つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

もしもハニーの声が七変化したら

2017年05月27日 | 懐かしアニメ
アニメ『キューティーハニー』は何度かリメイクされていますし
何度か実写版も作られました。
既に触れているように、私はキューティーハニーが結構お気に入りなので
増山江威子さんのハマり役なのは承知しつつも
他にハニー役に合いそうな人を想像してみました。

キューティーハニーを演じるにあたっては
大人の色気たっぷりな女性を演じられて
七変化で色々なキャラが演じられる
この二点が条件になるのではないかと思います。
その条件に合う人と言う事で、真っ先に思い浮かんだのが
小山茉美さんです。

もしも1980年代に『キューティーハニー』が作られていたなら
増山さんがそのまま演じていた可能性の方が強かったでしょうが
小山さんが演じる可能性もあったと思います。
小山さんのキューティーハニーの演技は
ミンキーモモの変身後風みたいな感じで
七変化では、アラレちゃん風の声等色々な声質のキャラを交えたりすると
かなりハマるのではないかと思います。

小山さんの声からは、増山さん同様
凛々しさ、色っぽさ、茶目っ気が感じられますし
演じるキャラの傾向も、割と増山さんに似ている所はあると私は思います。
峰不二子もされた事がありますしね。

ただ、陳腐ながらも私なりに小難しい理屈を付ければ
増山さんの声は和風、小山さんの声は洋風と言った具合に
ちょっと声のタイプの違いがあると思いますので
小山さんのハニーもその辺の違いが現れるかもしれません。

小山さん以外では
ハニーの持つ江戸っ子気質や演じたキャラクターの幅から考えると
鶴ひろみさんも意外と合いそうだと思いますし、さらに言うと
我らが茉利さんも増山さんの持つ母性と似た雰囲気を持っているし
キューティーハニーに似たキャラとも言える
宿命を背負った、戦う女戦士プライムローズを演じているだけに
キューティーハニーに合いそうな気もします。

茉利さんの場合ですと、母性、色っぽさ、凛々しさ辺りは問題無いのですが
ハニー特有の江戸っ子気質を上手く表現できるか?
と言うのは分かりません。
最も、茉利さんご自身もルンルンでは
色々な声色を使った演技をされた事もありますから
茉利さんのキューティーハニーが
仮に実現していたら面白かった事でしょう。

未完のハニー

2017年05月20日 | 懐かしアニメ
今回は以前に話題を取り上げた『キューティーハニー』ネタを取り上げます。
テーマは「ハニーの最終回」についてです。

まず、元祖の増山版ハニーでは
最終回でパンサークローの大幹部シスタージルを倒して
敵討ちを達成!と思った所に
更に上の存在となる首領パンサーゾラが登場し
「次は自分が相手だ!」とハニーに宣戦布告し
ハニーの戦いはこれからも続く…と言う
典型的な打ち切り漫画みたいなラストを迎えました。

続いてはOVA版根谷版ハニーについてです。
こちらは、全12話の予定が諸般の事情で8話で製作が中止となったらしく
結果的には打ち切りと言う事で終わっております。
なお、最後に製作された話も特にラストっぽい話じゃなかったようです。

最後は永野版ハニーのラストです。
こちらは、何と最終回の一回前の最終決戦で
パンサーゾラを倒すと言う、今までなし得なかった快挙(?)を達成していて
その意味では、他に比べると綺麗に話が終わっています。
ところがパンサーゾラの代わりに、シスタージルが不死と言うか
「人間の欲望がある限り何度も蘇える」みたいな形で
(最終回での)後日談で登場してくるので
本当の意味で綺麗にまとまっているかと言えば
必ずしもそうとも言えない所もあります。

キューティーハニーはこう見て行くと
意外と終わり方に恵まれない作品ですが
打ち切りっぽくても
初代の終わり方が一番良かったのではないかと個人的には思います。

なお、実写版等の未見の作品については、未見ですので
感想は省略しておきます。

OK牧場の主任と弥七

2017年05月13日 | 時代劇
先日BSで『OK牧場の決闘』の吹替え版の放送がありました。
この作品は、バート・ランカスター演じる有名な保安官ワイアット・アープが
カーク・ダグラス演じるドクと友情に結ばれ
最後には無法者のクラントン兄弟とOK牧場で決闘をする
と言う有名な西部劇映画です。

吹替えはおそらく新録版かと思いつつ、事前に担当声優を確認した所
主役のランカスターを青木義朗さん
ダグラスを中谷一郎さんが担当されている古いバージョンである事が分かり
この青木ランカスターバージョンは
以前、日本テレビの水曜ロードショーで放送された事を記憶していますが
青木さんと言えば三船主任、
中谷さんと言えば弥七親分と言うイメージで見てしまう私としては
このバージョンの吹替えが聞けるとは…と期待して見てみました。

青木さんの吹替えは実は初見なので
どんな感じかな…と思って見たのですが
保安官と言う事で、三船主任と重なる
武骨だけど男らしい役所で、非常にサマになっていたと思います。

また、中谷さんの吹替えはコロンボ等でも見た事があり
思った通りの渋い感じでした。
アープと固く結ばれる辺りは
主任と弥七親分と言う個人的に贔屓しているキャラクターが
固い絆で結ばれたようで、微笑ましく感じました。

ただ、序盤からドクは最後に死ぬかな…と思って見ていたので
ラストはちょっと意外な終わり方かな?と思ったものです。

ちなみに、他の局だとランカスターは久松保夫さん
カーク・ダグラスは宮部昭夫さんが担当される事が多かったようです。

茉利さんの歌が堪能できる作品

2017年05月06日 | 岡本茉利
『ブレーメン4』を久しぶりに見てみました。
未見の方もいるかと思いますが、一応簡単なあらすじをまとめてみます。

(あらすじ)白猫のコーダ(声・茉利さん)は、ブレーメンの音楽隊よろしく
ロバ(声・富山敬さん)、犬(声・石丸博也さん)、
ニワトリのメヌエット(声・京田尚子さん)と知り合う。
コーダは、自分の飼い主である
少年トビオ(声・菅谷政子さん)を探そうと仲間と旅立つが
そこで、地球に平和をもたらそうとして命を落とした宇宙人から
一度だけ人間に姿を変える能力を授かるが…

茉利さん演じるコーダは、最初の内は本当の猫の声で
しばらくしてからコーダが猫の姿でありながら
茉利さんが喋ると言う形式なのですが
猫の姿の時は、声のトーンが割りと高めなお転婆な感じのキャラクターで
時には、茉利さん風の猫の鳴き声を発したり
茉利さんにしては少々珍しいタイプでした。

これがさらに話が進み、コーダが人間に姿を変えると
見た目も手塚ヒロインらしい見た目になり
喋り方もいつもの茉利さんっぽいトーンに変わるのですが
場面によって茉利さんのキャラクターが変わる点が
まず、この作品の見所です。

さらに、『ブレーメン4』で茉利さんファンとして一番見逃せない点は
茉利さんが歌を披露する場面が何度かある所です。
テーマ曲を
ブレーメン4のメンバー(茉利さん、富山さん、石丸さん、京田さん)が
スキャット(?)で歌う場面も良かったですし
茉利さん(のコーダ)が子守唄「ママミー」を歌う場面は
茉利さんの声の澄み具合が非常に際立っていて
聞いた方は、うっとりした心地になる事でしょう。

一つ気になったのは、ラストで
平和の大切さをテーマにするのは良いとして
コーダが飼い主のトビオと別れ別れになるのはどうなんでしょうか?