時代劇『大岡越前』は南町奉行大岡越前守忠相が
俗に言われる大岡裁きで悪を裁いたり、トラブルを解決すると言う作品です。
俗に言われる大岡裁きで悪を裁いたり、トラブルを解決すると言う作品です。
『大岡越前』でも大岡裁きの中でも有名な
“三方一両損”や“母二人が子供の手を引っ張り合う”
“三方一両損”や“母二人が子供の手を引っ張り合う”
が取り上げられる事もありますが
中には結構トラブル解決の為に荒療治をする回もあります。
中には結構トラブル解決の為に荒療治をする回もあります。
特に凄かったと思うのが
千両の当たり富くじを
千両の当たり富くじを
商人に渡す犬小屋の中に隠していた大工が
犬小屋を渡した商人に、当たりくじを譲ってくれるよう掛け合いに行く
話でした。
この商人が因業(遠藤太津朗さんだし)で、
小屋を買った以上、中に何が入っていようと全て自分の物!と主張し、
一件理不尽な主張ながらも、訴えは認められます。
小屋を買った以上、中に何が入っていようと全て自分の物!と主張し、
一件理不尽な主張ながらも、訴えは認められます。
ところが、因業商人の上を行く凄腕奉行の大岡様
“目には目を”とばかりに
仲間に商人の乗った駕籠を買い取らせ、
“目には目を”とばかりに
仲間に商人の乗った駕籠を買い取らせ、
中に何が入っていようと全て自分の物
とご丁寧に主張させて、商人の非を認めさせると言う手を使ってきました。
とご丁寧に主張させて、商人の非を認めさせると言う手を使ってきました。
ただ、買い取るだけならそんなに驚く事も無いのですが、
遠藤さんが駕籠ごと白州に連れて来られた上、
しばらく駕籠に閉じ込められて白州に置かれたのが、
遠藤さんが駕籠ごと白州に連れて来られた上、
しばらく駕籠に閉じ込められて白州に置かれたのが、
中々凄かったなと思います。
ここまでやられた上、お奉行様に散々言われてしまいましたので、
最後は流石の遠藤さんも兜を脱がざるを得ませんでした。
ここまでやられた上、お奉行様に散々言われてしまいましたので、
最後は流石の遠藤さんも兜を脱がざるを得ませんでした。
このように、解決法に少々強引と言うか、
理不尽と思える点もある事はありますが
大岡裁きでのトラブル解決の展開が
『一休さん』がとんちでトラブルを解決するのに似ているので
そう言う意味で、結構痛快と感じるのは確かですけどね。
少なくとも私は好きです。
大岡裁きでのトラブル解決の展開が
『一休さん』がとんちでトラブルを解決するのに似ているので
そう言う意味で、結構痛快と感じるのは確かですけどね。
少なくとも私は好きです。