つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

主任はエリート音さん?

2015年12月26日 | 懐かしテレビ
『特別機動捜査隊』で
里見浩太朗さん演じる高倉主任が出演している回を見る事が出来ました。
『水戸黄門』の助さんを演じ始める頃の
まだ若さの残る里見さんが、
スーツ姿で刑事を演じるというだけも興味深かったのですが
刑事として、どのように捜査に当たるかとか、
どう言うキャラクターなのかもチェックしながら拝見しました。
 
人物としては、警察大学卒業→西ドイツ帰りと言うエリート主任と言う設定で
登場編では、エリートと言う事からか部下の反発を受けていましたが
別にエリート風を吹かせる訳でもなく(当たり前?)
若々しさに溢れた颯爽とした主任ぶりを見せていました。
 
また、高倉主任は宗方勝巳さん演じる畑野刑事と同級生と言う事で
普段は上司と部下の関係ながら、
二人きりだと畑野刑事が言葉を改めるやり取りも印象的でした。
あと、捜査方針を上司に力説する辺りのシーンや
潜入捜査するシーンなんかは
『大江戸捜査網』の最初の頃の音さん(音次郎)っぽくも見えました。
 
前回取り上げた悪役で鳴らした凄み、迫力を感じさせる
三船主任も好きなのですが
三船主任とタイプの異なる
(時代劇で、高倉主任が三船主任を成敗したのを見た事もあります)
エリートながらもスマートで誠実さを感じさせ、
非常に格好良い高倉主任も良かったです。
 
ちなみに高倉主任をされていた時の里見さんの逸話として
拳銃を抜くシーンでは、時代劇で刀を抜く癖が出てしまい
苦労されたと言うエピソードもあったそうです。
 
なお”三船敏郎さん”が苗字の由来
と言われる三船主任に比する主任と言う事で
高倉主任の苗字は”高倉健さん”が由来であるとも言われています。

紳士と強面

2015年12月19日 | 懐かしテレビ
刑事ドラマ『特別機動捜査隊』は
長い事、立石主任(波島進さん)が番組の象徴とも言える存在でした。
そんな立石主任でしたが、放送10年目・500回を期に、
番組のリニューアルが図られた事から降板する事になり、
変わって番組のメインとなったのが、三船主任(青木義朗さん)でした。
 
立石主任と三船主任の一番の違いは主任のキャラクターです。
以前も書いたかと思いますが、立石主任は割りと温厚で優等生タイプの刑事で
事件関係者への対応は(容疑者に対しても)割とソフトな感じだと思います。
そんな温厚な立石主任でも、
ごく稀に非道な犯人に対し「それでも人間か!」と言い捨てる事もあり
これがまた、ギャップからかインパクトがあって印象に残ります。
 
一方の三船主任は、許せない犯人、事件を生んだ社会等への怒りを隠さず、
犯人にぶつける事が多いです。
三船主任を演じる演じる青木義朗さんは
切れ者っぽい見た目に違わず
時代劇やヤクザ映画等での悪役が多い方ですが
「てめえみてえな意気地なしは女は殺せても男は殺せねえ」と言う感じの
インパクトのある決め台詞を犯人に言い放ったり
体を張った見せ場も結構多く
悪役で鳴らした青木さんだからこそ、迫力もあって
格好良い見せ場が、より一層映えるのかな?とも感じております。

謎を呼ぶ長期欠場

2015年12月12日 | 時代劇
BSジャパンの『大江戸捜査網』は、音次郎(里見浩太朗さん)編から始まり
清次郎(松方弘樹さん)編がついに完結をしました。
(現在はあの『新大江戸捜査網』を放送中です)
 
ちなみに『大江戸~』の中では私は特に
土田早苗さんの稲妻お竜、
夏樹陽子さんの風車のお菊が好きだと言うのは以前も触れましたが
お二人について少し気になった事があります。
と言うのは、土田さん、夏樹さん共に数回に渡って欠場する事があった点です。
 
仕事の都合で、1・2回休む事は他の隠密メンバーでもあったのですが
夏樹さんは最終回直前の数回、急に出演が無くなると言う事があり
普通、最終回直前に欠場すると言う例はあまり無い
(全く無い訳ではありませんが…)だけに
突然欠場が増えた事を、何とも不思議に思っていました。
 
色々と調べてみると、どうも欠場理由は
夏樹さんのスキャンダルにあったようです。
(ただ、このスキャンダル自体は
夏樹さんご本人のせいとはあまり言いにくい話のようですが…)
 
一方の土田さんも、一度2ヶ月位欠場された事がありまして、
その時は、代打の隠密同心が登場する事になってしまいます。
土田さんの欠場理由は、ある本で確認した所
急性盲腸炎(確か)が原因だったそうです。
 
ちなみに、シリーズ通して登場した
瑳川哲朗さん演じる井坂の旦那も結構欠場した回がありますが
流石に主人公の里見さん、松方さんが欠場するなんて事はありませんでした。

仁兵衛、死す

2015年12月05日 | 訃報関連
俳優の深江章喜さんが亡くなられたそうです。
 
深江さんと言えば、日活映画の時代から
凄みのある顔と雰囲気もあって悪役でならした方で、
テレビでも時代劇、刑事ドラマ等で活躍されました。
 
一方で凄みのある悪役の雰囲気を逆手に取って
『桃太郎侍』の玉川一座の親方仁兵衛を長年演じた事でも知られます。
 
野川由美子さんのつばめ太夫と時には喧嘩しつつも
お互い大事にし合っていて、優しさも見せる親方は
つばめ太夫のファンの私も非常に印象に残っております。
 
謹んでお悔やみ申し上げます。
 
なお深江さんの訃報に関しては
少し前にそうした記述がネット上であり
正式に亡くなられたと確認されましたので
改めて記事をアップしました。

意外と大人の女性が似合う

2015年12月05日 | 声優列伝
松島みのりさんと言うと
昔からやんちゃな男の子、女の子ってイメージが個人的には強く
最近見た『てんとう虫の歌』のひよちゃんのイメージが、
特に強烈に焼き付いています。

ただ、それだけでなく
(以前、『テレビ特捜部』でよくやっていらした印象が強い)大人の女性や
『マジンガーZ』のさやかさんみたいな少女役も
結構ハマっていると思います。
 
松島さんが演じた中で、今一番有名な役所と言うと
『キャンディキャンディ』が陽の目を見られない状態なので
『キン肉マン』のミート君って事になるんでしょうかね?
 
あと、松島さんと言うと『マジンガーZ』さやかさんもそうですが
おませな感じの少女で松島さんらしさが発揮されていた
『黄金バット』のマリーちゃんや
関西弁が印象的な『アタックNo.1』の八木沢三姉妹の次女役のように
理由は分かりませんが、
持ち役が他の方に変わってしまうケースが多い方でもありました。
(『リトル・ルルとちっちゃな仲間たち』のリトル・ルルは
反対に増山さんから松島さんに変わった事もありますけどね)
 
松島さんと茉利さんの共演と言えば
ひよちゃん(と月美さん)のインパクトの為
『てんとう虫の歌』が一番印象的ですが
レギュラーでは『スパンク』でも森村愛ちゃんとせりのちゃん
やり取りが割とあった印象がありますし
『ルンルン』に松島さんがゲストで出た回も
松島さんが大人の女性を演じていて、茉利さんと松島さんの関係が
『てんとう虫~』と違っているのがインパクトがありましたね。