つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

強烈なサブタイトル

2016年11月26日 | 懐かしテレビ
以前も書いた覚えがありますが
往年のアクションドラマの中でも有名どころである
『ザ・ガードマン』『キイハンター』『Gメン75』『プレイガール』辺りは
作品そのものの魅力もさる事ながら
興味をそそられるインパクトの強いサブタイトルが多い事でも定評があります。
以下に当該番組のサブタイトルの内
私が特に興味を惹かれた物を挙げておきます。
 
「嫁と姑がうまくゆく方法」「うるさい夫を片づける方法」
「日曜日は銀行爆破」「お知らせ爆弾魔」「俺の女房は悪魔のお使い」
「団地奥さんがスターになる方法」「殴り込みホットパンツ作戦」
「奥さんがよろめく時殺人が起きる」「お色気喜劇 浮気結婚式」
(以上『ガードマン』サブタイトルより)
 
「現金を怖がる泥棒」「それ行け発狂作戦」「スパイ忠臣蔵」
「殺されに来た暗殺者たち」「ホノルル~東京 豚をかついで珍道中」
「サイコロGメン 死んでもらいます」「黒衣の花嫁 南国の連続殺人」
「ドルショック殺人部隊」「オー!右も左も爆弾でござんす」
「女忍者対ギャング 変身大作戦」「人間を溶かす死の落し穴」
(以上『キイハンター』サブタイトルより)
 
「硫酸とビキニの女」「魚の目の恐怖」「刑事の女体受託収賄事件」
「バカ!大人のバカ!」「灰色高官殺人事件」「刑事の家を壊す男たち」
「魚の戦争」「母ちゃんは地獄へ行け!」「真犯人は、こうして作られる」
「梟の森みな殺しの夜」「親を撃ち殺す子供たち」
「赤い千円札で煙草を買う男」「キャンピングカーに乗った鬼婆」
「刑事が許可した殺人事件」
(以上『Gメン』サブタイトルより)
 
「女殺し昭和元禄」「老人と女のポルカ」「目撃者、死んで貰います」
「狂い咲き残侠伝」「怪談・鬼千匹」「欲望と言う名の欠陥車」
「東京が駄目なら京都の恋で」「裏切者は骨まで砕け」
「魚は陸で、女は海で釣れ」「ギャングが女湯に入ってきた」
「ああ!私をもっと悪魔にして」「私の足は左きき」
(以上『プレイガール』サブタイトルより)

被害者豹変

2016年11月19日 | 懐かしテレビ
刑事ドラマ『特別機動捜査隊』で
気になっていたエピソード「ある夜の出来ごと」を先日拝見しました。
 
あらすじ→畑さんこと畑野刑事(宗方勝巳さん)は
高熱を押して事件関係者の女の乗ったバスに乗り込みますが
ところが、このバスが二人組の学生によってバスジャックされてしまいます。
空手を使える二人組は乗客を恐怖で支配し、畑さんも高熱の影響で
二人組に立ち向かえないままバスは深夜の町を暴走します。
 
やがて、朝になり燃料の切れたバスから二人組は逃げ出そうとした所
体力の回復した畑さんが遂に犯人逮捕に踏み切りますが
学生2はあっさり捕らえるものの、学生1を捕らえようとしますが…
 
学生1が足を怪我し、動けなくなると
何とそれまで加害者に抑圧されていた被害者の乗客と運転手が
学生1を「殺してやろうか」
と言う意思を強く感じさせるような表情で取り囲み
手にした石で学生1をめった打ちにして
殺してしまうのでした。
 
ラスト、加害者になった人々が普通の人々である事が
ナレーションで明かされるので
思っていた以上に後味が悪く感じられる所もありました。
ただ、あの傍若無人な学生野郎が殺された事で
ある意味の開放感が感じられると言う
何とも不思議な感覚を覚えました。
 
また学生が殺された後、加害者になった人達と同じように
石を手にしていた畑さんが「自分も殺したかった」
と三船主任に告白させるのも
抑圧された状況を感じさせる描写だったと思います。
 
無垢な被害者が犯人に豹変すると言うのは
刑事ドラマでもたまにありますが
ここまで豹変の衝撃が強い作品は、中々無いのではないでしょうか?

茉利さんキャラとアクション

2016年11月12日 | 岡本茉利
茉利さんの演じた代表的なキャラを改めて見てみますと、
アクションの見せ場が多いキャラが、実は少ないのではないかと思います。

まず『てんとう虫の歌』の月美さんは
男性(弟ですが)相手に手を上げる場面があったり
オープニングでバレーのレシーブを決めるシーンがあり
運動神経が良さそうな雰囲気を見せていますが
劇中でその運動神経の片鱗を見せる事は無かったようです。

一方で『いなかっぺ大将』のキクちゃんも
月美さんと同じように、男性相手に手を上げたりする場面もあったり、
こちらは、柔道の心得もあり、運動神経は多分良いのだろうと思われますが
手を上げるシーン自体が、ギャグ漫画の突っ込みである事が多いようで
運動神経を披露するなんて場面や
悪漢を華麗に撃退する場面は無かったようです。

他を見ても『ヤマト2』のテレサなんかは
ある意味劇中の最強キャラなのですが
アクション要素は皆無ですし
『スパンク』の森村愛ちゃんも運動は好きそうなキャラなのですが
華麗なアクションとは微妙に縁遠いキャラだと思いますし
『タイムボカン』の淳子ちゃんはアイちゃんとは違って
基本的にはアクションとは無縁でしたしね。

一方、具体的にアクションの見せ場が多いキャラと言えば
『ヤッターマン』のアイちゃんと『プライムローズ』のエミヤ
この二人は、劇中で華麗なアクションを披露するシーンが多いので
文句無しにアクションの見せ場が多いキャラと言えるでしょう。

あと『花の子ルンルン』のルンルンは
結構花の鍵無しでも、華麗なアクションを披露する事があるので
アクションの見せ場が多いキャラに分類できるように思いますが
どうしても、アクション要素=花の鍵を使ってと言うイメージも強いですので
ちょっと迷う所です。

茉利さんキャラの呼ばれ方(2)

2016年11月05日 | 岡本茉利
前回の”茉利さんキャラの呼ばれ方”の続きです。

まず『てんとう虫の歌』の月美さんから
月美さんの場合、一週兄弟の間では「姉さん」と呼ばれる事は多分無くて
大体は「姉ちゃん」「月美姉ちゃん」と呼ばれていました。
(ひよだけは「お姉ちゃん」と呼ぶ事もあり)

一方、月美さんが家族以外と会話するシーンでは
友達のチャコちゃん(声は杉山佳寿子さん)に「月美ちゃん」と呼ばれ
担任の曽場先生や、近所の平野巡査からは「月美さん」と呼ばれていました。
ちなみに「一週」呼びは月美さんに限っては、記憶にありません。
(火児くんは「一週」と呼ばれるシーンがあったと記憶しています。)

曽場先生はともかく、平野巡査から「さん」付けで呼ばれるのは
月美さんにそう呼ばれる風格があるからでしょうかね?
また「月美」呼びは
間違いなく、両親にもされていると思われますが
実際に劇中で「月美」と呼ぶのは、祖父の岩倉鉄之助だけだと思います。

最後にご紹介するのが『ヤッターマン』のアイちゃんです。
…と申しましても、アイちゃんの場合
ガンちゃん、オモッチャマ、ヤッターメカ等のヤッターマン側からは「アイちゃん」
ドロンジョ様をはじめとするドロンボー側からは「ヤッターマン」
あるいはおなじみの「2号さん」と言う感じで
呼び方の傾向も、善玉悪玉で分かりやすく分かれています。

ただ、ガンちゃんが変身後のアイちゃんを「ヤッターマン2号」と呼ぶ場合や
何故かトンちゃんが「アイちゃん」と呼ぶ場合があったり
パターンが違う場合もあります。

なお『タイムボカン王道復古』では
ガンちゃんとアイちゃんが結婚した事から
最初「アイちゃん」と呼んでいたガンちゃんに
アイちゃんが「アイ」と呼んでほしいと唆し
「アイ」と呼ばれるなんて事もありました。

ちなみに、ゲストキャラクターに関しては
アイちゃん=ヤッターマン2号と知らない(当たり前)ので
大体は「ヤッターマン(2号)」と呼んでいましたが
38話のサスケさんみたいに「姫君」なんて呼ぶ特殊な例もありました。

また、変身前のアイちゃんの場合
ガンちゃん以外に劇中で両親位しか
アイちゃんの事を知っている人物が登場しないので
「上成(さん)」と呼ばれた事もありません。