つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

ルンルンの旅費

2009年06月27日 | 岡本茉利

アニメ『花の子ルンルン』を見ていて、
ここはどうなんだろ?とちょっと疑問に思った点があります。
昔のテレビ漫画に野暮な事を言うのは無粋なのを承知で、考察してみました。

その疑問とは、ルンルンの旅における最大の疑問点、
ルンルンの旅費はどこから出ていたか?についてです。

劇中見ておりますと、アルバイトして旅費を稼ぐ描写もありますが
少女が出来るアルバイトなんて、
真っ当な仕事だと大した稼ぎにならないと思われます。
(稼げるバイトと言うと、どうしても真っ当じゃないお仕事になってしまう筈)
ただし、アルバイトだけで賄っていたとしたら、
もっと金欠に陥ってもおかしくないと思うのですが
実際そのような描写はほとんど無く
(最もそんな描写があったら、妙に生活感を出してどうする?と言われるかも)
ルンルン達は
移動にも船、電車等の公共交通機関を堂々と使っているのです。

じゃあ、旅費はどこから?と言う疑問が当然、出て来ますが
一番考えられるのが
花の鍵の能力を利用して旅費を調達していた可能性です。
実際、何度かそう言うシーンがあったので、
旅費に困ったら花の鍵で何とかしていた可能性は、意外と高いように思います。

ただし後半リニューアルした花の鍵ですと、色々と危険性が多く、
資金調達には使いづらいように思います。
もしかすると
別のルートで資金調達をしていた可能性もあるのではないでしょうか?
その場合、資金調達の方法の有力な手段として考えられるのが、
実家(またはフラワーヌ星から)からの仕送りだと思います。
これは、旅の目的、趣旨を考えれば普通にありそうな気がします。
ただルンルンの性格上、
あまりそう言う仕送りとかに頼りそうな感じもしないのが、問題ではありますが…

あと、旅先での寄付なんてのもありそうな気もしますが、どうなんでしょうか?


子沢山将軍(あるいはエロ将軍?)

2009年06月20日 | 時代劇

先日の江戸幕府の将軍ネタの続きになります。
私の経験ですが大奥モノは別にして、
時代劇作品で見た事が無い上様(将軍様の通称の一つ)って
結構いるんですよ。

まず、7代将軍の家継…って言ってもこの人は幼少で将軍になって、
数年で亡くなった人ですから、しょうがないですね。
あと、幕末を舞台にした時代劇と言うと新撰組モノとかはありますが、
幕末と言う時代が痛快娯楽作品の舞台にはそぐわないからか、
その手の作品で
13代将軍の家定以降の将軍はあまり見た記憶がありません。

逆に吉宗に次いで時代劇で多く見かける将軍と言えば、
3代将軍家光、5代将軍綱吉、11代将軍家斉辺りかと思います。
あと、家斉の次の12代将軍家慶も、遠山の金さん、水野忠邦等
時代劇に欠かせない人材が豊富な時代を過ごした上に
後述する家斉時代の華美な社会性の反動で
大きな出来事が多かったこともあって
知名度に比して時代劇登場の回数はかなり多い方です。

上記の中でも家光は時代劇作品で主人公になった事もありますし、
綱吉は水戸黄門、忠臣蔵と言う有名作品に絡んでいるから
多く見かけるのも当然ですが
家斉は、あまり有名な将軍とは言えない(訳でもない?)のに
何故時代劇に多く出て来るのかと言うのには、色々と理由があるようです。

まず、第一点は在任期間の長さです。
家斉は将軍就任以来約50年もの間、将軍の座に君臨したのですが
在任期間が長ければ、自ずと取り上げられる事も多くなると
言う単純な理由があるのではないでしょうか?

第二点は、これは家斉と言う人がかなりお盛んな人で、子沢山だった点です。
この点で家斉、ある意味でかなり有名な人なんですが、
子供が多い=(何故か)ご落胤(つまり隠し子)が多くいる
そうした人物を主人公とかにした作品が作りやすい
と言うのも、時代劇に家斉が多く取り上げられる理由の一つだと思います。

最後の第三点は
家斉の時代は町人文化が花盛りで、派手な時代だった点です。
派手な時代と言えば、表面は華やかで良いのですが
一つ裏に回ると、裏で役人や大商人が
不正をすると言う流れが想起されたりして
腐敗した幕府みたいな形で描くには、
打ってつけの時代だと言う面もあるのだと思います。
実際、家斉時代に幕府の財政はかなり逼迫したようですし。

以上が家斉時代が何故時代劇に取り上げられやすいかの理由なのですが
これだけ多くの作品に登場する家斉が主人公の作品は
私も色々な時代劇作品を見たり、評判を聞いたりしておりますが、
寡聞にして聞いた事がありません。

「子沢山将軍事件帳」じゃ時代劇ファンに受けないからでしょうか?


三沢選手追悼

2009年06月16日 | 訃報関連

先日、プロレスラーの三沢光晴選手が
試合中の技を食らって亡くなられましたが
知人にプロレス好きがいる関係等もあって
私も少なからずプロレスに興味は持っているので、非常にショックを受けました。

三沢選手の全盛期の試合はリアルタイムではなく、後追いで見たのですが
体を削って様々な技を放ったり、
相手の技を受けたりと言うのを繰り返すと言う感じで
安直な言葉で例えるのも何ですが、

凄惨

の一言に尽きると思います。

その代償として、視野が常人の半分以下だとか、腕が曲げられない、
首が酷い事になり過ぎてベッドで寝られない等々
満身創痍の状態になっていたと言います。
だが、それでも欠場する事が無かったのは、
三沢選手の責任感の強さなどの理由だと思いますが
そうした要素が複合的に重なった為、今回の惨劇は起きたと言う
ある意味では起こるべくして起きたものなのかな…と言う印象も持ちました。

亡くなる事を全く想定もしていない方が亡くなられると、非常にショックです。
ご冥福をお祈りいたします。


わがまま将軍吉宗

2009年06月13日 | 時代劇

大河ドラマ等は別にして、
娯楽時代劇における上様(徳川幕府の将軍)の扱いと言うのは
有名か無名かとか作品によって大きく異なります。

娯楽時代劇で最も活躍しているのは誰が何と言っても
『暴れん坊将軍』の主人公でもあり、
『大岡越前』等数多くの時代劇で映像化されている
8代将軍の徳川吉宗と言う事になるでしょう。

暴れん坊将軍は私も大好きですが、
吉宗と言う視点だけで言うと、松平健さんの吉宗より
実を申せば山口崇さん演じる『大岡越前』の吉宗が好きなんです。
どこが良いかと言うと、
あの上様、かなり純粋(失礼な言い方をすればアホ)な感じで
そこが却って実在の将軍像に近そうな感じがする辺りです。

例えば、お忍びに出歩けば、世間知らずさで庶民を困惑させるわ
命を狙われては奉行の大岡越前を困らせたり
かと思えば、越前を信頼している筈なのに
悪人の讒言にコロッと引っかかって
簡単に越前を謹慎させたりするいい加減な面があったりする辺りで
この辺りが、私は純粋ともアホとも見えると思うのです。

そう言うキャラですが、困ったちゃんだけでは決して無く、
非常に頼りがいがある面もあると言う辺り
ある意味『一休さん』の将軍様(足利義満)に似た魅力が
あるのかもしれません。


意外な出来事

2009年06月06日 | 懐かしアニメ

昨日、私の地元限定で放送されている
ドキュメンタリー(みたいなの)を私の母と見ておりました。
その番組、ナレーターがあの小山茉美さんだったのですが
ナレーターの小山さんのお名前が表示された際、
我が母に「小山茉美ってあのアラレちゃんの?」と尋ねられたのです。

母は、若山弦蔵さんとか野沢那智さんのような洋画の声優は、
少しは知っていると思うのですが
年代から言っても、アニメの声優の名前を覚えているとは
珍しいな、と思いました。
これはおそらく、アラレちゃんを私が子供時分、よく見ていた時に、
母も一緒に見ていたので
小山さんのお名前はその際に覚えたんだと思います。

ちなみに我が母は、前もどこかで書いたと思いますが
大分前に大平透さんを生で見た事があるそうです。
母曰く、大平さんはお声の印象通りの良い体格をされた方だったそうです。