つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

ミレンジョ姫の代役はコマロ

2023年04月29日 | 声優列伝

丸山裕子さんと言うと少年役なら
ポールのミラクル大作戦のキノッピーみたいなタイプ
女性役ならいなかっぺ大将の豚丸木さんやドカベンの夏子はんみたいなタイプのイメージが強いです。
また、茉利さんとの共演もタツノコ作品出演が多い事もあって
いなかっぺ大将、てんとう虫の歌をはじめ結構ありました。

そんな丸山さんが、小原乃梨子さんに代わり
ドラえもんがまだ10分枠で帯番組だった頃
のび太くんの代打を務めた事がありました。
確か「どくさいスイッチ」「かげ狩り」は丸山さんでしたね。

丸山さんが演じられたのび太くんは
ゴンっぽいと言うか樫の木モックみたいな感じでしょうかね?
当時はまだやってませんが
ミレンジョ姫の小原さんからコマロの丸山さんに声優が変わると言うのも
結構変わった代打起用だったように今となっては思いますが
そんなに違和感は無かったように感じました。


竹姫、まさかの結末

2023年04月22日 | 時代劇

時代劇『暴れん坊将軍』には
将軍吉宗こと上様に思いを寄せる人物が何人も登場しました。

その中の一人、竹姫(中島ゆたかさんが演じられました)は
実在の人物でもありますし、上様のいとこと言う事もあり
陰ながら思いを寄せていたものの
叶う事無く、ラストは薩摩に輿入れする事になりました。

確かこれが史実に沿った話なのですが
その話が作られてから10年近く経った頃
2時間のテレビスペシャルが作られた際、再び暴れん坊将軍に
竹姫(今回は伊藤かずえさんが演じられました)が登場します。

ところがこの時のラストは
竹姫の元に反竹姫の悪い大奥女(池波志乃さんと中島ゆたかさん)が現れ
竹姫を殺そうと刃物沙汰に及び始めます。
まず、池波さんが竹姫の側近の南田洋子さんに殺され
次に南田さんが中島さんに殺されますが
すると、事もあろうに伊藤さんが中島さんを刺して殺す
・・・とこれで終わったと思いきや
最後死んだと思われた池波さんに伊藤さんが刺されて
こちらも絶命すると言う凄まじい結末を迎えます。

時代劇で実在人物が死なない時期に劇中で死ぬってのは
柳生一族の陰謀等々実例がいくらでもあるので
そこは良いとして(本当は良くないんですよ)
女性同士が数珠つなぎの如く殺し合いをする
と言う突飛な展開は長年色々な時代劇を見てきた中でも
かなりインパクトがあるシーンでした。

おまけに、殺し合いの中に
最初の竹姫を演じられた中島さんがいますし・・・
本当これで良いのか?と困惑しながら見ておりました。


残酷時代劇

2023年04月15日 | 時代劇

千恵蔵、右太衛門両御大や錦之助、橋蔵と言った若手スター等を擁し
明朗、勧善懲悪で一時代を築いた東映時代劇映画でしたが
客足の減少等、様々な事情から
末期は集団時代劇(十三人の刺客等)を作った他
同じ頃に、残酷時代劇と大別される作品を作った事もありました。

有名なのが中村錦之助(萬屋錦之介)さんの「武士道残酷物語」ですが
大川橋蔵さんも同傾向の作品「幕末残酷物語」に出演されておりました。

映画は新撰組がテーマで
橋蔵さん演じるある目的で新撰組に入り込んだ男が
結局血みどろのラストを迎え、最後はもちろん・・・と言う作品でした。

橋蔵さんの役所は剣の腕も冴えず
最初はおっかなびっくり新撰組にいたのが
段々場慣れして、首はねも躊躇なく行うようになる
若様や葵新吾のイメージとは全く異なる役所でして

以前に似た記事(橋蔵さんの「この首一万石」の記事)を書いた際も
橋蔵さんと言うと時代劇で、明朗な役のイメージが強いだけに
そう言うのやるのか、とかなり驚いたと言う話をした事がありますが
これが錦之助さんならそう言う作品に挑戦するってのは
ご本人の後々の出演作品の傾向等から分かるんですけどね。

ただ、橋蔵さんのこう言う路線の作品を
その後見なかった所を見ると
やはりファンとしては、受け入れ難かったのかもしれません。


声への固定概念

2023年04月08日 | 岡本茉利

茉利さんが出演されていたラジオドラマについて
サイトの掲示板で取り上げましたが
大人びた感じの人物を茉利さんが担当されている部分については
ちょっと、いつもの茉利さんの声の印象と違っていて、結構驚かされました。

茉利さんが出演されていると聞いていなかったら
もしかすると判別できなかったかもしれません。

茉利さんの声と言うと
前から何度も言ってるかもしれませんが個人的には
ヤッターマンのアイちゃんみたいな声
と言う固定概念があるからだと思います。


同じ人物でも演技が異なる

2023年04月01日 | 懐かしアニメ

アンデルセンの『雪の女王』と言えば
茉利さんがゲルダ、太田淑子さんがカイを担当されたバージョンについて
以前にも取り上げた事がありました。

アンデルセンと言えば今から半世紀前
増山江威子さんと山田康雄さんが狂言回しを担当された
『アンデルセン物語』と言うアニメがありまして
調べてみるとやはり「雪の女王」もアニメ化されておりました。

ウィキペディアによると
キャスト欄に平井道子さんのお名前があり
茉利さん版で雪の女王を担当された平井さんが
ゲルダ、はたまたカイを担当されたのか?
と思ってさらに調べると、某動画サイトで
『アンデルセン物語』の雪の女王の回を確認する事が出来ました。

映像を見ますとゲルダは野村道子さん
カイは野沢雅子さんが担当されている事が分かりまして
先に名前を出した平井道子さんは
案の定と言うべきか、雪の女王を担当されていました。

平井さんの雪の女王ですが、キャラの見た目は茉利さん版より漫画っぽい感じでしたが
演技が茉利さん版より、ちょっと可愛らしい感じかな?と思いました。

作画等が変わっていると演技も変わってくると言う事になるのでしょうかね。