つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

ヤッターマン感想(第101話)

2012年04月21日 | ヤッターマンエピソードガイド
さて、ヤッターマンエピソード紹介も残すは3回分となりました。
今回はラスト間際の傑作2本と
最終回の感想を詳細にまとめてみました。
 
まずは、岡本茉利さんがインタビューで思い出を語られる事も多い
101話「アレスサンダー大王だコロン」

(あらすじ)ナゴームと言う桃源郷に
ドクロストーンがあると言う情報を得たドロンボー。
アレスサンダー大王を唆し、ナゴームに向かうが…
 
(解説)メカ戦は何と
「もし、50年後も『ヤッターマン』が続いていたらこうなる」
と言う仮定の下で、
ドクベエ様50年後も歳を取らないと言うオモッチャマを除き
50年後のヨボヨボになったヤッターマンとドロンボー一味が登場します。

ドロンボーの老けこみ具合は
70代を過ぎているからまだ良いとして、
仙人みたいな外見のガンちゃん
そして幸せのあまりか、丸っこくなってしまったアイちゃん
二人の老けこみ方には驚かされました。
 
50年後の戦いはと言うと
「ブタも年取りゃモーと鳴く」、「説明は50年後の富山敬でした」
と言った年代を感じさせる名セリフが飛び出したり
相変わらず
ドロンジョ様は
ガンちゃんにモーションをかけたりしております
ケンダマジックやシビレステッキも武器としては役に立たず
ボヤやんやトンちゃんの電気治療道具になってしまっています。

メカも50年も同じメカを使い回しているからか、
ガタガタになっていてゾロメカ戦も出来ない有様
結局はガンちゃんとアイちゃんが子宝に恵まれまくったのが、
50年後の勝因になった訳ですが

しかし、ガンちゃんに
「あの婆さん(50年経つとアイちゃんをこんな風に呼ぶようになるのか)は
人間が出来てる」と言われているし
「お互い仲良くしましょうよ」と言っていたアイちゃんが、
「どうやら私たちの方が勝つ見込みよ」
とドロンジョ様に自分らの子供と孫を見せつけると言うのは、
人間が出来てると本当に言えるのか、疑問は残りますが…

また戦いの後、戦いの虚しさを知ったドロンジョ様が
戦いを放棄し撤退した事で、今回のメカは爆発を免れています。
ところが、ドクベエ様に
「戦わずに戻るとは何事」
と言う指摘を受け、お仕置きはいつも通り受けるのでした。
 
余談ですが、岡本さんが『ヤッターマン』関連のインタビューを受けると、
よくこの50年後のアイちゃんを演じた際、
お婆さんの声を演じる事に付いて、
非常に苦労されたと言うお話をされる事が多い事から
岡本さんご自身、おそらく『ヤッターマン』の中でも
一番印象に残っている話はこの回だと思われます。
 
さらに今回はガンちゃんに引き寄せられた際に、
勢いでドロンジョ様がガンちゃんにキスまでしてしまいます。
キスまでしたドロンジョ様
「自分を失っているのはお前だろ~?」
とボヤやんに突っ込まれながらも
「鼻ぺっちゃのイモ娘、ヤッター2号」などとアイちゃんをネタに
思いのたけを披露しつつ、ガンちゃんにモーションをかけます。

しかし「どうしても告白したいなら言って頂戴!
私聞こえない振りする」とドロンジョ様に促されたガンちゃんが
「ヤッターマン只今参上!」と言うと、後ろからアイちゃんも登場し
「この世に悪がある限り、二人の愛が勇気となって」
「地球の果てまで突き進むわ!」
と息の合った所を見せつけた上、
名前を呼び合った挙句「好き~」と抱き合う姿まで見せ付けるのでした。
ここまでアイちゃんって大人気無かったのか?と言う気もしますが、
「地球の果てまで突き進むわ!」
心なしか気合が籠っていたのは良かったと思います。

そして、結果的にガンちゃん達にまたもからかわれたドロンジョ様に対し、
ボヤやんが「泣くが良い、思いっ切り泣くが良い。
僕の胸はおめーの為にあるんだぜ!」と励ますのですが
この時のボヤやんの顔、あまりにアレな顔
で見ていて大笑いしてしまいました。詳しくはご覧下さい。
 
インチキ商売はドロンボー薬品開発の不老長寿の薬の販売。
もちろんインチキ薬なのですが、薬で若返ったと信じる老人の客の一人に
「僕、20歳位に見えるでしょ?」と聞かれたアイちゃん
見た目がそう見えるからって
「いいえ、50歳位に見えるわ」って言うのは
身も蓋も無い言い方は良くないような気も…

最も、お世辞で若く見えると言うのもそれはそれで良くないですから、
どう言えば良いのか困る場面だとは思います。
しかもこの老人、薬の副作用でしまいには
「80歳位に見える」外見になってしまうのでした。
 
ゲストはアレスサンダー大王が今西正男さん

七色サンゴメカ・サンゴレインボーをドロンジョ様に絶賛されたボヤやん
「素敵なメカを作っているのは誰だろうか…」
と久々に劇画風の顔に変身します。
こう言うギャグキャラの劇画シーンは
いつ見てもギャップが面白いので大好きです。

あと、ボヤやんが「ブタもおだてりゃ木に登る~」と言うと
本物の豚が木に登ろうとする
と言うお約束を逆手に取ったギャグも面白かったです。

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