つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

意外と凛々しい

2020年08月29日 | 声優列伝

先日、BSのクイズ番組で櫻井智さんを拝見しました。
数年前に引退されたものの、昨年復帰されたそうで
正直に言いますが、前回、まどかさんの話題を取り上げたのは
櫻井さんをBSで拝見したのに影響されたのも理由の一つでした。

櫻井さんのお名前や声については
セイントテールの放送から結構経ってから覚えたので
全盛期の櫻井さんについては、あまり記憶に無いのですが
キャリアを重ねながらも、未だに魅力抜群と言った感じだったと思いました。

櫻井さんはアイドルから声優に転身し
今に至るアイドル声優のはしりとも言える方で
日高のり子さんなんかとキャリアについても重なる所があると思いますが
興味を持つと、色々と調べたくなる私の性分もあって
櫻井さんの出演された作品なんかを色々と調べてみました。

櫻井さんの代表作の一つ『怪盗セイント・テール』については
以前にこのブログでも取り上げましたが
茶目っ気たっぷりの小悪魔っぽい所と年頃の少女っぽさが
櫻井さんのキャラと非常にマッチしていて良かったと思います。

色々と調べ、櫻井さんが出演された別のある作品(※)を見た所
櫻井さんが大人の女性っぽい声で、戦う女性を演じる作品がありました。

そのアニメで櫻井さんのキャラを初見で見た時は
セイントテールのイメージに捕われてのもあったのでしょうが
「櫻井さん、こんな感じの声も出せるのか」
と大変意外に思いましたし
一方で、キャラ自体が中々凛々しく格好良いキャラでもありましたから
良いキャラでもあるな・・・とも思いました。

櫻井さんと言えば前回も触れましたが
オレンジロードのラジオドラマでまどかさんを演じられました。
前回の記事では、可愛い(セイントテールみたいな)感じの声で
櫻井さんはまどかさんを演じたのではないか?
と思っていましたが、先ほど触れたアニメでの櫻井さんを見ると
あの感じの声でまどかさんを演じれば、結構良いのではないか?
と改めて思いました。

アイドル声優のはしりとも言える櫻井さんですが
最近はアニメでも母親役なんかが多くなっておられるようですが
今後も活躍が期待されます。

最後に余談を一つ。
櫻井さんと言えば、アイドルから声優に転身する直前頃に
『はぐれ刑事純情派』にゲスト出演されていましたが
確か、茉利さんの出演されたのと同じ第5シリーズだったと記憶しております。

※(気恥ずかしいので作品名は伏せます)
知りたい方は”ドールリカ”で調べれば大体分かると思います。


鶴さんじゃないまどかさん

2020年08月22日 | 懐かしアニメ

鶴ひろみさんと言えば鮎川まどかと言える位のはまり役である
『オレンジロード』のまどかさんですが
実は鶴さんがテレビアニメでまどかさんを演じられる前に
島津冴子さんがジャンプのイベントで
『オレンジロード』のアニメを制作した際に
まどかさんを担当されていました。

最近、その実物をチラッと見る機会がありましたが
島津さんのまどかさんは、不良っぽくないですが
色っぽくて中々良かったと思います。

このアニメ版、ひかるちゃんが小粥よう子(現・日比野朱里さん)で
勇作くんが山田栄子さんと言う、キャプテン翼でかなり縁の深い二人が
妙な役所で共演してたり
まどかさんの相手役である春日くんに至っては、水島裕さんですので
もろにオタスケマンになっていたり、キャスティングも特徴的でした。

また、鶴さんがまどかさんを演じられてからしばらく経った1995年頃に
今度は櫻井智さんがまどかさんを担当された
ラジオドラマが制作された事もありました。
(こちらの春日くんは堀川りょうさんが担当されました)

櫻井さんと言うと、個人的にはセイントテールのイメージが強く
まどかさんをどのように演じられたか、ちょっと想像が付かないんですよね。

櫻井さんの声の感じから察するに
島津さんに近いまどかさんかと思いますが
どういう感じかは一度聞いてみたいかなとは思っております。


二人のモリアーティ教授

2020年08月15日 | 懐かしテレビ

往年のアクションドラマ『キイハンター』のある回を見ていましたら
大塚周夫さんが出ている回がありました。

大塚さんは大河ドラマや平成初頭辺りに全盛だった
所謂トレンディドラマに出演されたり
実写ドラマへの出演が多かったので
出演自体はそんなに驚く事でもないのですが
役所が南原宏治さん演じる悪党の仲間で
小悪党っぽい見た目(失礼)で小悪党を演じ
壮絶な最期(地雷で爆死)すると言う役所だったのが、結構意外でした。

断末魔の声なんかを聞くと、大体の方が
間違いなく大塚さんだと分かる感じでした。

ちなみに、大塚さんの悪仲間を演じた南原宏治さんと言えば
露口茂さんがホームズを担当された
『シャーロックホームズの冒険』でモリアーティ教授を演じられたので
このキイハンターで
後年モリアーティ教授を演じた方が、期せずして共演している
と言う面白い取り合わせが見られたのも注目点です。

最後になりますが、俳優の渡哲也さんが亡くなられました。

これまで数多くの作品でお世話になりました。
謹んでお悔やみ申し上げます。


七つの顔のサリー

2020年08月08日 | 声優列伝

東映魔女っ子作品の元祖と言えば『魔法使いサリー』ですが
そのサリーちゃんの声を担当されたのが今は亡き平井道子さんでした。

平井さんと言うと、名前を覚えた頃は
まだ色々なアニメを見ていなかった事もあってか
先入観で”平井さんはサリーちゃん以外少女役をあまりやっていない”
と思っていました。

平井さんはスターシアみたいな大人の落ち着いた女性から
ルパンの牧田リエ、ろぼっ子ビートンのネンネン
果ては『素浪人天下太平』(近衛十四郎さん主演)の
”太平旦那にしか見えない青い鳥”の声まで担当された他
茉利さんの『雪の女王』では迫力ある雪の女王を演じた一方
『太陽にほえろ!』でも犯人の悪女役で登場した事もあります。

色々見てきましたが
少女役は無いかな(ネンネンはある意味少女っぽいですけど)と思った所
『パンダの大冒険』での
ロンロン(声は太田淑子さん)の相手役フィフィはヒロインですので
一応少女扱い…で良いかと思います。

最近『てんとう虫の歌』で
平井さんが女座長を演じていた回を拝見したのですが
座長のキャラクターも良かったですし
平井さんの風格があって格好良い座長ぶりに好印象を持ったので
今回は平井さんについて取り上げてみました。

最後になりますが、平井さんのご主人があの中江真司さんだった事は
ネットで調べるまでは全く存じませんでした。


打首獄門、申し渡せず!?

2020年08月01日 | 時代劇

最近、江戸時代の奉行所の仕組み等を解説した書籍で読んだ所
ドラマと記録に残っている実際の奉行所の色々な違いを
興味深く知る事が出来ました。

中で特に目を引いたのが
時代劇『遠山の金さん』でおなじみの
罪人に対して「市中引き回しの上、打首獄門!」
と町奉行が裁きを申し渡すシーンについて

これがドラマ特有のシーンだと言うのは知っていましたが
実際に死罪等の重罪になるような罪人の場合
町奉行所が単独で決める事は出来ず
老中や他の幕府重職と決定をするのだそうです。
で、死罪と決まったら即時に刑を執行するのだとか
(引き回しの場合や火あぶりの場合がどうなのかはちょっと分かりません)

また重罪人の場合、吟味担当の町奉行所の同心だけでなく
幕府の役人もその吟味に参加する事もあったようです。