つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

名前と正体のギャップ

2020年06月27日 | 懐かしアニメ

少し前にアニメ映画
「ドラえもん のび太の日本誕生」を拝見しました。

大山さん時代のドラえもん映画は何作か拝見しており
この映画は未見ですが
ギガゾンビ(声は永井一郎さん)と言う
ラスボスの特徴的な名前を記憶していて
見てみたいと思っていた作品でしたので
楽しく拝見いたしました。

ラストは、ドラえもんの道具すら凌駕するギガゾンビによって
ドラえもん達も打つ手なしとなった所に
運の良い事に、タイムパトロールに助けられ
(半分、ご都合主義とも言いますが)
ギガゾンビは捕らえられるのでした。

不気味な仮面を付けた預言者と思われたギガゾンビと言うだけあって
おどろおどろしい正体を現すのかと思っていたものの
その正体が、中年の普通の男ってのは
壮大な悪事とのギャップにちょっと驚かされた点ではありましたが
キャラとしては、永井さんが高笑いを含めて
ギガゾンビを生き生きと演じられたのが、非常に印象に残りました。

あと、ギガゾンビの手先となって動く悪い土偶の声が
美女役で名を売っている高島雅羅さんってのも
エンディングで名前を見て、驚かされた点でした。


決着は付いたのか?

2020年06月20日 | 懐かしテレビ

千葉真一さん主演の映画「激突!殺人拳」を拝見しました。

内容については、当時一世を風靡していたブルース・リーに触発され
カンフー映画を空手に置き換えた映画だろうと想像しましたが
空手の使い手でも名を馳せた石橋雅史さんをはじめ
幾人の格闘家との格闘描写の凄絶さは、大体想像通りでした。

ただ、見ていてアレ?と思ったのが
ラストの石橋さんと千葉さんの対決で
死闘の果て、千葉さんが勝ったと思ったら
まだ、ラスボスの山本麟一さんが残っているのに
そのまま映画が終わってしまったのでした。

しかも、敵(?)の山本さんが
千葉さんを抱きかかえながら終わるってのは
一体何だったのか・・・

ラスト、投げっ放しの映画と言えば
前に見た鶴田浩二さんの映画「三池監獄 兇悪犯」のラストも
趣旨は結構違いますが投げっ放しだったな、と思い出しました。

あと「激突!殺人拳」でもう一つ、アレ?と思ったのが
川合伸旺さんが和服姿で登場したのですが
全く、悪事を働かず終わった点です。

遠藤太津朗さんや汐路章さんと言った
おなじみの悪役が普通に悪者やってるのに
曰くありげに登場した川合さんが
悪者じゃなかったのには、拍子抜けしました。


美女二人、キャラの相違点

2020年06月13日 | 岡本茉利

前回『スタージンガー』のオーロラ姫と
『ヤマト2』のテレサには共通する要素があると言う記事をまとめましたが
今回は、逆にオーロラ姫とテレサの相違点について取り上げてみます。

オーロラ姫は強い信念を持っていて、心優しいものの
意外と茶目っ気があって、視聴者サービスすらする位です。
これに対して、テレサは強い信念を持っていて心優しいのは共通していますが
堅い所があるように感じます。

茶目っ気の有無は、二人の明確な相違点だと思いますが
キャラクターの立ち位置の違い
姫は常に劇中に出ますが、テレサはそうでもない点
杉山さんと茉利さんの演者としての個性の違いなんかも含め
違いとして考えられる点だと思います。

あと、姫はお供に恋愛感情を露骨に見せないのに対し
(三人も気のあるお供がいるだけに
個別に恋愛感情なんて見せたら非常に不味いと思いますが)
テレサは島さんに明確に恋愛感情を見せるのも相違点でしょうかね?


信念の美女二人

2020年06月06日 | 岡本茉利

以前話題に出した『SF西遊記 スタージンガー』は
杉山佳寿子さん演じるヒロインのオーロラ姫が
お供を連れて大王星を目指すと言う内容ですが
姫は”必要の無い殺生を嫌う”と言う信念を持っていて
この信念が話を進める上でクローズアップされる事も何度かありました。

スタージンガーの放送開始から半年後
同じ松本零士関連作品である
『宇宙戦艦ヤマト2』の放送が開始されましたが
こちらで岡本茉利さんが演じたテレサも
自分の強大な力でテレザートを滅ぼした事から
”力に力で対抗する事を拒否する”と言う信念を持っていて
この信念が話の核の一つとなっていました。
(ただ、危機が迫ると
その信念を曲げてまで彗星帝国に真っ向から立ち向かいましたが)

本人の戦闘力はあまり無いオーロラ姫と
本当の力を見せると凄まじいが
自分の力の凄さをあえて封印しているテレサ
と言う違いこそありますが
己の強い信念に基づいて生きる美女と言う
二つのキャラクターに共通する要素がある
と言えるのではないかと思います。