つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

ゼンダマン主役変更の謎

2022年11月26日 | 懐かしアニメ

最近知ったのですが
『ゼンダマン』の鉄ちゃん(ゼンダマン1号)の声は
当初は曽我部和行(和恭)さんが担当される予定だったそうで
その場合、曽我部さんが1号だとしたら
さくらちゃん(ゼンダマン2号)はどうなっていたのか?と言うのは気になる所ではあります。

ゼンダマン2号は滝沢久美子さんが最初から担当される事を想定していた可能性も当然ありますが
声の相性みたいなのもありますから
もしかすると別の方を想定していた可能性ってのもあるんですよね。

その別の方が茉利さんだったかは定かではありませんが…

もう一つゼンダマンで有名な話と言えば
麻上洋子(一龍斎春水)さんが初回だけアマッタンを担当されていた事があって
こちらも長い事理由が分からず、気になっていたのですが
実は麻上さんが体調を崩されて降板に至ったと言う事情があったようです。
(同じ理由で『魔女っ子チックル』の最終回頃だけ麻上さんのチーコが
潘恵子さんに代わっているんですよね)


生き残るのが幸せ?

2022年11月19日 | 懐かしアニメ

小山茉美さんの主演アニメの一つに
『巴里のイザベル』と言うアニメがあります。

この作品は『ラ・セーヌの星』や『ベルばら』でおなじみのフランス革命期ではなく
1870年頃のプロイセンとフランスの普仏戦争をテーマにした珍しいアニメで
貴族の娘イザベル(小山さん)が
戦争のはざまに男装して剣士として活躍すると言うあらすじで
一見すると『ラ・セーヌ』のシモーヌみたいな話なのかと思わせる内容です。
(かく言う私も詳細を調べるまでは、ごっちゃにしてた所がありました)

ところが、この作品は数あるアニメの中でもラストが悲劇的な作品でして
何故かと言いますと、普仏戦争をかなり丁寧に描写した事が原因だと思われます。

話の流れ(大体史実もこれと同じ感じ)としては
最初はプロイセンとフランスが戦っていたのが
プロイセンに敗れたフランスがプロイセンと講和しますが
講和に従わない、フランス国民が臨時政府(パリ・コミューン)を作り
最終的には、フランス政府とコミューン側の内戦となります。

イザベルはコミューン側で戦いますが
歴史の大きな流れには抗えず、強大なフランス軍によって
家族、友人等が次々に殺されてしまいます。
身内が死ぬって話自体はアニメなら珍しくないですが
最終盤に、フランス政府とコミューンの戦闘で最も多大な犠牲が生まれた
”血の一週間”を真っ向から描いていて
かなり悲劇的な最期を迎える人物の描写も多く
非常に印象に残るのではないかと思います。

最後は一人生き残ったイザベルが「生き続ける」ことを誓うものの
戦乱によって何もかも失ったイザベルがこの後何を糧に生き続けるのか
非常に考えさせられる所です。

余談ですが、イザベルが戦闘するシーンのコスチュームは
ラ・セーヌのシモーヌのようなコスチュームでは
残念ながらありません。


実現しなかった共演

2022年11月12日 | 声優列伝

鶴ひろみさんが亡くなられて5年が経ちますが
鶴さんと同じように1980年代に大活躍された女性声優の一人が
小山茉美さんでした。

鶴さんと小山さんはお二人とも比類なき個性の持ち主ながら
演じる役のタイプが重なる印象があるからかは分かりませんが
ドラゴンボールもありますし、アラレちゃんに
鶴さんがゲストで出演された事もあるものの
意外と大きい役での共演があったイメージが(個人的には)無いんですよね。

ただ、結構後年になってあるアニメで
鶴さんが母親役で小山さんが(幼めな)娘役を担当された
なんてことはありましたけどね。

ただ、1980年代に製作された『ガラスの仮面』のパイロット版では
鶴さんが北島マヤ、小山さんが姫川亜弓を担当されていて
(実際は勝生真沙子さんがマヤ、松島みのりさんが亜弓を担当)
このパイロット版のまま、実際にアニメ化されていたなら
お二人の共演歴の中でも一番大きい物になったものと思われるだけに
幻の共演となってしまった事は
今となっては惜しまれる所ではあります。


亡くなっていらしたとは・・・

2022年11月12日 | 訃報関連

白木みのるさんが2年前に亡くなられていた事を知りました。
色々事情があったものと思われますが
既にお亡くなりになっていた事は大変残念です。

白木さんと言えば何と言っても
一世を風靡した『てなもんや三度笠』の珍念ですね。

珍念以外でも、時代劇で時折見かけたり
結構な歳になっても”子供”を演じられたとか
あの甲高いお声共々長くそのお姿に親しんだものです。

謹んでお悔やみ申し上げます。


縁はこじつける物?

2022年11月07日 | 懐かしアニメ

『ゼンダマン』の挿入歌の一つ「とんでもニャー猫ニャラボルタ」は
タイトル通り、ニャラボルタのキャラソンで
歌っている方はすぎもとまさとさんでしたが、確か本編では
ニャラボルタ役の池田勝さんが歌われるバージョンが
流れた事もあったような気がします。

歌っているすぎもとさんが
実は「吾亦紅」等を歌われている
”あの”杉本真人さん
である事は、結構後に知りました。

それから、杉本さんについて調べた所
小柳ルミ子さんの「お久しぶりね」を作られた方である事を知り
茉利さんとの妙な縁を感じたものです。
(ゼンダマンは直接茉利さんに関係無いんですけどね)

あと、杉本さんが石原プロの『大都会』パートⅡのテーマを作られた事は
最近知りました。