捜査網』、『暴れん坊将軍』等
個人的に好きな時代劇は色々とありますが
中でも一番のお気に入りなのが『桃太郎侍』です。
ちなみに、今年は『桃太郎侍』が放送終了して30年になります。
 
私が『桃太郎侍』のどの辺りが好みかと言うと
・善悪の構造が単純で、悪人が魅力的に描かれやすい
・主人公桃太郎の魅力
・女性キャラが好み
この三点になります。
(音楽や他のレギュラー陣等、他にも取り上げたい点はありますが割愛)
 
まず第一点、桃太郎侍の話は単純にまとめれば
悪人に善人が虐げられ、虐げられる善人に主人公側が手を貸す
と言う極めて分かりやすい作りになっています。
 
こうした作りは
時にはマンネリだ子供騙しだと揶揄される事もありますが、
個々の悪人の魅力によって
話が思わぬ方向へ転んだりする事もあるし
悪人退治の爽快感を共有できるという面で、
個人的にはお気に入りの筋立てです。
 
次に第二点、『桃太郎侍』の魅力は
主人公桃太郎(高橋英樹さん)の魅力に負う部分
が多いと言っても良いでしょう。
最初の内は「一つ!人の世生き血をすすり」と軽めだったのが
後半になるにつれて、
「ひとーつ!人の世、生き血をすすりー!」
どんどん濃厚になって行く数え唄や
豪快な立ち回り、殺陣の後の高橋式呼吸法(?)、ド派手な衣装等々
高橋さんの魅力が詰まった作品で
そうした部分に私が魅かれたのだと思います。
 
…とここまでの特徴は
『暴れん坊将軍』、『大江戸捜査網』、『水戸黄門』辺りと同じで
何故、私が『桃太郎侍』を一番お気に入りと言っているのか?
が分かりにくいかと思います。
実は『桃太郎侍』が一番お気に入りな理由は
恥ずかしながら
劇中の女性キャラが好みだと言うのが理由なのです。
 
これまで私は時代劇の女性登場人物を数多く見て来ましたが
その中で今でも
『桃太郎侍』で野川由美子さんが演じた玉川つばめが
一番好きなのです。
つばめ太夫は、『桃太郎侍』の初回から
ほぼ最後まで通して出ていたレギュラーで
軽業一座の玉川一座で短剣投げを十八番にする花形芸人です。
桃太郎にかなり惚れているからか、
事件の探索で密偵みたいな活躍を見せますが
よく考えると、芸人なのに忍びみたいな格好で探索を行ったり、
短剣投げで時には悪い奴の息の根を止めていた事もあるのは、
凄い事なのか何なのか…
 
つばめ太夫は桃太郎に積極的にアピールするものの
結局は結ばれず最終回を迎えますが
(結ばれなかった理由はいずれ紹介します)
どこが好きか?と言うと難しいですが、
やはり活発な女性が好きだからでしょうか?
 
つばめ太夫役を演じたのは野川由美子さん。
野川さんは気風の良い姐御肌の女性が演じる事が多い事もあってか
つばめ太夫も野川さんの気風の良さとかが前面に出たキャラでした。
アニメで私が一番好きな『ヤッターマン』のアイちゃんとつばめ太夫
どちらも大好きですが、タイプ的には全く違う女性だと思います。
アイちゃんも活発な部分はありますが、清楚っぽい感じですからね。
でもアクションシーンが多かったり、イメージカラーが紫だったり、
恋には純情な部分があったり、と探せば(?)共通点はありますが。
 
この記事をお読みいただいた方は、
私がサイトで何故“つばめ”と名乗っているのか?
理由を大体お分かりいただけるかと思います。

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