前回、医者モノ時代劇に触れましたが、
忘れちゃいけないのが、『暴れ九庵』の九庵先生
忘れちゃいけないのが、『暴れ九庵』の九庵先生
この九庵先生、キャラクターとしては医者でありながら
正義感に燃えて悪を退治しようとする
正義感に燃えて悪を退治しようとする
時代劇でも定番の熱血漢タイプなのですが
高下駄片手に立ち回りで相手とやり合うと言うのが凄い点です。
高下駄片手に立ち回りで相手とやり合うと言うのが凄い点です。
ところが、この九庵先生のもっと凄い所は
下駄で大立ち回りを演じるものの、
途中でエネルギー切れか何かで、
下駄で大立ち回りを演じるものの、
途中でエネルギー切れか何かで、
ワルに反撃を食らう事が多かった点です。
(稀にですが、反撃されずに勝った事もあった様ですが)
(稀にですが、反撃されずに勝った事もあった様ですが)
おそらく、正義感が強いけどついつい空回りしちゃう…
ってのを描こうとしたんだと思いますが
正義の主人公が何度もボロボロにされる
ってのを描こうとしたんだと思いますが
正義の主人公が何度もボロボロにされる
と言う斬新な展開は、インパクト抜群でした。
ただ、これにも増してインパクト抜群なのが、この後に続く
九庵先生が仕留め損なったワルを古尾谷雅人さんが
「われぇ 死んだりゃぁ~」
九庵先生が仕留め損なったワルを古尾谷雅人さんが
「われぇ 死んだりゃぁ~」
と仕留めて行くと言う展開なのです。
主人公に代わって他のキャラが悪を退治する事は、
作品によってはたまにありますが
悪の立場からすれば
悪の立場からすれば
「われぇ 死んだりゃぁ~」と仕留められるのは、
悪の報いとは言え、気の毒な気も…
悪の報いとは言え、気の毒な気も…