つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

茉利さん出演アニメの最終回

2014年04月26日 | 岡本茉利
ちょっとした最終回特集を続けて来ましたが、
最後はサイトの趣旨に沿って
茉利さん出演アニメの最終回について取り上げてみます。
茉利さん出演アニメで
アニメの最終回特集で取り上げられる事が多いと思われるのが
『いなかっぺ大将』、『ヤッターマン』です。
 
まず『いなかっぺ大将』から見て行きます。
この作品の最終回は、
何と言っても大ちゃんが二人の花嫁(キクちゃんとハナちゃん)と
重婚しようとするという前代未聞の展開
を見せるのが驚きです。
こう描く事で、上手く(?)難題から逃げたと言う見方も出来ますが…
 
続いての『ヤッターマン』の最終回ですが
これはある意味、行き当たりばったりで話を作ったようにも見えつつも
上手くまとめた感じの最終回でした。
ただアイちゃんに関しては、個人的には物足りない部分が多いです。
特に、最後が物陰でドクベエ様の正体について話してるだけ
ってのはどうなんでしょうかね?
 
逆に、最終回特集で取り上げられる事が少ない
『花の子ルンルン』『おはようスパンク』『宇宙戦艦ヤマト2』
の最終回は良い内容だったと思います。
(『スパンク』映画版のラストも良かったですね)
 
『ルンルン』については、捻った所の無い、正攻法の最終回で
大団円で綺麗にまとまっていると思います。
(ヌーボとキャトーとの別れが描かれなかったのは、少々不満ですが)
 
『スパンク』については、
映画版は堤大二郎さん演じる翔くんとの綺麗な別れの後、
愛ちゃんの晴れ晴れとしたモノローグが快い印象を残しますし
テレビ版も辛いシーンがあったりしたものの
これも綺麗な印象で幕引きをした
(実際は打ち切りだったものの)ように感じました。

良い最終回と良くない最終回

2014年04月26日 | 懐かしアニメ
前回取り上げた『あんみつ姫』の最終回もそうでしたが
他にも色々と凄い最終回を迎えたアニメ作品ってのはあります。

最終回で結構あるケースが、最後に主人公が死ぬ作品でして
中には『銀河烈風バクシンガー』みたいに
(新撰組をモデルにしてるので)
主人公側が討ち死と言う結果で終わる作品もあります。
キャラファンと言うのは当然いますから、そのキャラを死なせるとなると
やはり賛否は分かれるようですが、
キャラに相応しい散り際を描いていれば、
個人的には良いんじゃないかと思います。
 
死ぬより賛否が分かれる終わり方となると、作品そのものが打ち切りとなり、
訳が分からない展開を見せると言う終わり方になるでしょう。
『ダイの大冒険』が、続きそうな所で明らかに打ち切りを食らってしまい
最後、かなり強引な展開で押し切ったなんて例は覚えていますが
さらに昔のアニメ『宇宙戦士バルディオス』では
敵の攻撃で俺たちはこのまま滅んでしまうのか…と絶望のまま
”完”
となってしまったなんて恐ろしい例もあります。
 
最終回で”やらかす”作品がある一方
逆に普段の内容より、最終回で名を上げた(と思われる)作品もあります。
代表的なのは『ハクション大魔王』の最終回です。
この作品の最終回は、散々懐かしアニメ特番で取り上げられ、
食傷気味と言う方もいるかと思いますが
少し前に見た際は、
柄にもなくジンと来る素晴らしい最終回だと私は感じました。
特に、日頃はズッコケ気味な大魔王が、
カンちゃん(や視聴者)に残したメッセージや
加藤みどりさん演じるカンちゃんの
「魔王~!!!」と言う絶叫が良いポイントでしたね。

終わり悪けりゃ…

2014年04月19日 | 懐かしアニメ
小山茉美さんの『あんみつ姫』は
小山さんの声に早くから馴染んでいた事もあって
リアルタイムで見ていた覚えがあるんですが、
どう言う最終回だったかについては、全く覚えていません。
(単に長い事見ていないから忘れただけなんですが)
 
そんな『あんみつ姫』の最終回について
少し気になって調べていたら、詳細が分かりました。
どう言う最終回だったかと言うと、
江戸時代が終わって城主の娘だったあんみつ姫も
平民になると言う話なんですが
問題は、今まで登場していたレギュラーキャラの後日談が描かれるラストで
キャラの中に”ギャングに入る”、”投獄される”、
”ジャングルに移住する事になる”等々
何とも言えぬ末路を辿るキャラがいたのでした。
 
普段の『あんみつ姫』はどたばたコメディみたいなアニメで
安直なハッピーエンドじゃ面白くない、捻ってみよう!
と言う発想があったのかもしれませんが
辛辣な言い方をすれば
「奇をてらい過ぎて失敗している」最終回だったと言えるでしょう。
最終回でやらかした事によって、
作品自体の評価にも傷が付いてしまったような気もします。

悪役刑事大集合

2014年04月11日 | 懐かしテレビ
往年の名作映画『新幹線大爆破』を先日拝見しました。
高倉健さんが犯人役を演じたこの映画を一通り拝見しての感想は、
簡単に言えば、所々気になる点はあったものの
パニック映画としては中々面白い作品だと感じました。
 
内容とは別に見所だと感じたのが、
オールスター映画だけに豪華共演陣が一堂に会した点でした。
志穂美悦子さん丹波哲郎さんが一シーンだけ出ていたり、
竜雷太さんが新幹線の中で、何故かゴリさんっぽい演技で活躍していたり
先頃亡くなられた宇津井健さん
高倉健さんより格好良く感じた(あくまで私の主観です)点が印象的でした。
 
ただ、個人的には悪役俳優が大挙して出演していた事が
この作品の隠れた魅力だと感じています。
特に捜査本部側を見て行くと
田中浩さん、浜田晃さん、黒部進さんが悪徳刑事ではなく、
誠実に捜査を進める普通の刑事だったり、
新幹線司令室に待機している久富惟晴さん、原田清人さん、山本清さん
出演場面が多く、存在感を発揮していたのには、ちょっと驚きました。
 
同じ悪役の常連でも
捜査本部で存在感を発揮していた捜査課長の鈴木瑞穂さん
千田刑事役の青木義朗さん辺りは、
刑事や偉い人を演じるイメージも強いので、
警察側の人間を演じても特に違和感はありませんでした。

山形ローカルCM事情

2014年04月05日 | 懐かしテレビ
その地方地方で流れるローカルCMを見ていると
イメージキャラクターとして起用されている、
思いもかけぬ有名人に遭遇する事があります。
今回はローカル色の強いネタになりますが、私にとっては一番馴染み深い
山形県のローカルCM事情についてです。
 
山形の有名なローカルCMでまず思い出すのは、
水島裕さんの酒田米菓のCMでした。
このCMは何年も流れていましたし
「友、遊、裕の酒田米菓」のキャッチコピーもインパクトがありましたからね。
水島さんの声優以外の実績と言うと『連想ゲーム』が有名ですが
このCMで水島さんの名前を覚えた人も多かった事でしょう。
 
あと、2000年代になってからだったと記憶していますが
地元の銀行(山形銀行)のCMナレーションが
突如神谷明さんや杉山佳寿子さんになった事
もありました。
このCM、特定のキャラ付けは無い普通のナレーションでしたが
何故かCMなのに”ナレーター 神谷明”みたいなクレジットもあったので
神谷さんや杉山さんの演じたキャラの知名度込みで起用されたのかな?
と思っています。
 
声優絡みばかりになってしまいましたが
他にも
『西部警察』でおなじみの庄司永建さん(新庄市出身)の葬儀屋のCM
・10年位前に見た悪役俳優の山本昌平さんが
強面だけど優しい自動車学校の教官やっている自動車学校のCM

も印象的でしたし、
・山形の隣県、宮城の旅館『左勘』のCM
あの土田早苗さんがやっていた事があったのは、
今でも記憶に残っています。
 
あと、山形と言えばかつては日曜のサザエさんの後によく流れていた
滅茶苦茶古いアニメーションで一部で有名な米沢の漢方のCMも有名です。
数年前、デジタル完全移行直前の頃に『破れ新九郎』を録っていた際に
未だに流れていて、思わず消さずに残してしまいましたが、
今は流れているかどうかは未確認です。
 
話は変わりますが、蟹江敬三さんが亡くなられました。
長年、時代劇や刑事ドラマで活躍された方ですし
最近まで活躍されていただけに、突然の訃報には本当に驚かされました。
謹んでお悔やみ申し上げます。