横山さんのお宅の前に着くと、私は茉利さんから
「この横山さんのお宅で行われる公演の打ち上げに、
(私に)参加してもらえないか?」
と私を連れてきていただいた理由を聞かされます。
私は大変恐れ多い事と思いながらも、
ここまで来たんだから行くだけと意を決し、
茉利さん達と横山さんのお宅へ向かいました。
ただ、玄関までの道は歩行路以外は凄まじい雪の壁が出来ていて、
雪に慣れている私でさえ「ゲゲッ」と思う位でした。
そして横山さんのお宅に入ると、私の事を茉利さんから
「私(茉利さん)の熱狂的なファンで、
ファンサイトをやっていただいている○○(私の名)さんです」
と横山さんはじめ、今回の公演の開催や
打ち上げ用の料理を作られた皆様にお引き合わせいただき、
場違いながらも打ち上げの席に
参加させていただく事になったのでした。
席は、場違いながらも
ことりさんと茉利さんの間と言う位置に座らせていただき
後からやって来た竜劇隊の皆さんや
この日の為にわざわざ東京からお越しいただいた
茉利さんの師匠格の矢田稔さんらが揃った所で食事開始。
打ち上げは昼間に行われたのですが
お酒を飲まれる方も多かったです。
私は(普段は飲める方なのですが)車で来ていたので、
お酒は遠慮しました。
ただ実はその場で
(半分冗談、半分本気で)「本当は飲みたい」と私が言いますと、
茉利さんから「私が(車を)運転しましょうか?」
と気を使っていただきました。
そのご厚意に甘えて「一杯だけ…」
と言おうと何度か心の中で葛藤はしたものの
実際に茉利さんに私の車を運転していただくなんて
あまりに恐れ多いので「酒くらい我慢」と思い諦めました。
ただ「運転しましょうか?」と私に気を使っていただいた
茉利さんの優しさは、本当に嬉しかったです。
ちなみに、茉利さんはビールを少々いただいてはいましたが
全然ではありませんが、あまりお酒は飲めないそうで
お酒の飲めない私等と一緒に地元の名水を味わっていました。
料理は西川の特産品・山菜料理
(わらび・ぜんまい・赤こごみ・うど等)、漬物
煮込んだ大根、キノコ・カキのスープ等手作りの料理が並んでおり、
隣りに座ってらっしゃった茉利さんとも、食事の席なのもあって、
料理がおいしいとかそんな話ばかりしていたような気もしますが、
本当にどの料理も絶品でした。
ちなみに数ある料理の中でも、
茉利さんは山菜の赤こごみがお気に入りだったようです。
周りは知らぬ方ばかりな上、
脇にあの岡本茉利さんがいらっしゃる
と言う非常に緊張する場面ではありましたが
図々しくも茉利さんをはじめ、色々な方とお話しする事が出来ました。
茉利さんから回ってきた料理を取り分けていただいたり、
水を注いでいただいたりと
(もちろん、こちらも取り分けなんかもさせていただきました)
普通なら体験できないような事ばかり体験させていただきましたし
裏話なんかも伺ったり、楽しい話をさせていただきました。
こうした素晴らしい席に招いていただいた事に対し、
茉利さんの(熱狂的な)ファンと言うだけで、
こうした席に招いていただいた岡本茉利さんの御厚意
並びに大井沢の関係者の皆様、
竜劇隊の皆様の御厚意にも感謝いたします。
来年、こうした機会があれば、是非とも再び参加したいものです。