つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

毒婦のようで毒婦じゃない

2024年07月06日 | 時代劇

宮園純子さんと言えばテレビ時代劇では
霞のお新か主演時代劇の紅つばめお雪が代表作と言えるでしょうが
最近、映画で妖艶毒婦伝と言う主演シリーズもの(?)がある事を知りました。

第一作「妖艶毒婦伝 般若のお百」は
宮園さんが講談等で有名な悪女”妲己のお百”を演じられた作品で
ヌードの披露を条件に宮園さんも主演を決めたとの事から
お色気シーンも交えつつ、男を狂わす悪女を演じられたようです。

「般若のお百」の後、しばらくすると
宮園さん主演で今度は「妖艶毒婦伝 人斬りお勝」が作られます。
ところが、この「人斬りお勝」は
道場主(西村晃さん)の娘お勝(宮園さん)が体当たりで父等の復讐を遂げる
毒婦要素はほぼ無い普通の復讐劇が描かれていました。

その後さらに「妖艶毒婦伝 お勝兇状旅」が作られますが
この「お勝兇状旅」のお勝は前作のお勝とは全く無関係で
しかも今作も毒婦要素はほぼ無い普通の復讐劇だったようです。

何故毒婦で無いのに、タイトルが毒婦だったかと言うと
おそらく客層を引き付けやすいから毒婦を引っ張っていたんだろう
と推察されます。