つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

現存する茉利さんの映像

2018年05月26日 | 岡本茉利
先日、掲示板でNHKのアーカイブスから
茉利さんが出演された作品の放送日を調べたと言う話をしましたが
NHKでは現存する過去の映像をアーカイブと言う形でも公開しています。

実際にアーカイブで公開中の映像はその中の一部なのですが
現存している映像のリストはサイトからも見る事は出来ます。

リストを見てみますと
映像の保存状況については、1980年以前の映像だと
ビデオが高価だったり
単純にマスターテープが劣化している等の理由からか
現存率が著しく低いようです。
また1980年以降の映像であっても
番組によっては著しく保存状況が良くない物もあるようです。

茉利さん関連も1980年代以前の作品の保存状況は案の定悪く
少年ドラマシリーズもそうですが
あの連続テレビ小説で人気作だった『鳩子の海』ですら
ほとんど見る事が出来ない惨状でした。

これが1980年代以降になると、多少改善しているのか?
茉利さんがレポーターを務められた
『フレッシュロータリー』(1981年放送)なんかは
割と保存状況が良いようです。
最も、1980年代放送作品でも
『太陽のエステバン』みたいに
理不尽な理由で茉利さん出演版が見られないケースもありますが。

あと、茉利さんはNHKラジオのラジオドラマにも何本か出演されていますが、
これは多分保存はされていないと思われます。

縁も所縁も無いのに

2018年05月19日 | 時代劇
時代劇、アニメ、昔の刑事ドラマなんかを色々見ていますと
番組で使われている曲が、他の番組で流用されている事は
以前にもここで取り上げた事があります。

高橋英樹版『遠山の金さん』もそうした曲の流用が結構あって
ある回で聞き覚えのある曲が流れているな…と思ってよく聞いていたら
片平なぎささんの『雪姫隠密道中記』の
あおい輝彦さんが歌っていた
主題歌「いつも君のそばに」のインスト版が流れていて
いくら音楽担当が平尾(昌晃)先生でも、ここでその曲が流れるか…
と驚かされました。

一方で『金さん』では『桃太郎侍』の曲も何度か使われた事がありましたが
『桃太郎~』と『金さん』は
音楽担当が別の方(木下忠司先生と平尾昌晃先生)ではあっても
主人公が同じ人ですので、意外と驚きはありませんでした。

話は変わりますが、この所星由里子さん、西城秀樹さんと
亡くなるには早い方々の訃報が続いております。

亡くなられた方々にお悔やみ申し上げますと共に
皆様も、お体には気をつけて下さい。

綾姫隠密道中記?

2018年05月12日 | 時代劇
少し前まで水戸黄門第15部をBSでやっていました。
この部は、一行に最初から最後まで同行する
片平なぎささん演じる福岡黒田家の綾姫様が
非常に魅力的に描かれていて
西村黄門の中でも特に好きな部だったのですが
地元では長い事再放送が無かったので
かれこれ20年位ぶりに見る事が出来ました。

綾姫様のどこが良かったかと言いますと、
旅姿が男装の若衆姿ってのがまず良かったですし
性格的にも、男勝りでありながら
真面目で女らしい所も結構見られる所と
時折見せる茶目っ気たっぷりの表情や仕草がまた良かったです。

特に良かったのが
綾様そっくりの明の国(今の中国)の姫君が登場した回で
もちろん片平さんが二役を演じましたが
どちらのキャラもチャイナドレス姿を披露しますし
片平さんの茶目っ気たっぷりの表情や、勇ましいアクションも見られる
魅力に溢れた回でした。

また、その話でチャイナドレス姿の綾様を手籠めにしようとしたのが
何とあの松木部長刑事こと早川雄三さんで
コミカルな松長さんらしく、非常に嫌らしくも大胆に片平さんに迫る辺りは
堂に入った悪人ぶりで見ていて笑ってしまいました。

腕には覚えのある綾様相手には分が悪いのか
あっと言う間に返り討ちに遭う辺りも
また早川さんらしいと言えばらしい所でしたが…

木下忠司氏死去

2018年05月07日 | 訃報関連
作曲家の木下忠司氏が亡くなられました。
年齢を考えれば、本当に大往生なんですが
亡くなられてしまうと、やはり淋しいですね。

木下先生の事は以前もここで記事にしましたが
特に私の好きな『桃太郎侍』『水戸黄門』で
数多くの劇中音楽を担当された方ですので
やはり思い入れがある劇中音楽家の一人です。

桃太郎侍の殺陣を彩った重みのある曲
(実際は『長谷川伸シリーズ』の流用曲なんですけど)
数々の『水戸黄門』の劇中音楽が今でも思い出されます。
未だにCD化していないのは残念ですが…

謹んでお悔やみ申し上げます。

怖いアニメの王道

2018年05月04日 | 懐かしアニメ
ここでも何度か書いたように、私は怖いアニメを好き好んで見る性分を
持ち合わせているつもりはないのですが
怖い物見たさなんでしょうか
そう言う作品をついつい見たがってしまう癖があるようです。

野沢雅子さんの『ゲゲゲの鬼太郎』第2部(カラー版)は
怖いアニメ作品の話題で頻繁に取り上げられる事も多く
怖いと評判の多い回が結構ありまして
そうした評判の回を見てみました。
以下は簡単な感想です。

「アンコールワットの亡霊」
話としては、後述の話よりは怖いって感じはしませんでしたが
タイトル自体が怖いって言う意見を目にした時は
確かにタイトルに怖さを増幅させる効果があったのか…とも思えます。
劇中の描写で言うなら
亡霊が行列で行進する所は中々怖いんじゃないでしょうか?

猫娘までが亡霊にやられて行列の中に入れられてしまう所も怖いかもしれません。

「イースター島奇談」
原作に無い水木先生の短編を基にした作品だそうです。
欲望に狂い人を殺した男の所業をねずみ男に知らされた鬼太郎は
ねずみ男と組んで、イースター島で男を罠にはめますが…

ラストは、男が呼び出した地獄の使者アクアクによって
死んだと思われた男が警察の牢内に再び登場…したかと思ったら
突如として白骨化するラストは
そう来る流れとは分かっていても、かなり驚かされました。

細かい所ですと、鬼太郎がねずみ男を終始普通の仲間みたいに扱っていたり
猫娘とねずみ男がいがみ合っていなかったり
珍しいシーンが結構あったように感じました。

「足跡の怪」
これも水木先生の短編を基にした作品だそうで
石を削った事から祟りに遭う二人の男の破滅を描いたお話です。
目や鼻が次々に削れていって、最後は体ごと無くなってしまう描写が
非常に怖いですね。

欠ける時に「ボコッ」って音がする所や体の部分が欠けた男の足跡が
赤くなっている所や、途中で服だけ残された後も
赤い足跡が続いている所等、随所に怖い描写が出てきます。

最初に次々に体の一部が欠けて行く男をたてかべ和也さんが演じていますが
鼻が欠けた辺りから、鼻が欠けた感じの喋り方になっているのが
真に迫っていて印象的でした。

ただ、あの演技はリアル過ぎて怖いって思われるのでは…
と感じる所でもありました。

「隠れ里の死神」
鬼太郎が数百年前から子供をさらっていた死神を倒し
さらわれていた子供達を死神から解放するが…

数百年経っていたから、子供がみんな死んでしまうオチは
ありきたりと言えばありきたりですが
あっと言う間に子供が白骨化し
挙句に骨が跡形も無く風に消えてしまうのは
怖いと言うよりは、非常に悲しいですし
鬼太郎が「助けなければ良かったんだ~!」
と自分を責めるのが、また追い打ちをかけるように
悲しさを増させるんですよね。