つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

山本昌平さん死去

2019年11月30日 | 訃報関連

俳優の山本昌平さんが亡くなられました。

山本さんと言うと時代劇では
凄腕の刺客や地位のある侍
刑事ドラマだと凶悪な犯人
特撮モノでも悪者を演じたり
出る所出る所、悪人悪人と言う感じで
悪役俳優の中でも、私の知る限りでは
善人役の比率が特に少ない方だったのではないかと思います。

山本さんは前述のように
悪役のイメージが強いですが
以前、地元の自動車教習所のCMに
”厳しそうだけど優しい教官” で出演されていた事があり
こう言う形で山本さんを見る事になるとは・・・
と不思議な気分になったものです。

謹んでお悔やみ申し上げます。


女教師一休さん

2019年11月30日 | 懐かしテレビ

このブログで度々取り上げている刑事ドラマ 『特別機動捜査隊』には
今では声優として名前が売れている方が
俳優、女優として登場される事がしばしばあります。

最近見た中で印象的だったのが
若き日の藤田淑子さんが女教師を演じた回でした。
藤田さんが演じた女教師は若く、美しかったのですが
夫の暴力に悩まされる役所で
しかも話の中で夫が殺されると言う展開を見せます。

結局、夫を殺していたのが
藤田さん演じる役所だったのは、非常に残念でしたが
全編に渡って声優としての藤田さんとはまた違った
女優としての魅力が感じられる役所で、良かったです。

『特捜隊』は製作が『コンドールマン』と同じ東映テレビプロなので
茉利さんが出ていても不思議は無いんじゃないかと思っているのですが
残念ながら巡り合わせが悪かったようで
茉利さんが出演された回は無いようです。
誠に惜しい限りで・・・


中村正さん死去

2019年11月23日 | 訃報関連

声優の中村正さんが亡くなられました。
中村さんと言えば『奥さまは魔女』の軽妙なオープニングナレーターや
『チャーリーズ・エンジェル』のチャーリーの声等
様々な作品で活躍されました。

アニメでは『巨人の星』の威厳ある川上監督が印象に残っております。

謹んでお悔やみ申し上げます。


声優共演二題

2019年11月23日 | 懐かしアニメ

先週、BSでやっていたクイズ脳ベルSHOWの特番に
神谷明さん、一龍斎春水(麻上洋子)さんがゲストで出演されていました。

春水さんの十八番の森雪の口演があったり
春水さんの口から「キューティーハニー」と言う単語が飛び出したり
期待以上に楽しく拝見させていただきました。

特番自体も若林豪さんや小松の親分や川野良子さん等々
楽しみながら(録画を交えつつ)結局、ほとんど見てしまったのですが
同日、BSの同じ時間帯に高橋留美子作品の特番もやっていたんですよね

 

そちらも出演予定が日高のり子さん、島本須美さん、佐久間レイさん等々
となっていて、興味はあったのですが
正直に言いますと、らんまの日高さん(の役)について
ちょっと・・・と思う所があったからか
脳ベルSHOWのCMの合間等に、時々見ていたのですが
ふと終盤にチャンネルを変えると
日高さんが「ラムのラブソング」を
感情たっぷりに歌っている場面に遭遇してしまったのでした。

平野文さん、島本さん、日高さんのお三方が
「ラムのラブソング」を歌われていたようなのですが
こう言う事があるとは思っていなかったので
チェックしておけば・・・と思うのは後の祭りですが
ちょっと惜しかったかなと思いました。

詳しく見ておりませんので分かりませんが
流石に茉利さん版のめぞん一刻(ラジオドラマ)については
触れる事は無かったんでしょうかね?


歌で悼む鶴ひろみさん

2019年11月16日 | 声優列伝

鶴ひろみさんが亡くなられて二年が経ちました。

鶴さんと言うと声優としての活躍は皆様ご存知の通りで
まだまだ語り尽くせない所もありますが
今回は切り口を変えて語ってみます。

鶴さんは調べて行きますと
キャラクターソング、アニメの挿入歌を思った以上に担当されていまして
その鶴さんの歌われた歌について 順不同で取り上げて行きます。

「命の花」
2013年の聖闘士星矢の続編(?)に
鶴さんが出演された際に演じられたバラスのキャラソン

鶴さんのお声が女性らしさ、大人の魅力を増した円熟期に入った時期に
激しい愛の歌を情感をこめて歌われるのが
今となっては心を打ちますね。

歴史番組のエンディングに合いそうな歌かな?
と個人的には感じました。

「Wispering Misty Night」
鶴さんの代表作オレンジロードでは
ED「夏のミラージュ」のカバーの他に
鶴さんの持ち歌としてこの歌があります。

まどかさんが甘い声で歌うまどかさんのキャラソン
・・・と言って良いんでしょうか
艶っぽさ美しさのある歌声は非常に聞き惚れます。

「地上最強のGS」
こちらは美神さんのキャラソン

既にご紹介した二曲と違い、激しい美神さんらしいアップテンポな曲です。

また、この歌は台詞がありまして
後半、横島くんに強さと迫力を見せる部分と
その前のおキヌちゃんに話しかける優しい感じのギャップが
鶴さんらしくて印象的です。

「猫に恋したヘンな犬」
これはスパンクとキャットのキャラソンです。

つかせさんがスパンクのキャットへの思いを歌い上げるのに対し
鶴さん(演じるキャット)が突っ込みを入れると言う構成の歌になっております。
また、ここでのキャットは劇中とは異なり、台詞がありますが
スパンクへの突っ込みは的確と言うかかなり冷たいと言いましょうか・・・

ちなみに、サビの部分は
つかせさんと鶴さんのデュエットになっていて
珍しい取り合わせですが、聞き応えのある所でした。

他にも鶴さんと山本正之先生とのデュエット「はぐれ都鳥」や
ドキンちゃんの「ドキンのララバイ」等々もありますし
これ以外にも私が知らない、入手出来ない
鶴さんが担当されたアニメソングがあるかもしれません。
今後も機会があれば触れて行きたいです。

改めて鶴さん、早過ぎますよ・・・


お悔やみ

2019年11月15日 | 訃報関連

脚本家の田村多津夫氏が亡くなられました。

田村氏は70年代はアニメ「ゲッターロボ」「スタージンガー」等で
80年代以降は時代劇「暴れん坊将軍」の脚本を担当されました。

田村氏の書かれた作品で思い出すのが
暴れん坊将軍で山本みどりさんが出演された
「涙を捨てたおんな坂」でして
山本さん演じる女商人の心情が巧みに描かれて
暴れん坊将軍の中でも特に好きな回の一つです。

謹んでお悔やみ申し上げます。


惜しかった・・・

2019年11月09日 | 岡本茉利

掲示板の方で話題を出した2018年版『サスペリア』について
茉利さんが出演された事は既に触れましたが
実はこの2018年版には
『サスペリア』で主人公を演じたジェシカ・ハーパーが出演していました。

吹替え版製作スタッフの話によれば
茉利さんに『サスペリア』(のリメイク版)で
ジェシカ・ハーパーの吹替えを担当していただきたかったから
オファーを出していたようです。

では、何故茉利さんがジェシカ・ハーパーを担当されなかったかと言うと
そのジェシカ・ハーパーが担当した役が
原語版の製作者の意向としては
他国の吹替えでも現地語(日本なら日本語)を
話さないと言う設定になっていた為
茉利さんは別の役に代わったと言う事だったようです。

実現していれば、話題になったと思いますので
非常に惜しい事をしたと言えるのではないでしょうか?

ただ、実際の日本語吹替え版では
ジェシカ・ハーパーの吹替え担当声優がいるようで
この辺りの事情がよく分からないのですが・・・