つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

翁の御前とは何だったのか

2013年09月28日 | 時代劇
テレ東系の時代劇は、『大江戸捜査網』に代表されるように
娯楽性の強さとB級感溢れる作風が癖になる作品
が数多く製作されています。
 
テレ東系時代劇で私が最近見て気に入ったのが、
かの中村吉右衛門さん主演の『斬り捨て御免!』
通算三シリーズ作られた人気作で
鬼番所こと三十六番所頭取の花房出雲(通称・大将)が巷にはびこる悪を
「ごめ~ん!」
と真っ向唐竹割で斬って捨てる娯楽時代劇です。
大将をサポートするとっつぁん(関大助)役の長門勇さんの華麗な槍さばきが
存分に堪能できるのも、この作品の密かな見所でした。
 
この作品の作風は、簡単にまとめると(女性の裸が頻繁に出て来るので)
“性的描写の多めな必殺”でしたが
最後に作られた第三シリーズで突然、路線変更されます。
どう路線変更したかと言えば、簡単にまとめるなら
必殺風の作風が、仮面ライダー等の特撮ノリの作風に変わったのです。
 
特撮風の作風に関しては、
やけに大きな翁の面と戦う花房出雲のイメージが登場する
オープニングから既に暗示されていますが
話の概要はと言うと、
花房出雲が日本征服を狙う翁一味の陰謀を砕く
と言う具合にスケールアップ(?)しています。
 
さらに、出雲が戦う翁一味と言うのは、首領は謎の翁面の男(正体は後述)で、
配下の幹部が、ドロンボー一味っぽい感じに
壁に掛けてある翁面から指令を受けたり、
失敗続きの幹部が花房出雲と対決して敗れると、新幹部が登場したり
怪しげな妖術を使う巫女が幹部だったり
時代劇でありながら、仮面ライダーか戦隊ヒーローみたいな路線を貫き通した
この点は特筆すべき点だと思います。
 
ついでに言いますと、この『斬り捨て御免!』第3シリーズ
主人公の花房出雲は
007のジェームス・ボンドをモチーフにしている面があるらしく
恋人の小蝶姐さん(金沢碧さん)がいながら
毎回のように女といちゃいちゃする場面
がありますので
吉右衛門さんのイメージからするとちょっと驚かれる方も多いように思います。
 
そして、この作品の極め付きが最終回の首領との最終決戦で
何と首領が根拠にしている大坂城が舞台!
大坂城を舞台に選んだのは、
大阪冬の陣の秀頼と淀殿みたいに籠城する為ではありませんが、
出雲は、ハンググライダーで城内に決死の潜入をし
様々な難関を潜り抜け、遂に翁面の首領と対面する事になります。
 
出雲が現れても面を外さぬ首領ですが
悪は栄えた試しは無いので、
当然首領も花房出雲に「ごめ~ん!」と斬られ
面が割れた時、遂に首領の正体が明らかに!
何とその正体は
…変な外人(演じてる人に失礼ですが)
散々煽ってこれが首領!?と思った人もいたとかいないとか…
 
余談はともかく、首領は敗れてもなお、
特撮モノではお約束の自爆をしながら
「俺が死んでも、欲望ある限り俺の魂は滅びん!」
さらに
「ディアブル!ディアブル!ディアブル!(※)」
 
と壮絶な断末魔を残し、最期を遂げるのでした。
 
しかし、どこから来た誰なのかも分からない異人が
どうやって大坂城を一大拠点にあんな組織を作る事が出来たのか?
全ては謎のまま幕を閉じるのでした。
 
(※「ディアブル」とは日本語で「畜生!」の意味のようです)

訃報は突然に

2013年09月23日 | 訃報関連
俳優で声優の石田太郎さんが亡くなられました。
突然の訃報を、昨日新聞を見て知っただけに、大変驚いております。
 
石田さんは俳優としても、様々な作品で活躍されましたが
小池朝雄さんに代わってコロンボを演じたり
『ルパン三世 カリオストロの城』のカリオストロ伯爵を演じたり
声優としての活躍が印象に残っている方も多いかと思います。
 
謹んでお悔やみ申し上げます。

茉利さん出演作品の謎

2013年09月21日 | 岡本茉利
1978年の後半頃から1979年の前半頃は
茉利さんはアニメ作品にはレギュラーとして
『ヤッターマン』、『ヤマト2』、『花の子ルンルン』に出演されていて
声優としての代表作を演じていた文字通りの全盛期でしたが
同じ頃、女優としての茉利さんの活動はどうなっていたかと言うと
1978年の後半から1979年の前半の時期
茉利さんは、普段あまり出演されないジャンル
(具体的には時代劇や刑事ドラマ)のドラマに複数出演していました。
 
声優として活躍していた為、
ドラマにも引く手あまたと言う感じだったのかと思いますが
1978年の年末(翌年の正月映画)の
『男はつらいよ』への出演していなかったのも理由なんでしょうが
ただ、この時期に茉利さんのドラマ出演、
しかもあまり茉利さんが出演されない
時代劇や刑事ドラマへの出演が多かったのは、
どう言う理由があったのでしょうか?

ドラクエ3のキャラの声を考える

2013年09月14日 | ゲームネタ
ドラクエ勝手にキャスティング完結編です。
今回は、ドラクエ3を私ならこうキャスティングしたい…
と言うテーマになります。
当然ながら、実現性は一切無視して
私ならこうキャスティングしたい…と言うのをまとめてみました。
(以下、敬称略)
 
勇者…神谷明/杉山佳寿子
戦士…玄田哲章/小山茉美
僧侶…青野武/麻上洋子(一龍斎春水)
魔法使い…永井一郎/吉田理保子
武道家…森功至/三田ゆう子
商人…肝付兼太/横沢啓子
遊び人…広川太一郎/向井真理子
盗賊…古川登志夫/小原乃梨子
賢者…富山敬/岡本茉利
 
オルテガ…柴田秀勝
勇者の母…北浜晴子
竜の女王…武藤礼子
ルビス…池田昌子
 
カンダタ…たてかべ和也
ヒミコ…来宮良子
サマンオサ王…滝口順平
バラモス…富田耕生
ゾーマ…大塚周夫
神竜…内海賢二
 
細部まで解説するとキリがなくなるので、細かい解説は避けますが
(決して、力が尽きた訳ではありません)
私の好みのアニメで出ている特に好みの声優の方を多く選んでいる事は
このブログ等をご覧になった方ならお分かりいただけるかと思います。
 
茉利さんをあえて主人公の勇者じゃなくて賢者にしたのは、
茉利さんの清楚な雰囲気だと、勇者より賢者の方が合うかな?
と感じたからです。

ドラクエ5のキャラの声を考える

2013年09月07日 | ゲームネタ
懲りもせず、勝手にドラクエキャスティングネタです。
今回は、ドラクエ5を私ならこうキャスティングしたい…
と言うテーマになります。

サイトの方でも
『ドラクエ5』のビアンカ(かフローラ)の声を茉利さんにやってほしい
と私は主張していますが
じゃあ、この場合主人公や息子・娘辺りのキャストは誰になるのか?
考えてみました。

例によって実現性は無視しています。
 
まず、茉利さんがビアンカを演じるなら、
相手役に当たる主人公は誰が良いのか?と言う点。
ビアンカは主人公の幼馴染み(フローラは主人公をずっと慕っていた)
と言う主人公とビアンカ等の距離、及び
茉利さんの今まで演じた作品から単純に考えれば
太田淑子さんか野沢雅子さんが良いかな?と思います。
 
ただ、これは子供時代の話で、
太田さんや野沢さんが成人後の主人公の声って言うのも、
アリと言えばアリなんですが、
私としては主人公が大人になったら声が変わる方が自然かな?と考えます。
 
その場合、誰が良いか?と言うと
私はやはり富山敬さんが合うだろうと思います。
理由としては、5の主人公はお人好しの好青年っぽい感じで
富山さんの声に合いそうだと思ったからです。

最も、フローラと主人公なら
同年齢位(かフローラが年下?)なので良いですが
ビアンカと主人公はビアンカの方が年上で
違うかな…と考えた事もあります。
ただ、洋画の『いちご白書』では、
最初の頃は茉利さん(の役)が富山さん(の役)を
リードする感じだったのが
付き合いが長くなるにつれ、関係が変わっていたので
5のビアンカと主人公もそんなふうになると考えれば、
アリかな?と私は思います。
 
主人公の本命は富山さんですが、セルジュさんっぽい水島裕さんの主人公
亮くんみたいな感じの井上和彦さんの主人公と言うのも捨て難い所です。
 
主人公の双子の息子と娘は、
つかせのりこさんと松島みのりさんと想定しています。
主人公の少年時代と息子は同じ声!って考える方も多いのは承知で
つかせさんが息子に合うかな?と思ったのは、
茉利さんと縁が深いのは言うまでもありませんが
つかせさんの息子と茉利さん演じるビアンカ(フローラ)との関係が
愛ちゃんとスパンクみたいな関係になりそうかな?と思った為です。
 
松島さんが女の子に合いそうかな?と思ったのは
こちらも茉利さんと縁が深いのもありますが、
松島さんはああ言ったませた少女役が合うと思ったからです。
二人の関係は、愛ちゃんとせりのちゃんみたい…
ではなく月美さんと日曜子みたいな関係を想定しております。

あと、娘のデフォルトの名前がタバサと言う事もあって、
桂玲子さんの娘と言うのも捨て難い所です。
 
5の他のキャラについては、長くなるので詳細は省きますが
ヘンリー=石丸博也さん、マリア=吉田理保子さん、
パパス=納谷悟朗さん、マーサ=池田昌子さん辺りは
すんなり思い付く所です。