茉利さんがキム・ダービーを担当された洋画「傷だらけの挽歌」について
掲示板でも取り上げましたが
この映画、女ギャングのボスを麻生美代子さんが担当されていました。
役所について、情報収集した限りでは
ラピュタのドーラに似た感じなのかな?と思う所もありますが
終盤、嬉々として銃を乱射する場面があったり
キム・ダービーをボコるシーンなんかもあったりするようで
麻生さんの通常のイメージから考えると
中々強烈な役所なのではないかと思われます。
茉利さんがキム・ダービーを担当された洋画「傷だらけの挽歌」について
掲示板でも取り上げましたが
この映画、女ギャングのボスを麻生美代子さんが担当されていました。
役所について、情報収集した限りでは
ラピュタのドーラに似た感じなのかな?と思う所もありますが
終盤、嬉々として銃を乱射する場面があったり
キム・ダービーをボコるシーンなんかもあったりするようで
麻生さんの通常のイメージから考えると
中々強烈な役所なのではないかと思われます。
先日テレビで映画『メカゴジラの逆襲』を拝見しました。
迫力ある怪獣描写も印象的でしたが
有能ゆえに学会を追われ
屈折した感情を宇宙人に利用された真船博士(平田昭彦さん)
博士の娘の藍とも子さんと佐々木勝彦さんの悲恋等
怪獣映画ながらも、人間ドラマに重きを置いた作風で
中々見応えがありました。
ゴジラが夕陽の海に去って行くラストは
これで(当時)ゴジラ映画が打ち止めになると言う事を考えると
寂しくも味のある幕引き描写だったのではないかと思います。
あと、この映画で一番意外だったのが
悪役でおなじみの内田勝正さんがメイン級の役で
しかも良い役である上に
終盤もかなり美味しい所を持ってゆきました。
裏切るのでは?と思いながら見ていただけに
ラストまで終始良い人の内田さんと言うのはかなりレアですし
これは内田さんのファンなら
見て損はない作品だと思います。
前回、モックの丸山裕子さんと後にピコリーノを担当された野沢雅子さんとの
妙な因縁をテーマにしましたが
丸山さんと野沢さんって、モックを持ち出すまでもなく
モック放送当時、『いなかっぺ大将』で共演しているのを思い出しました。
いなかっぺ大将での野沢さんと丸山さんと言えば
野沢さん演じる大ちゃんを丸山さん演じるトンマルキさんが
凄まじいバイタリティでモノにしようとすると言う関係でした。
ところが、モックでは逆に
野沢さんが丸山さん演じるモックをいじめる役と言う感じで
関係性が見事に逆転しているのです。
同じ製作会社の同時期の作品で
同じ共演者が作品によって
ガラっと異なる役回りを演じていたと言うのも
前回取り上げた点と同じように
奇妙な巡り合わせだったと言えるように思います。
タツノコの『樫の木モック』
日本アニメーションの『ピコリーノの冒険』
どちらも『ピノキオ』をモチーフにしたアニメである事は
ご存知の方も多いと思いますが
ハッチ、デメタン等でも顕著な
1970年代タツノコ作品らしいシビアでキツい作りのモックと
割とスタンダードなピノキオっぽい作りだったピコリーノと言う感じで
作風にも大きな違いがあるのも特徴でした。
そんなモックとピコリーノをキャスト面で比べてゆくと
主人公はモックが丸山裕子さん、ピコリーノが野沢雅子さんでしたが
まず、両作に肝付兼太さんがレギュラー出演しているのが目を引きます。
モックでの肝付さんはモックの助言役で長い事モックに同行するコオロギ
ピコリーノだとゼペット爺さんの所にいる
どちらも良い役のようですが、中々面白い現象かな?と思います。
ところが、それに増して興味深いのが
モックで主に前半に出ていたキャラで
モックを何かにつけていびる少年(実質レギュラー?)の役を
野沢さんが担当されていた点です。
モックでそんな役を担当されていた野沢さんが
ピコリーノに選ばれたのは
中々奇妙な巡り合わせだったように思います。