つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

茉利さんのルンルン

2010年10月31日 | 岡本茉利
岡本茉利さんの代名詞と言えば『ヤッターマン』のアイちゃん
そして『花の子ルンルン』のルンルンだと思います。
その内の一つ、『花の子ルンルン』のアニメを私が初めて見たのは、
今から5年前、ルンルンのDVDBOXが発売された頃でした。
作品自体、女性向けの作品ではありましたが
『ヤッターマン』のアイちゃんを演じる茉利さんの魅力に
魅かれ出した事もあり、躊躇う事無くDVDは購入しました。
 
作品自体はあの主題歌もあって、名前は知っていたのですが
どう言う内容かは全く初見だったので、
新鮮な気持ちで見る事が出来ました。
まず、ルンルンのキャラについてですが、
実際に見るまでは、活動的な面もあるけど、お淑やかと言うタイプ
キャラで言うなら、それこそアイちゃんみたいな感じで
子供から見ると憧れのお姉さん的な感じなのかな?と思っておりました。
一般的にルンルンと言うと
そう言うイメージで見る方も多いと思います。
 
実際に見てルンルンの魅力として感じたのが、
花の鍵を使い、色々な姿に変身する事で
アイちゃん等のように普通に茉利さんが演じるキャラとは
一味違った新たな魅力を見せる事が感じられた点です。
また、ルンルンは見た目に比べて
かなりお転婆で活動的な印象があったり
喜怒哀楽の感情表現も多く、アイちゃんに比べて
少女らしさが多く感じられるように思います。

その上、命が危機に晒される事も多く、
かなりヒヤヒヤさせられる事も多かったです。
もちろん前述のように
アイちゃんっぽい魅力も数多く感じられました。
 
話の内容に関しては、
大人の目線で見てもかなり見応えがあるように思いました。
子供の頃に作品の魅力として感じる点ってのは
どうしても単純なキャラの魅力
(格好良いとか美しいとか)になってしまうので
作品が何を訴えたいかと言うのは
子供の頃が初見だと気付きにくい物ですが
私はこの作品、大人になってからが初見なので
人が生きる上で大事な物をさり気なく描いたり
泣かせたりする面について
そうした感情に訴えるツボを抑えた脚本、演出の良さが感じ取れ
非常にうまく描かれていたと思います。
 
現在はDVDを入手するのも容易ではないようですし
CSでの放送も中々実現しないので、見る機会は限られていますが
茉利さんの色々な魅力に触れられる『花の子ルンルン』を
皆様も是非ともご覧下さい。面白いですよ。
 
最後に改めて一言。岡本さんお誕生日おめでとうございます。
そしてこれからも様々な場所での活躍を蔭ながらお祈りします。
 
そして野沢那智さんのご冥福をお祈りいたします。
マシリト、大好きでした。

時代劇主人公の悲惨な結末

2010年10月23日 | 時代劇
時代劇の最終回は、物悲しくなる事が多いと前回書きましたが
個人的に特に切ないな…と思うのは
最終回に主人公が死んでしまう作品だと思います。
もちろん、主人公が死ぬ場合でも例えば『忠臣蔵』モノみたいに
目的を達成して死ぬと言う場合は、切ないと言う感想は抱かないし
『新・仕置人』の念仏の鉄みたいに
散り際の美学みたいなのが上手く表現されていれば、
切ないとは思わないので、作品によりけりなんでしょうけど
 
私が見た主人公が死ぬ最終回で、一番ショッキングだと思ったのが
太川陽介さんの『猿飛佐助』でした。
この作品、敵役が西村晃さんの家康と小池朝雄さんの服部半蔵で
ラスト、太川さんの佐助が目潰し食らったりで
ボロボロになりながらも
小池さんの半蔵を倒すものの直後、ラスボスの家康が現れ、
ボロボロの佐助がなますにされて終わりって言う代物でした。

確か『西遊記』(堺正章版)を放送していた時間枠に
やった作品らしいですが、佐助がなますにされるシーンは、
子供時代に見たらショックを受ける事は間違いないかと思います。
(ショックを和らげる為か、
ラストは回想と言うか妄想シーンが入って終わった筈です)
 
もう一つ、未見の作品で
あらすじを読んだだけで、凄そうな最終回だと思ったのが
1980年代の北大路欣也さんの『暁に斬る!』でした。
 
話は北大路さん演じる主人公の平四郎が、
許せぬ悪を閻魔を名乗って退治すると言うよくある時代劇なのですが
最終回では、平四郎が奉行所の悪役人に捕らわれ、
今まで、閻魔の名を使って悪退治をしていたのはお前の仕業だろうと、
肉体的に責められ、ボロボロになります。
(平四郎は普段は医者で、閻魔と言う事を隠し市井に生きていたので
普段は、ボコボコにされる事も結構あったようです)
 
ここで平四郎の危機に、その仲間である山城新伍さん演じる半兵衛が
平四郎ではなく、自分が本物の閻魔だ
と名乗り出て、刑死してしまうのです。
普通の時代劇のレギュラーは
斬られたり撃たれたりして死ぬ事が多く
刑死する例は珍しいように思います。

さらに直後には半兵衛のさらし首シーンまであり、
展開の悲惨さも相まって、
実際見るとかなり衝撃的なんだろうなと思います。
最後は当然、平四郎が半兵衛の敵討ちとばかり
閻魔として悪を退治するのですが
悪退治した後も、平四郎は拷問を受けたままのボロボロの体で
辛うじて生きてはいるが…って感じの終わり方だったようで
すっきり終わったと言う感じではないようです。
 
『暁に斬る!』と言う時代劇は、聞く所によると
暗い作風で、ちょっと見るのに二の足を踏む感じですが、
機会があれば見てみたいかな…とは思います。

時代劇の最終回は物悲しい

2010年10月16日 | 時代劇
私は、今まで色々な時代劇の最終回を見てきました。
 
中には『暴れん坊将軍』、『大岡越前』
『銭形平次』、『大江戸捜査網』
みたいな
長いシリーズ続いている作品の場合、
全部の話を見る前に最終回を先に見た事も結構ありますが
特に時代劇作品の最終回を見ると
結構寂しい気分になる事が多いです。
 
ついこの間
『大江戸捜査網』の最終回(松方編の最終回)を見たのですが、
将軍の縁者で、普通に斬ったら問題になる悪人を斬る為、
隠密同心たちが、その証である懐剣を、
全員で返上(つまり全員隠密同心を辞めるって事です)し、
悪を叩き斬るのですが
スト、隠密同心の溜り場であった桔梗屋がもぬけの殻になって
「その後彼らの姿を見た者は誰もいない…」
なんてシーンで終わってしまい、
何ともいえぬ物悲しい気分になった物です。
 
同じような最終回で、
私がずっと物悲しいなと思っているのが『桃太郎侍』の最終回でした。
こちらは、番組開始から登場していた桃太郎(桃さん)の後ろ盾で
桃さんの双子の兄でもある
幕府の要人松平備前守が悪によって殺されると言うお話。
当然桃さん、兄の仇でもある悪(川合伸旺さん)を叩き斬るも
ラストは長年住んでいたお化け長屋を引き払い
旅立ってしまうのでした。

もぬけの殻になったお化け長屋、そして旅姿の桃さんのバックに
悲しげな曲がかかり旅立ちと言うシーンは、
非常に見ていて物悲しかったものです。
 
普段が勧善懲悪で悪を退治して終わる時代劇において
最終回が大団円で終わる例は、意外と多くないのでしょうか?

茉利さん出演邦画の放送実績(テレ東編)

2010年10月09日 | 岡本茉利
先月いっぱいで
テレビ東京で長年放送が続いていた映画枠が無くなったそうです。
長く続いた『木曜洋画劇場』では
茉利さんが吹き替えを担当された作品が数多く放送されてきましたが
今回は洋画ではなく木曜洋画劇場枠で
茉利さんが出演された邦画がどの程度放送されたか
その放送実績をまとめてみました。
 
と言っても、邦画放送歴は結構あった木曜洋画劇場でしたが
茉利さん出演邦画の放送歴は
ほとんどが男はつらいよシリーズでした。
一度だけ『幸せの黄色いハンカチ』が
2001年3月22日に放送された事もありますけどね。
木曜洋画枠で放送された『男はつらいよ』は
1999年8月5日、2001年11月29日に放送された
茉利さんの寅さん初出演作第8作「寅次郎恋歌」
2002年5月9日に放送された18作目「寅次郎純情詩集」
2002年8月1日に放送された20作目「寅次郎頑張れ!」
2002年10月10日に放送された23作目「翔んでる寅次郎」
以上になります。
 
チェックしていて思い出しましたが、
テレ東では確か2001年から2年位の間に
『男はつらいよ』48作の放送権を得た事があり、
一挙放送をした事がありましたが
その際の放送歴はどう言う感じだったものか…

池内淳子さん追悼

2010年10月02日 | 訃報関連
女優の池内淳子さんが亡くなられました。
池内さんと言えば日曜劇場の『女と味噌汁』をはじめ、
数多くのドラマ・映画・舞台に出演された大女優でした。
 
池内さんと言って、私が真っ先に思い出したのが
茉利さんが初めて『男はつらいよ』に出演された
第8作「寅次郎恋歌」のマドンナだった事です。 
他にも、連続テレビ小説『ひらり』で
おかみさんを演じられた事も特に記憶に残っています。
 
謹んでご冥福をお祈りいたします。