『特別機動捜査隊』のメンバーは長い事、男性刑事のみでしたが
1974年に女性刑事が登場する事となりました。
最初に登場したのが藤山律子さん演じる木塚ユリ刑事(ユリさん)で
当初はゲストみたいな感じで三船班と矢崎班の回に数回登場し
その後、1976年に日高班が設立されると
日高班のメンバーとして正式な特捜隊の刑事となったのでした。
演じる藤山さんは後々はダイナマンなんかでも悪役美女で活躍された方ですし
美女ながらも、スケバンっぽい雰囲気がある方なのですが
登場当初の三船班に協力捜査してた回では
バイクを駆ったり、男顔負けの戦闘能力で犯人逮捕をしたり
型破りな感じで非常に魅力的だと思っていました。
ただ、日高班加入後のユリさんは
スーツを着こなす普通の女性刑事っぽくなっていて
それはそれで良いのですが
ある回で黒の革ジャン姿でバイクを駆って
犯人逮捕をしていたのを見てましたら
やはりそちらの方が非常に魅力的だと感じましたので
そう言うユリさんが見たいと私は思ってるんでしょうね。
ユリさん登場後、今度は三船班に一の瀬玲奈さん演じる
戸川レナ刑事(レナさん)が登場する事となります。
一の瀬さんも藤山さん同様、スケバンっぽい雰囲気がありますし
岡本茉利さんの出ていらした『コンドールマン』に
一の瀬さんが悪者役で出ていたのを覚えているだけに
その時のギャップに戸惑いましたが
ユリさんと同じようにスーツを着こなす普通の女性刑事ですし
刑事らしく腕は立つし、勝気な所もありますが
見ていますと、女性らしい所のある良い刑事だと思います。
ただ、ユリさんが三船班と捜査した回は
かなり三船主任のツンデレぶりが見られたので
レナさんよりユリさんが三船班に加入していたらと
個人的には思っておりますが・・・