つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

元祖ヒーロー声優

2016年06月25日 | 声優列伝
元祖ヒーロー声優と言えば、やはり神谷明さんですよね。
神谷さんと言うとどうしてもキャラの認知度から行くと
1980年代以降のジャンプアニメのキャラクターのイメージが強く
当然ながらそちらも印象も強いですが
「叫びの神谷」「元祖ヒーロー声優」時代の神谷さんの持ち役も
今見返すと、中々良いかな?と思うんですよ。

話を神谷さんと岡本茉利さんの共演の話に移しますと
お二人が共通してレギュラー出演された作品として
『ヤマト2』と『アニメ三銃士』がありましたが
『ヤマト2』では、やり取りは皆無でしたし
『三銃士』もキャラの立ち位置から言って
やり取りは無さそう…と接点が薄かったものの
例えば『シティーハンター』の劇場版では
神谷さんと茉利さんのキャラのやり取りも結構ありましたし
『美しい森の物語』では確か
お二人は好い仲になるキャラクターだった筈です。

この他にも『チャーリーズ・エンジェル』もありますし
洋画でも、神谷さんと茉利さんのやり取りが結構ある作品が
あったと記憶しているので
意外と(声の)相性が合うお二人だったのかもしれません。

神谷さんと茉利さんの共演で一番印象深いのは
やはり『ヤッターマン』の「忍者サスケ~」です。
アイちゃんが活躍する回だからと言うのもありますが
当時ヒーロー役で鳴らした神谷さんが、ちょっと軽い所があって
アイちゃんに一目惚れして、
結果的にアイちゃんを困らせてしまうサスケさんを
実に見事に好演していて印象に残ったからです。

悪徳刑事…ではありません

2016年06月18日 | 懐かしテレビ
『特別機動捜査隊』で個人的に以前から見たいと思っていた
里見浩太朗さんの高倉主任を見たのに続いて
今度は早川雄三さん演じる松木部長刑事を見る事が出来ました。
 
『特別機動捜査隊』は以前にも取り上げたように
三船主任(青木義朗さん)等
悪役で名を馳せた方が刑事役で登場する事が結構ありまして
今回ご紹介する早川さんも時代劇、刑事ドラマの悪役で鳴らした方で、
時代劇なら女の人に悪い事をしようとした所を
懲らしめられたりするような悪者のイメージ
現代劇ならヤクザの親分なんかも似合いそうな方です。
 
また、早川さんがごくたまに時代劇や現代劇で善人役やる時も
やや胡散臭い所があるように感じた事もあるので
そんな早川さんが刑事を演じたら
どう言う感じになるのかと言うのは、以前から興味がありました。
 
そんな早川さんの松木部長刑事(以下松長さん)ですが
思った以上に人当たりの良い紳士で、実直で真面目な感じの刑事でした。
現代劇ならヤクザで出てきても不思議ではない見た目でありながら
真面目で実直って所が面白い所です。

一方で、昼間から女遊びをする会社重役に怒りをあらわにしたり
土地成金に化けて豪遊するなんて
時代劇での悪人ぶりを生かした(?)潜入捜査をしたり
色々な意味で期待以上に良かったです。
 
三船主任と松長さんの悪役タッグも良かったですが
里見さんの高倉主任と松長さんの悪役と善玉の呉越同舟タッグも
真面目な高倉主任を松長さんがサポートする感じが
非常に良い味を見せていたと思います。
 
実は松長さんは妻帯者で子持ち
おまけに妻と子を大事にしていると言う設定まであり
あの悪役でならした早川雄三さんが子供を気遣うシーンや
自宅で奥さんとくつろぐシーン
果ては、高倉主任を自宅に招いて二人で酒を酌み交すシーンまであって
非常に貴重な物を見せてもらったものだと実感しました。
 
余談ですが、「松木部長刑事」のはずなのに
回によってテロップが「松木刑事」になってるのは
どう言う事なのか気になってしょうがない所です。

ドラえもんの幻のサントラ

2016年06月11日 | 懐かしアニメ
菊池俊輔先生の担当されたアニメの代表作と言えば大山版『ドラえもん』です。
菊池先生の作品のサントラは少ないと常々申しておりますが
『ドラえもん』は実はありがたい事にサントラは出ています。

ただ、『ドラえもん』のサントラは『暴れん坊将軍』のサントラと同じ感じで
聞き慣れた曲は結構網羅しているものの
ジャイアンが登場する時の「俺様はジャイアン様だ」のインスト版とか
話のオチにかかる曲とか、聞き慣れた曲が所々収録漏れしていると言う
惜しい作りになっているのです。

パート2が出来ればもう少し欠けてる部分を網羅できる筈なのですが
パート2が出るって話はとんと耳にしない…
って辺りも暴れん坊将軍のサントラと同じパターンです。

最後に、菊池先生のご同業で
『忍者キャプター』や『超人戦隊バラタック』等
様々な番組の劇伴を担当された小森昭宏氏が亡くなられました。

謹んでお悔やみ申し上げます。

キューティーハニーF感想 第32話

2016年06月05日 | 感想関連
32話 心を意のままに操る怪人の矢を
スクープハニーの状態で食らってしまうハニーですが
怪人の方でなく、青児を見てしまった事から青児の虜になってしまいます。
 
「青児さん…」と大胆に迫るわ
変身を悪用(?)して
ステージハニーになって色っぽい表情やら体付きで挑発したり
ハリケーンハニーに至っては「これでもダメ?」って胸を強調して挑発したり
日頃割と真面目な分、その反動でしょうか?
 
そんなハニーの前に再び怪人が現れ、矢でまたもハニーの胸を射抜きます。
今度は怪人の意のままになったハニー…
と思わせて実は直前にショーウィンドウを見ていたので
自分の虜になっていたので問題無い…って結構強引な気もしますが、
ハリケーンハニーが怪人蹴るのが格好良いし
ナルシストになったハニーの口上も面白いですから良しとしましょう。
 
キューティーハニーに変身後は、怪人の不意打ちっぽい攻撃を食らい
胸を引っかかれってあのコスチュームが切り裂かれてしまいますが、
いつもの二段変身後は、例によって瞬殺!ハイパーハニー強すぎ
(別にキューティーハニーが弱いって言いたい訳ではありません…)
 
ステージハニーの嫌らしい表情が特に秀逸(こればっか)
そんな嫌らしい顔させた所に
「いけないわ、こんな事に変身を使うなんて…」
なんて真面目な事言わせておいて
直後「でも、やめられな~い」なんてあの声で言わせるのも大反則です。
 
キューティーハニーのコスチュームが破られた際に、
恥ずかしそうに胸を押さえさせるのも反則ですね。
 
見応えたっぷりなので良いですけど。

キューティーハニーF感想 第31話

2016年06月05日 | 感想関連
31話 パンサー幹部であるゴーゴンクローと
真っ向勝負を繰り広げるキューティーハニー
流石に幹部だけあってその強さの前に窮地に追い込まれるハニー
とそこで助太刀に入る凄い人とは…
 
ゴーゴンにハニーがやられるシーンでは
ハニーが吹き飛ばされて、苦悶の表情で崩れ落ちた所で
刃を付きつけられるシーンは
ハニーの表情含めて切迫した感じで良かったと思います。
 
さて、今回は何と
元祖キューティーハニーの増山江威子さんがゲストで登場します。
役所はハニーの父ちゃんである如月博士の同志だった
神崎美津子博士と言う役所で
増山さんがハニーフラッシュするなんて事は流石にありません。
 
ハニーがキューティーハニーに変わるのを目の当たりにして
神崎博士が驚くのも面白かったですが、
ハニーが二段変身した後で、再び神崎博士が驚くシーンがあって
元祖ハニーも知らない当代ハニーの二段変身!みたいな洒落っ気で
増山さんに神崎博士を演じていただいたのかな?
とよく分かりませんが、感心してしまいました。
 
また、神崎博士は戦闘中に窮地に陥ったキューティーハニーを
自作のロボットで救出する上、ハニーを叱咤激励するなんて見せ場もあり
ここまでやってくれりゃ元祖ハニー好きとしても言う事はありませんね。
 
ハニーも神崎博士にシンパシーを感じていたようですし。

キューティーハニーF感想 第26話

2016年06月05日 | 感想関連
26話 宝石を奪ったパンサー怪人から宝石を奪おうと
前線基地に潜入するハニー
そこで待ち受ける意外な怪人とは…
 
今回の怪人はあの堀江美都子さんが演じています。
仮の姿はブリッコの性悪なアイドル風なので
いくらか堀江さんが演じていても不思議ではないかな?
と思って見ていましたが
ハニーがキューティーハニーに変身後、本性を現し怪人っぽく化けると
キャラも見た目も豹変し
あのアニソンの女王の堀江さんとは思えないような
凄いお声になるのには、驚かされました。
 
そんな堀江さんの怪人とステージハニーの
歌合戦の様相を呈する対決が一応見られます。
と言っても、ハニーは自分の持ち歌(?)を歌って登場するんですが
堀江さんの怪人は、歌を歌って登場するのは良いのですが
その後、ハニーに歌攻撃と言うか
超音波みたいな感じの攻撃を仕掛け、ハニーを窮地に陥れると言う
何か趣旨が変わったような感じの攻めを見せます。
 
結局の所、歌合戦に関してはハニーの反則勝ちと言う
一応、先輩の顔を潰さないように腐心した感のある(?)結果に終わり
肝心の戦闘は、順当にハニーが勝ちを収めております。
 
それはそうと、堀江さんの声を聞いた潘恵子さんのフレディクローが
「聞くに堪えない酷い歌声」みたいに言い放っていたのを見て
ゼンダライオンの時に「音痴ライオン」等々散々に言われた
山本正之先生を思い出したのはおそらく私だけかと思います。

キューティーハニーF感想 第25話

2016年06月05日 | 感想関連
諸般の事情で後半になるとチェックしてる話数が少ないので
飛び飛びになりますが、今回は25話です。
 
25話 謎の生物
サターンベイビークロー(声は松井菜桜子さん)を助けたハニー。
サターンベイビーを狙うゴーグンクローの襲撃を受けたハニーは
キューティーハニーに変身
ライトニングフレアーでゴーゴンを追い払うが、実はこれは罠…
 
ゴーゴンを追い払って気が緩んだハニーに
本性を現し襲い掛かるサターンベイビー
つまり、ゴーゴンの襲撃含めて
ハニーに接近する芝居だったと言う手の込みようだったのです。
騙されたと知った怒りのハニーはフルーレで敢然と立ち向かいますが
的が小さい相手なので上手く行かず
ならばと新武器ルージュアローで一網打尽にしようとしますが
これが逆に数を増やす結果になってしまいます。
 
数が増えたサターンベイビーに一方的にズタズタにされるハニー
川に落ちそうになってサターンベイビーが
水に弱い事を思い出し、一挙に形勢逆転!
ならばと合体して巨大化したサターンベイビーに
ハニーも二段変身を繰り出し
新必殺技の「ハニーラージナルインビテイション」をお見舞いし
戦闘に終止符が打たれます。
 
今回は、ハニーがかなりボロボロにはなりますが
体が傷だらけになるだけで
コスチュームに傷が付いたりその他諸々のやられがないだけ
ミスティ戦よりマシ…とは言っても
皆の見てる前でボコボコにされるのも
それはそれで精神的ダメージが大きそうな気もします。
 
一応ライトニングフレアーを使うシーンが出てきたのには驚きました
(これが最後?)
余談ですが、落ちるのをこらえる描写が
ハニーらしくないギャグっぽい感じだったのは、結構気になりました。

キューティーハニーF感想 第23話

2016年06月05日 | 感想関連
父を失い聖羅を失ったハニーは
ゼラとの戦いにその怒りをぶつけるが…
 
敢然とゼラに挑むキューティーハニーですが
前と同じように力の差は歴然。
一旦、キューティーハニーから他に変身しますが
それでも上手く行かず、再びキューティーハニーに戻り
必殺技を叩き込もうとしますが、こんな相手に効くはずも無く
ゼラはフルーレを叩き割った上、ハニーのコスチュームを引き裂く
と言う荒療治を披露します。
 
フルーレを失いコスチュームを引き裂かれ、またもボロボロのハニーですが
「まだ、負けられないのよ!」と強い口調で立ち上がり
武器の無い状態ながらも戦意を見せます。
ところが、武器の無いハニーをゼラはネチネチといたぶり
ついに、ハニーは完全に追い詰められます。
 
ここで青児の助太刀やら何やらがあって
気が付いたら聖羅を取り込んで
パワーアップするってのはちょっと唐突ですが
これより、キューティーハニーは
ハイパーハニー(劇中の呼称は特に無い)に二段変身するようになります。
 
ハイパーハニーも悪くは無いんですが
キューティーハニーが好きなので正直言うとちょっと不満も…
 
今回もほとんどキューティーハニーが出てきます。
出るたびボロボロになってる気もしますし
フルーレが無い状態でゼラにボコボコにされるシーンは
表情や仕草がか弱く描かれすぎじゃないか…と思いますが
出番が多い事そのものは素直に喜ばしい事です。
 
ゼラにコスチュームを引き裂かれるシーンは
そこまで過激な描写をされる訳ではありませんが
永野さんの絶叫も含めて中々インパクトが強い場面でした。
 
あと「あなたを倒す!」とゼラに言うシーンがありましたが
「倒す」相手に「あなた」と言うのはハニーが礼儀が正しいのか
元々惚れた弱みがあるかは定かではありません。
 
ちなみに今回の冒頭シーンは
前回の最後と似たシーンだったと思いますが
シチュエーションが微妙に異なっていたような…
 
次は24話を飛ばし、25話をまとめます。

キューティーハニーF感想 第22話

2016年06月05日 | 感想関連
自分の出生の秘密を知り傷つくハニーと聖羅
そして、悲劇が・・・
 
父ちゃんも妹(聖羅)も死んでしまったって
今回のあらすじを見も蓋もないまとめ方をすれば、こうなります。
 
キューティーハニーの活躍とかピンチなんですが、
キューティーハニーのシーンは結構多いのに
正直言うと、今回は見所が微妙な感じなんですよね・・・
 
最初は、自分の出生の秘密を知った聖羅を追おうとするも、
傷に耐えられず「ウッ…」と崩れ落ちてしまうし
聖羅の影から生まれたシャドウパンサー(声は横尾まりさん)と戦うも
ちょっと戦っただけで、すぐ戦闘を止めてしまう上
父ちゃんが死んだショックで呆然として歩き出した所
シャドウパンサーに後ろから斬り付けられて、倒れ込んでしまい
聖羅の最期を防げなかったり
色々な意味でボロボロで終わってしまったのでした。
 
でも、次回があります。次回が

キューティーハニーF感想 第21話

2016年06月05日 | 感想関連
聖羅は青児を人質に取り、キューティーハニーに対決を要求します。
キューティーハニーとミスティハニーの最終決戦となります。
 
さて、お待ちかねの聖羅との最終決戦です。
ビルのエレベーター内で二人きりで戦うシーンとか
ビルのてっぺんから落とされたハニーがハニーブーメランを駆使し
必死にロープを掴もうと苦しむシーンとか
ライトニングフレアーとセクシーダイナマイトの打ち合いと
直後、互いにボロボロになって落下するシーンとか
互いの台詞は少ないながらも、唸り声等が効果的で
迫力ある戦闘シーンが見られました。
 
内容が内容なので、当然キューティーハニーのシーンが多いのは良いですが
ハニーが聖羅にチョーク気味に首を締め上げられるシーンや
ハニーが必死にロープを掴もうと苦しんだ挙句
ようやくロープを掴んだシーンや
(ハニーの全身が写るのも良いし、直後ハニーが見せるホッとした表情が
危機の大きさを物語っている感じで印象的でした。

必殺技の相打ちになった直後、ハニーが全身ボロボロになるシーンや
水中から顔を出したシーンのハニーの何気ない表情や
ハニーが聖羅の攻撃を(ある理由で)受けきれず、攻撃を食らい
凄い大股広げてぶっ飛んでいくシーン等
(下品な見方ですが、中々良いシーンでした…)
やられてるシーンばかり印象に残ってしまうのは
見方が偏っているんでしょうね。
 
台詞としては、互いにボロボロになって
「まだそれでも戦う気?」と聖羅に挑発されたハニーの
「負ける訳には行かないわ!私の為にも、あなたの為にも!」と言う
ハニーの強い意志を感じさせる台詞が、格好良くて好きですし
「ハニーライトニングフレアー」の
いつもは軽快と言うか華麗な「ライトニングフレアー」の言い回しが
固めになっていた点も印象的でした。
 
追い詰められたハニーは、悪あがき…ではなく聖羅を説得しようとしますが
胸の傷(パンサークローの刻印)がうずき苦しみ出し
苦しむ聖羅とハニーの前に現れたゼラは
二人に「手前ら人間じゃねえ」と衝撃宣告した所で次回へ…となります。
 
戦闘の中身については
ミスティに終始押されたハニーの負け…と結局は判定されそうです。