つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

茉利さんの健康法はヤッターマン?

2012年09月29日 | 岡本茉利
健康食品サンケンのローヤルゼリーの会員向け小冊子9月号
茉利さんのインタビューが掲載されているそうです。
私も内容の一部を見る事が出来たので、簡単に紹介させていただきます。
 
興味深いインタビューでしたが、中でも印象に残ったのが
ストレスの溜まる事の多い地方公演での
茉利さんの気分転換法
「お芝居が終わるとジャージに着替えて
公演先のホテルからだいたい2キロぐらいを目安に走って…
近くにあるコンビニで
自分が声を演じたヤッターマンのストラップのついたドリンクを買うこと」
と言うのが、キャラクターへの愛の深い茉利さんらしいと感じました。
 
一方で茉利さんらしい生真面目さを感じたのが
「私たちの演劇を見て、
笑いもしゃべりもしていない人たちがいたんですね。
主人公の山が災害を受けてしまったとき
私が『なぜもう少し強くなってくれなんじゃった!』
と嘆くシーンがあった。
その台詞を言ってから、後悔しました。
応援にきたつもりで、被災された方を
さらに苦しめるような台詞を言ってしまった自分が本当に悔しくて。
その後はみんなで話し合って、悲しいシーンはなるべくやめ、
笑って、笑って、おなかを抱えて笑ってもらうショーをつくっていきました」
と言う回答
でした。
 
最後にご紹介するのが、茉利さんの日々の健康法
「若い頃は勢いで乗り切れていましたが、
年をとるとともに体力も落ちるので、健康に留意するようになりました。
冷え性なので足腰をよく暖めるようにし
各地の温泉や足湯につかりよく温まって
よく寝ることを心がけています。
体調によっては冷たいもののがぶ飲みを控え
暖かいものを飲むようにしています。
食事も三食きっちり摂るのではなく、
胃の状態を考えて抜いたりもしていますね」
 
茉利さん並びにこの記事をお読み下さった方のご健康を祈念いたします。

マジンガーZの凄さ

2012年09月22日 | 懐かしアニメ
テレビ版『マジンガーZ』の最終回は
昔、懐かしアニメ特番で何度か見た事があるんですが
見た番組の構成のせいか
“変なカエルみたいなのともう一体のロボットに
マジンガーZがボロボロされた所に、
颯爽とグレートマジンガーが登場する“
と言う認識を長い事抱いていました。
 
長じてから『マジンガーZ』の最終回に関しての裏事情
そして、テレビ版とまた違ったグレートマジンガーの登場を描いた
『マジンガー対暗黒大将軍』と言う映画の存在を知りました。
 
そして先日、『マジンガーZ対暗黒大将軍』(以下『暗黒大将軍』)
を拝見したのですが
前評判の高さから期待して見た所、
娯楽作品としてのツボを抑えた作品作りがされていて
期待以上の面白さでした。
 
あらすじは、テレビ版のDrヘルの送りこんで来る機械獣より強い
暗黒大将軍の戦闘獣軍団が世界各地で破壊の限りを尽くす!
これに対し立ち上がるマジンガーZは
数も多い上、多彩な戦術を駆使する戦闘獣の猛威の前に
ボロボロになりながらも一旦は相手を退けますが、
再びの戦闘獣の襲来にボロボロの甲児は
同じくボロボロのマジンガーと共に命懸けの戦いに向かうが…
と言う感じ。
 
色々な方が指摘している点ですが、この映画の良い点は
甲児&マジンガーがボロボロにされる過程を
限りある時間で、丁寧かつ説得力ある描写で描いた点です。
これがあるから、グレートマジンガーが登場した時の爽快感が
説得力を持つ訳ですからね。
 
ただそれに加えて、マジンガーが全くの噛ませ犬になっている訳でもない点
(敵も何体かやっつけてるし、止めもちゃんとマジンガーが刺しています)
他にも、普段は軽い甲児くんの意外な内面描写があるのも、
良い所だったと思いますし
ボスボロットがはずみで戦闘獣やっつけるシーンは
ボスみたいなキャラが個人的に好きなので
密かに盛り上がったシーンでした。
 
キャストについては、『グレートマジンガー』の主人公鉄也役の野田圭一さんが
悪霊戦闘獣ダンテをやっているのは「アレ?」と思いましたけど
暗黒大将軍の小林清志さん、獣魔将軍の内海賢二さん、
お二方共に声に風格があって良かったです。
ただ些細な事ながら、江川菜子さんのさやかさんも良かったですが
さやかさんは松島みのりさんが一番合っていたように思いますので、
松島さんのさやかさんで『暗黒大将軍』を見てみたかったな…
と言う思いはあります。

奇妙な人形と暮らす奇妙な男

2012年09月15日 | 時代劇
里見浩太朗さん主演の時代劇で
私は『大江戸捜査網』が一番好きかもしれませんが

里見さん主演の一番の代表作と言う事になると
普通は『長七郎』(江戸日記か天下御免)シリーズが挙げられるかと思います。
里見さん主演時代劇の中にはそんな『長七郎』シリーズとよく似た設定の
『松平右近』シリーズと言う作品もあるのですが
(長七郎と違って、右近は表稼業で医者やってるのが違う点)
その『松平右近』シリーズのある回が私は未だに強烈に記憶に残っています。
 
その回の内容自体は、実の娘と生き別れて
悪の手先になった父・猪之吉が名乗れぬまま命を落とし、
猪之吉を利用していた大悪は主人公の右近に成敗される
と言うよくある話なんですが
記憶に残る位インパクトがあったのが、猪之吉の設定。
 
この猪之吉、何と実の娘を模した人形(しかも等身大)と
自分の長屋で暮らしている上、
夜になるとその人形に陰膳を据えて、人形を娘と思い込み
人形と会話していると言う中々イカれた人
だったのでした。
おまけに、人形の顔自体も中々不気味で余計に印象に残りやすいし…
 
事後、娘は娘の名を模した人形とご対面しますが、
猪之吉苦心の人形も
娘に「気味悪い」と言われた挙句、変に残しておくのも良くない
と言う右近の配慮?もあってか、
ラストで野辺送りの如く焼かれてしまうのでした。
 
特に怖いって訳じゃありませんが、
あの人形の顔は本当にインパクトが強く(悪い意味で)
日本人形が怖いって人の話をたまに見かけますが
お気持ちはよく分かるな…とあの話を見るたびに思います。
 
最後に全く関係ない話を一つ。
何日か前、朝っぱらBSスカパー(だったかな?)にチャンネルを合わせたら
009の島村ジョーのコスプレをしたと思われる井上和彦さん
を見た気がしたのですが
あれは何だったんでしょうか?私が寝ぼけて幻でも見たんでしょうか?

夫婦声優

2012年09月08日 | 懐かしアニメ
(今回の記事は、私つばめの主観で語っている部分が多く、
多分間違いがあちらこちらにあるかと思いますが、ご容赦下さい)
 
夫が声優で妻も声優と言う夫婦声優
まずは以下に、私の記憶している夫婦声優を列挙してみます。
内海賢二さんと野村道子さん、阪脩さんと太田淑子さん
峰恵研さん(故人)と丸山裕子さん
銀河万丈さんと高島雅羅さん、ささきいさおさんと上田みゆきさん
大塚芳忠さんと弥永和子さん、池田秀一さんと玉川砂記子さん
 
他にも色々な夫婦声優がいますが、
夫婦声優の共演って私の勝手なイメージですが
(柳生博さんと二階堂由希子さんが洋画『野性のエルザ』(?)で
夫婦役をアテたなんて例もありますが)
あまり多くない印象があるんです。
 
上で列挙した中で(結婚後)共演歴がある人って
阪さんと太田さんの『クレクレタコラ』って言う例は覚えていますが
例えば、内海賢二さんと野村道子さんなんか、
多分大山時代の『ドラえもん』で共演していると思うんですが、
絡むシーンまであったかどうかまでは自信がありませんし…
 
ただ唯一、長門裕之&南田洋子みたいに夫婦共演が多いと思うのが
ささきいさおさん夫婦。よくテレ東の旅番組とかバラエティに
夫婦で出る事がありますからね。
ただ、これも厳密に言うと声優としての共演じゃないんですけどね。
 
面白いのが、元夫婦声優の古谷徹さんと小山茉美さん
離婚後も共演が結構ある、どころか未だに交遊があるとの事で
小山さんの生き方が非常に個性的な事もあって
珍しい関係が続いているようです。

森の石松

2012年09月01日 | 時代劇
先日、BSでやっていた時代劇映画『ひばりの森の石松』を拝見しました。
時代劇映画を見るのは意外と久しぶりでしたが、非常に見応えがありました。
 
まず、ちょっと抜けているけど一本気で愛される森の石松を
全編に渡ってあの美空ひばりさんが
違和感なく演じていると言うのが凄かったです。
(一応、二役で茶摘み娘も演じていますが)
他のキャストで印象に残ったのが、次郎長役の若山富三郎さん
30代前半くらいなのに親分の風格たっぷりなのは流石でした。
他にもひばりさんの相手役が里見浩太朗さん(若々しかったです)
敵役には東映時代劇の常連悪役の一人吉田義夫さんもいました。
(茉利さん演じる寅さんの小百合ちゃんのお父っつぁんでもおなじみですね)
 
作品自体も急にボーリング場での立ち回りになったり
ミュージカルみたいなシーンが挿入されたり
正に娯楽大作と言った面白さたっぷりの作品でした。
時代劇と言えばテレビ作品を見る事が多い私ですが
昔の東映時代劇は
テレビ時代劇を楽しむ上で色々と参考になる事が多いし
単純明快に面白く、機会があれば是非とも見てみたいと思わされます。
 
ちなみに、石松と言えば
都鳥三兄弟によって非業の最期を遂げるのは有名ですが
この映画では、金毘羅代参(このエピソードも有名ですよね)が
話の中心だった為、石松は死にません。
 
最後になりますが、俳優の内藤武敏さんが亡くなられました。
内藤さんと言えば現代劇でもそうでしたが、数多くの時代劇で
ある時は渋めの役所、またある時は悪役、またある時はナレーター
と言った具合に様々な役で活躍されました。
 
役所の類似性等、タイプ的には
同じ劇団民芸出身の鈴木瑞穂さんと似ていたと思います。
謹んでご冥福をお祈りいたします。