つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

予告用の月美さん

2022年10月31日 | 岡本茉利

アニメの次回予告について
持ち役を持たないナレーター専業の方が予告を担当している場合
キャラクターが掛け合いをしたり、キャラのまま予告を担当している場合
の二種類が考えられます。

岡本茉利さんが演じた月美さんとして予告を担当した
『てんとう虫の歌』は当然後者になる訳ですが
そう考えると、最後の決め台詞である
「お楽しみにね!」
が、ちょっと引っかかるんですよね。

アイちゃんやルンルンならアリだと思いますが
普段の月美さんを見ていれば、あの軽い感じの「お楽しみにね!」
と言う台詞は中々想像し辛い所はあるのですよ。

ただ、違和感はありますがあの「お楽しみにね!」は
非常に私は気に入っておりますので、無いと寂しい限りではあります。

そこで、あえて理論武装(?)するなら
月美さんも予告用によそ行き仕様で
ちょっと羽目を外していると言う事にすれば
良いのではないでしょうか?


氷雪の門

2022年10月22日 | 岡本茉利

茉利さんは『氷雪の門』と言う映画で
真岡郵便局の電話交換手の一人香取知子を演じられました。
電話交換手の人は他にも結構出ていますので
茉利さんが目立っていたかどうかと言われると、何とも言えない所ですが
全体的に結構出番は多いと思います。
ちなみに知子は茉利さんにしては珍しく、おさげ髪の女性でしたね。

茉利さん演じる知子を含む、真岡郵便局の電話交換手の女性達は
ソ連軍の侵攻によって、数日後に撤退を余儀なくされるのですが
茉利さんが演じた知子は、親がどうしても反対した為、
数日後に行われる全員の撤退より一足早く、本土に帰る事になってしまいます。

茉利さんの一番の見せ場は、
知子が一足先に撤退する為に他の交換手達に別れを伝えるシーンでして
”仲間の交換手たちの顔を見たら、決心が揺らぐから”
電話で別れを告げるシーンを茉利さんが涙ながらに演じていたのが特に印象に残りました。
知子は、二木てるみさん演じる関根律子(電話交換手の班長)に
「一足先に本土に戻るだけだから、気にしないで」と慰められ、涙ながらに別れを告げます。

他のメンバーも当初は撤退しようとしていたのですが、
色々な理由から、電話交換の仕事を続ける内、ついにソ連軍の侵攻が間近に迫ってしまい、
ソ連軍の捕虜になる事を拒み、自決して果てると言う悲劇的なラストを迎えます。

この『氷雪の門』と言う映画は
一般的なわが国の敗戦の日である1945年(昭和20年)8月15日以降に
ソ連の侵攻によって悲劇が起きていたと言う事を、忠実に描いた貴重な作品でして
思想や茉利さんの出演云々は別にしても、
この『氷雪の門』は非常に意味深い作品ではないかと思います。

最後に余談ですが、茉利さんご本人のお話によると
茉利さんは、ご自身の演じられた香取知子のモデルになった方に、
実際にお会いになった事があるそうです。    
 
(今回は以前、掲示板に掲載したレスを再編集したものを記事にしております)


まさかのラストシーン

2022年10月15日 | 岡本茉利

茉利さんが若き日に出演された映画『喜劇 女売り出します』
この映画は、森繁さんと市原悦子さんのストリッパー斡旋所と
周囲に起こる騒動を描いたシリーズですが
茉利さんが非常においしい所をかっさらっていく作品だと思いますので
未見の方にも非常に見ていただきたい作品の一つです。

(以下ネタバレあり)詳しく解説していきますと、
茉利さんの演じる朝子は東北の山形生まれの純朴な少女で
理由はちょっと忘れましたが、売春宿に売られています。
そんな朝子でしたが、ある日手助けもあって売春宿を抜け
真っ当な生活を歩むようになります。
売春宿を抜けた時点で、私は茉利さんの出番はもう終わりかな?と思っていたのですが
終盤、意外な展開を見せます。

と言うのは朝子が二人の女に惚れられ、
そのあおりで負傷した板前の菊男(うえだ峻さん)と
漁夫の利的に結ばれるからです。
朝子が菊男を看病するシーンを見ると、
朝子と菊男が結ばれるパターンじゃないかな?と感じられるものの
それまで二人の間に恋愛フラグは立っていなかった筈なので
唐突感は否めないものの、
個人的には(当時10代の)茉利さんがそう言う役を演じると言うのは、
結構嬉しい面もありました。

そして更に驚くのは、何と茉利さん演じる朝子が人に溢れた街中を
出前から意気揚々と戻るシーンに『完』の文字が被って終わると言うラストシーン。
色々と茉利さんが出演された映画を見てきましたが、
茉利さんのお姿がラストシーン、しかも『完』に被さっていると言う作品は
極めて稀な作品ではないかと思います。

この映画で個人的に茉利さんの印象に残ったシーンとしては
まず、売春宿で最初に登場するシーンが挙げられます。
ここでの純朴そうな感じは、茉利さんならではの雰囲気で
他にもラストの茉利さんが何度も演じている出前持ち姿や
米倉斉加年さんと逃亡するシーンで見られた、茉利さん特有の息遣いも印象的でした。

この朝子役は本当に茉利さんにうってつけの役所だったと思います。

(今回は以前、掲示板に掲載したレスを再編集したものを記事にしております)


非常に残念です

2022年10月08日 | その他

このブログでも度々話題を取り上げているBSフジの『脳ベルSHOW』が
この10月から週一回に枠縮小となってしまいました。

結構好きな女優さんなんかが出たり
この番組がきっかけで興味を持つ方が出て来たり
色々と楽しめる番組だっただけに
理由は分かりませんが、非常に残念です。

ただ、一応まだ終わる訳じゃない(ですよね?)ので
茉利さんが出演される事をそれでも期待して待っています。


現代劇でこのお二人が・・・

2022年10月01日 | 時代劇

1970年に放送されたアクションドラマ『ゴールドアイ』は
日本版スパイ大作戦を目指したドラマでしたが、レギュラーとして
若林豪さん、宮園純子さんが出演されていた所が個人的には惹かれた所でした。

そんな『ゴールドアイ』に何と野川由美子さんがゲスト出演された回がありまして
宮園さんと野川さんがやり取りする場面なんかもあって
かなり嬉しかったですね。

時代劇なら『水戸黄門』でお新さんが出てる回に野川さんがゲストで出演される事や
『桃太郎侍』でつばめ太夫が出ている回に宮園さんがゲストで出演される事もあって
珍しい事ではないと言えますが
現代劇でお二人の共演と言うのは中々珍しいのではないかと思います。

なお、宮園さんで現代劇と言えば
『ゴールドアイ』以上に『プレイガール』への出演が有名ですが
『プレイガール』には野川さんも土田早苗さんも出演されていないんですよね。