つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

原作のプライムローズ

2008年02月23日 | 岡本茉利

『プライムローズ』の原作マンガを読んでみました。
前に読んだ時はちょっと流し読みした程度でしたので、
改めて見ると色々な発見があるものだな、と痛感しました。
アニメ版の良い点、原作の良い点も色々とありますので、
どちらが良いかと言うのを断言するのは難しいですね。

ただ“ピラールと胆原凱が特攻して一万年後の世界が滅ぶ”
と言う、ラストの展開については、
私は、やはりエミヤの活躍が多かったアニメ版の方が良いと思います。
ただ、その後、現代に一人戻った凱の弟文烈(ぶんれつ)が
転生した(と思われる)エミヤと再会する、と言うラストに関しましては
アニメ版とはまた違った感慨を持てる良いラストだったと感じました。

原作版のエミヤですが、確かにアニメ版で茉利さんが演じたのと
根幹は同じ役ですから、演じても合う役のように思えますね。
ただ、個人的に思ったのは
原作のエミヤは、言葉が汚いとまでは言いませんが
過激な言葉遣いをするシーンが結構ありましたよね?

ああした言葉遣いのキャラは、元々茉利さんが演じる機会が少ないので
(『スパンク』の愛ちゃんみたいに
言いたい事を言っちゃうキャラもいる事はいますが
茉利さんの演じるキャラの言葉遣い自体は、
全体的に優しいキャラが多いように思います)
正直言って茉利さんの声で演じたらどうなるか?
と言うのは、中々想像し辛かったです。


石坂黄門

2008年02月16日 | 時代劇

我が地元では、何と現在石坂浩二さんの『水戸黄門』を再放送しております。
実は私、本放送当時も、
この石坂黄門の出演キャラの性格付け等に関する話を聞いた時点で、
「こんなの『水戸黄門』じゃない!」と異様な拒否反応を示し、
石坂黄門は殆ど視聴しておりませんでした。

たまたま再放送中なので
(と言っても、1・2年前にも再放送されていたと記憶しております)
どう言う内容なのか?が少々気になったので、少し見てみたんですが・・・
見てみても、やはり「私は、やはりこの石坂黄門受け入れられないな」
と思いました。

“黄門様が偉そう過ぎてただの旅の隠居に見えない”とか
私が受け入れられない点は、挙げると色々とキリが無いんですが、
個人的に最大の難点だと思ったのが
“助さん・格さんに上下関係がある点”とか“格さんが未熟キャラだ”
と言う点なんです。
別に、未熟キャラが悪いって訳じゃないですが、
個人的には、“助さん・格さんはヒーローキャラで二人で一人”
みたいな絶対的なイメージを持っていまして、
正直言って、格さんに未熟キャラを宛がうってのは・・・と思ったのは確かです。

でも、今やってる里見(浩太朗さん)黄門も、
正直言って話の質とかキャラの質的な問題で言えば
石坂黄門と大差ないような気もするんですが…

やはり、東野(英治郎さん)黄門と西村(晃さん)黄門の二大黄門が
私の好みなんでしょうね。


週刊ヤッターマン

2008年02月09日 | 岡本茉利

TVCMがかなり何度も流れておりますので、
ご存知の方も多いと思いますが
デアゴスティーニ社から
(通称)”週刊『科学忍者隊ガッチャマン』”と呼ぶべき
DVD付きの本が毎週発売される事になったようです。

『ガッチャマンII』や『ガッチャマンF』に至るまで
シリーズ全部をDVD&解説書付きで発売すると言う事になるようで
凄い事だとは思いますが、
果たして、『II』や『F』まで売れるのか?と
言う余計な心配を個人的にはしてしまいます。

ではもし、これを『ボカン』シリーズをやるとなると
どうなるんでしょうかね?
現状を考えると、『ヤッターマン』だけでも
デアゴ社が出しそうな気もしなくなくは無いと思いますが
出るような出ないような何とも言えない状況ではありますね。

ただ出た場合、私は茉利さんのインタビューが
付くような事があるなら、何が何でも買うんですが・・・


三匹が斬る

2008年02月02日 | 時代劇

久々に時代劇ネタです。

実は最近、私の地元の時代劇の再放送枠で
放送されているのが『三匹が斬る』シリーズなんです。
話自体は典型的な勧善懲悪ものなのですが、三匹のやり取りも面白いですし
個々のストーリーも凝った話が多く中々面白いシリーズです。
そんな中、先日放送された二作品が特に面白かったので、少しご紹介します。

一本目にご紹介するのは「宮本武蔵の子孫に千石(役所広司さん)が化ける…」
と言うお話です。
この話では
数ある悪役の方の中で、この方も特に好きな方のお一人
菅貫太郎さん演じる扮する悪の親玉宗像が
「自分は将軍家の縁者」と三匹相手に
黄門様の印籠みたいな印籠をかざし平伏させようとするんですが、
そんな印籠も、三匹(相手は千石)にかかると
「それがどうした!?」
と全く相手にもされず、挙句には印籠をかざした宗像は
印籠ごと斬られてしまうのでした。

黄門様も大好きな私ですが、
こう言う悪乗りする作品も、実は嫌いじゃありません。

もう一本は、
女が復讐の為に悪党一味の男を殺し、悪党が奪った金を持ち出すが
復讐を遂げた女は最後、爆弾が仕掛けられた家におびき出され、
“家ごと爆殺され、死体も残らない”と言う恐ろしい最期を遂げると言う話で
当然ラスト、女を殺した悪党一味は三匹によって叩き斬られますが、
不幸な女が結局一時の幸福を得ただけで、
悲惨すぎる最期を遂げると言うあまりの救さに驚かされました。

個人的に高橋英樹主演時代劇の最高傑作は
『桃太郎侍』だと思っておりますが
今回ご紹介した『三匹が斬る』もかなり面白いので、
興味のある方は機会がありましたら、是非ご覧になってみて下さい。