つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

切ない最終回

2021年08月28日 | 懐かしアニメ

前回は『みなしごハッチ』について取り上げましたが
ハッチの声を担当された栗葉子さんと言えば
ハッチ、ビッケ、ど根性ガエルの京子ちゃん
てんとう虫の歌のうららちゃん等を担当されました。

そんな栗さんの主演アニメの一つに1972~73年にかけて放送された
『おんぶおばけ』がありました。

半世紀も前のアニメで、一般的に見る機会があまり無い作品でもあり
作品の詳細の説明は省略させていただきますが
最終回が切なかったと言うのは、割と有名なようです。

話としては、おんぶおばけ(以下おんぶ)が住む村が嵐に襲われ
おんぶが体を張って、嵐から村を救うものの
おんぶは息絶えてしまい
確か大村崑さんが声を担当されたおじいさんが
おんぶを背負っている内に、おんぶは翡翠に戻ってしまい
(おんぶは翡翠からおんぶおばけになっていたようです)
おじいさんが翡翠を川に戻すと、翡翠は壊れてしまう
と言う感じの内容だったようです。

以前に「おんぶおばけ』の切ない最終回の話は聞いた覚えがありましたが
今回、記事でするにあたって、改めて最終回の内容をまとめると
ロボットなんかの特攻エンドを想起させるような、切ない終わり方だと感じます。

ただ、まとめ方としては良いまとめ方だと思いますし
切ないながらも良い最終回だと思いますし
『ポールのミラクル大作戦』の茉利さんが出演された回にも似てるかな?
とも思います。


お悔み申し上げます

2021年08月21日 | 訃報関連

俳優の千葉真一さんが亡くなられました。
『キイハンター』、『影の軍団』、柳生十兵衛
千葉さんの出演作を数多く楽しんでみて来ただけに
突然の訃報には非常に驚かされました。

また、落語家の笑福亭仁鶴師匠も亡くなられました。
仁鶴師匠と言えば「生活笑百科」でおなじみでしたが
時代劇『騎馬奉行』や拝一刀をパロディーしたCMに出演された事も
印象に残っております。

謹んでお悔やみ申し上げます。


死亡エンドと思わせて・・・

2021年08月14日 | 懐かしアニメ

アニメ『昆虫物語 みなしごハッチ』は
1970~71年にかけて放送されたタツノコプロの名作の一つですが
終了から2年ほど経った後
続編『新みなしごハッチ』(以下『新ハッチ』)が製作された事は
ご存知の方もいらっしゃるかと思います。

『新ハッチ』は前作のラストでハッチと劇的な再会を果たした
ハッチの母である女王様が何と殺されてしまうと言う
無情過ぎて何とも言い様の無い所から話は始まります。

本当の意味でみなしごになったハッチは
妹のアーヤ(声は野村道子さん)を女王にする為
亡母から最後に聞いた場所”美しの丘”を探し出す旅に出向きます。

放送局を変えて、再び旅立ったハッチではあったものの
最初の掴みが悲惨過ぎたのも一因のようにも思えますが
前作ほどの支持を得られず、作品自体は終わりを迎えます。

ちなみに『新ハッチ』の最終回のサブタイトルが

「ああ ハッチ最後の日」

と言うタイトルでして
冒頭の悲惨な顛末(ママが死ぬ)を私は知っていただけに

「最終回はもしかしてハッチが死ぬのでは」

と本気で思っていた事もありました。

同時期の『キューティーハニー』で
聖チャペル学園が焼け落ち、夏っちゃんが殺される回が
「ああ 学園最後の日」でしたから
そちらのイメージも影響していたのかもしれません。

実際の『新ハッチ』の最終回を見た所
別にハッチは死ぬ訳では無いようで、一安心ですが
じゃあ、何故あのような思わせぶりなタイトルを付けたのか
よく分かりません。

もしかすると、当初はハッチが死ぬ予定だったのが
それではあまりに残酷過ぎるので
内容は変更したものの
サブタイトルだけそのまま残したと言う可能性も考えられます。

ただ、そうなるとサブタイトルだけ同じままと言うのも
おかしい気もしますし・・・


スーダラ節もどきの正体

2021年08月07日 | 懐かしテレビ

『ひらけ!ポンキッキ』のコーナーの合間合間に
キャンディーズの
「ハートのエースが出て来ない」のイントロ部分だけが流れたり
玉川カルテットが「3と7~♪」みたいに歌っていたりする
ミニコーナーがありました。

このミニコーナーで昔から気になっていたのが
植木等さんのスーダラ節に似た感じで
ちょっと歌詞が言語不明瞭みたいな感じの曲でした。

長い事気になっていて、見てみたいと思っていた所
最近動画サイトでその動画をようやく見つける事が出来ました。

曲は思っていた通りの曲なのは良いのですが
動画の説明で、アレを歌っていたのが
なんとあの”タモリさん”だった事を実は恥ずかしながら初めて知りました。
正直言いますと
植木さんのパチモンで、全く知らない人だと思っていました。

歌の趣旨としては、出始めの頃
四か国語麻雀等色物扱いだった頃のタモリさんの芸の一つ
ハナモゲラ語でスーダラ節を歌ってみたと言う物だそうですが
ウン十年の疑問が氷解したのはともかく
今の今まであの声がタモリさんと気付かなかったとは・・・