つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

ゴルゴよ永遠に

2021年09月29日 | 訃報関連

劇画家のさいとうたかを先生が亡くなられました。

さいとう先生と言えば代名詞でもある『ゴルゴ13』をはじめ
ドラマ化もされた『バロム1』や
『鬼平』等の時代劇劇画等多彩な作品を残されました。

お歳がお歳ではありますが
つい最近、さかもと太郎先生の追悼特集で
さいとう先生とさかもと先生の対談を読んだばかりなので
突然の訃報に非常に驚いております。

謹んでお悔やみ申し上げます。


普通の話で歴史に幕?

2021年09月25日 | 懐かしテレビ

ここ数回、アニメの最終回の話題を取り上げましたが
今回はおなじみ『特別機動捜査隊』(以下『特捜隊』)の最終回についてです。

『特捜隊』は15年6か月放送を続け、放送回数801回と言う記録を打ち立てましたが
その最終回である第801回目のサブタイトルが「浮気の報酬」と言う
最終回らしさが全く感じられないタイトルなのが、何とも言えぬ所です。

かつて、立石主任が辞めようが、高倉主任が辞めようが
降板を仄めかすような描写が無かったドラマだけに
タイトルも普通だし、話も普通に終わるんだろうなと思っていましたら
事件自体もあまり最終回らしくない話で
ラスト、被疑者が自殺して終わると言う後味の悪い描写で終わったとは言え
いつもと変わらない終わり方で
これで最終回か・・・とちょっと拍子抜けした所はあります。

唯一、最終回らしかった事と言えば
ラスト、島宇志夫さんの
「15年6か月続きましたがこれで終わりです
またお会いできる日を楽しみに」
みたいな感じのナレーションが流れた点
あと、事件の犯人が当作品で何度か監督を務められた島崎氏だった点も
最終回らしいと言えばそうなるんでしょうかね?

本音を言うなら、亀石さんの矢崎主任じゃなくて
青木さんの三船主任で最終回を迎えて欲しかったかな・・・
と言うのはあります。


家族なら記憶が消せない?

2021年09月18日 | 懐かしアニメ

前回は魔女っ子アニメの中でも残酷な最終回を迎えた
『魔法使いチャッピー』を取り上げましたが
今回はご存知『魔女っ子メグちゃん』の最終回についてです。

『メグちゃん』の最終回と言えば
メグちゃんとノンちゃんのキャットファイトやら
メグちゃんが最後に「私(メグ)を忘れない魔法」をかけたり
話題豊富な最終回です。

ただ、メグちゃんの仮親で、先輩魔女のマミさんが
メグちゃんを魔界に戻す為に、今までずっと一緒に暮らしてきた
神崎氏やラビ、アボのメグちゃんに対する記憶を一切消し去り
神崎氏達にメグちゃん赤の他人扱いされ
ショックでメグちゃんが泣き崩れると言う
『チャッピー』の最終回に似たシーンもあります。

ただ、アボがメグちゃんを夢に見てしまい
雨の中、メグちゃんを探して病になってしまう
と言う展開に話が進む事からも分かるように
消せたと思った神崎氏達のメグちゃんの記憶は
実は消せていなかったのでした。

『チャッピー』だと消せたんですが
あれは第三者だったからで、実の家族の強い絆は
記憶を消す事が出来なかったと考えても良いのではないでしょうか?

チャッピーが不憫ではありますが・・・


死ぬより悲しい最終回

2021年09月11日 | 懐かしアニメ

色々なアニメの最終回を見てきましたが、個人的に
かなり悲しいと言うかバッドエンドだと思っているのが
前にも少し触れた『魔法使いチャッピー』です。

『チャッピー』の最終回は

チャッピーが魔法を使ったのがレギュラーキャラにバレてしまい
チャッピーは家族に迷惑がかかると自害をしようとしますが止められます。
魔法を使った事自体を咎めなかった魔法の国の王様でしたが
とんでもない魔法を使い事態を収拾させたのです。

後日、チャッピーが友達の元へ向かうと
今まで親しくしていた友達等が
ことごとく「チャッピーなんて知らん」「誰あんた」
みたいな感じになっていたのです。
もちろん、これ魔法の国の王様の力なんですけどね。

親しかった人達の態度にショックを受けたチャッピーは
両親達と共に住み慣れた街を去る事となると言う感じの筋立てです。

記憶を消されたチャッピーのお友達に
チャッピーが不審者みたいに扱われるのが
特に残酷に感じましたし
悲しみのチャッピーが魔法で夜空に
”友達だった頃のみんなとの光景”を映し出し
その幻影に別れを告げる件が、非常に切なく感じました。

余談ですが、『チャッピー』についてあるサイトで情報を得たのですが
『チャッピー』と言う作品が
元々魔女っ子アニメの原点回帰を目指していた作品だった
と言うのは知られていますが
放送された1972年当時に東映動画で労働争議があり
東映動画がロックアウトしたりした影響で
当初の原点回帰が行えなかった作品だと言う事で
そう言う裏事情を踏まえ最終回を見ると
よりチャッピーが不憫に感じられる気がします。


戦いの果て

2021年09月04日 | 懐かしアニメ

タツノコの代表作の一つ『科学忍者隊ガッチャマン』は
最初のシリーズで
コンドルのジョーの犠牲をもって総裁Xの野望を断つ
と言う結末を迎えました。

その後アニメブームを迎えた1978年『ガッチャマンⅡ』が製作され
死んだと思われたジョーが実は生きていた事にして
総裁X並びにゲルサドラとの戦いが描かれました。

そして『Ⅱ』終了後、間髪入れずに『ガッチャマンF』が製作されますが
この『F』の終盤は南部博士が亡くなった上
ラストは、最後のボス総裁Zと科学忍者隊が刺し違え
健、ジョー、ジュン、甚平、竜が揃いも揃って
描写からは明らかに死んだように描かれたようです。

結構長く続いたシリーズのラストが
全滅エンドと言うのは、何とも切ないものがあります。