つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

時代劇と時代考証

2008年10月25日 | 時代劇

時代劇を見ておりますと
時代考証をどこまで厳格にするか?と言う問題をよく目にします。

特に私の好む娯楽系の時代劇だと
“娯楽と史実”がない交ぜになっているので
昔から時代考証に関してはうるさくおっしゃる方も結構いらしたようです。
よく、うるさく言われるのは、
例えば武士の屋敷とか奉行所、諸藩の江戸屋敷には
表札は無かったと言う点等で
表札は実は江戸期には無かったらしいのです。

これらの点のように、時代考証上必要なのに、
色々な理由で考証がないがしろにされている部分は
時代劇においては実は多いのです。

ただあまりにリアルを再現しすぎて
“江戸の既婚女性はお歯黒している”のが再現されても
今の美的感覚に合うかと言われても何ですが…

考証云々の話が出ても
流石に「黄門様が諸国漫遊していた」とか
「暴れん坊将軍は江戸の街で悪を退治していた」
みたいな“明らかな嘘“に関しては、
娯楽時代劇なんですからあまり目くじらを立てられる事も無いのですが
(ただ一時「黄門様が漫遊していた」のを史実だと思っていた方も
結構いらしたとか)

ちなみに、最近知った時代劇知識でためになったのは、
“戦国時代までは女性は嫁いでも結婚前の姓を名乗る”と言うものです。

サイト等で何度か名前を挙げている細川ガラシャも
大名細川忠興の妻に当たる女性なのですが
厳密に言うと明智玉(ガラシャは明智光秀の娘)と言う名前なのです。
また、足利義政(室町幕府八代将軍)の妻が“日野富子”と言ったり
源頼朝の妻が“北条政子”と言ったりするんでしょうね。


隠れ茉利さんネタ(柿の種編)

2008年10月19日 | 岡本茉利

先日、茉利さんネタを仕入れる為、
茉利さんの名前で検索をかけてみました。
すると、ある方のブログを見つけ、
何か茉利さん関係の話はあるかな?と拝見しておりましたら、
何と、その方に茉利さんが『柿の種(梅味)』を
お送りしたと言う記述を見つけました。

茉利さん、『柿の種』がお好きなんでしょうか?


緒形拳さんと茉利さんの意外な共通点?

2008年10月11日 | 訃報関連

先日、俳優の緒形拳さんがお亡くなりになりました。
緒形さんと言えば、映画『楢山節考』、『復讐するは我にあり』や
テレビですと『太閤記』、『黄金の日日』の豊臣秀吉等、
NHK大河ドラマの顔の一人とも言える方であった一方
『必殺仕掛人』の藤枝梅安、『必殺必中仕事屋稼業』の半兵衛等
所謂“必殺シリーズ”でも活躍された大俳優でした。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

ところで、話は変わりますが、緒形拳さんはかなりの知名度を誇る名優ですが
意外と名前を


“緒方拳“

と間違った漢字で記憶されている方が多いんですよね。
この辺は、我らが岡本茉利さんが散々


“岡本茉莉”

の誤記をされているのに通じる事だと思います。
映画等では緒形拳さんと茉利さんは共演歴は無かったようですが
こうした意外な共通点もあったのです。


ポール・ニューマンと川合伸旺

2008年10月04日 | 時代劇

先日、アメリカを代表する俳優であるポール・ニューマン氏が亡くなりました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

さて、ポール・ニューマンと言えば、
『ハスラー』、『スティング』等々数多くの代表作がありますが
そのニューマンの吹き替えを、日本で数多く担当されたのが
実は以前、ここで紹介させていただいた
時代劇悪役界の大スター川合伸旺さんだったと言うのは、
意外と知らない方も多いかもしれません。
最も、私も年代が合わなかったので
川合さんがニューマン氏の声を担当された作品自体は
見た事はありませんが。

私は川合さんのファンになってしばらくしてから
“川合さんは実はポール・ニューマンのフィックスである”
と言う事は知りましたが、
吹き替えは顔でやるものじゃないですし
川合さんの声は良い声で、吹き替え向きだろうな、と
その事実も特に意外だとは思いませんでした。

ただ、川合さんニューマン以外にも『レッド・サン』の三船敏郎さんの声とか
吹き替えではかなり活躍されたのですが、アニメには全く縁が無かったのは、
アニメと相性が悪かったからなんでしょうか?