つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

オレンジロード この10本

2018年11月24日 | 懐かしアニメ
鶴ひろみさんの代表作である『きまぐれオレンジロード』について
このブログで(ほぼ)一話ずつ感想をまとめてみましたが
今回はその総括と言う事で、特に好きな回を挙げてみます。

捨てがたい回は他にも当然ながらありましたが
厳選して10本挙げてゆきます。
なお、順位は特につけません。

6話 不良のイメージのあるまどかさんの意外な一面が見られる回
学のある喋り方を見せる所が多くて良かったです。

12話 まどかさんのアメリカ行きを巡って展開する重要な回
終盤の春日くんとのやり取りが特に見応えがあります。

14話 プロレスで格好良い所を見せたり
「だーめ」なんて可愛い所を見せたり、織姫姿を見せたり…

17話 まどか先生の口ぶりが非常に良いです。
さらに直後の浴衣姿で止めを刺されますね。

19話 「しょうがねえだろ、不良してたんだから~!」
これが全てです。

23話 何はともあれ春日くんの妄想で
「恭介さま…」って言うまどかさんです
鶴さんのイメージとのギャップが堪えられません。

33話 まどかさんがあそこまで色気過剰になったキノコのせいなのか?
馬を乗りこなし、人命救助までこなすのは格好良くて堪りませんが…

37話 『緋牡丹お竜』になったまどかさん?
まどかさんの男気を描く為に作られた話です。

39話 「まどかとお呼び下さい」等々と散々翻弄しておいて
あのラストですから、まどかさんって悪い人…

44話 マスターにからかわれる度にまどかさんの魅力が高まってしまう…
ラストで爆発します。

あれから一年…

2018年11月17日 | 声優列伝
鶴ひろみさんが亡くなられて一年が経ちました。

まどかさんや美神さん等
鶴さんが演じられた魅力溢れるキャラクターを
楽しむ事はいつでも出来るので、鶴さんの事を忘れる事はありませんが
亡くなられた直後のショックも大きかった上に
その後、もう鶴さんの声が聞く事が出来ないと言う事実を正直言うと
今もまだ受け止められないでいる所はあります。
それほどショックが大きい出来事でした。

鶴さんのあのお声を色々な場面でもっと聞きたかった…と痛切に感じております。

人はいつか必ず亡くなりますが、早過ぎる死と言うのは
特に悲しく、またいつまでも引きずりやすいものだと思います。

オレンジロード 第48話(最終回)

2018年11月16日 | 感想関連
48話(最終回)「恋つかまえた そしてダ・カーポ」
六年前の世界に向かった春日を追って
今、まどかも六年前の世界に向かう

・春日くんは突如六年前の世界に
まどかさんが現れた事に戸惑い
ついに自分が超能力の持ち主である事を告白します。

・ここから、まどかさんの恐ろしい所が次々に出てきます。
まず、春日くんの告白を聞いたまどかさんは動揺も驚きもせず
「素敵、素敵じゃない」と返します。

・さらにまどかさん、アメリカに行かなければならない事を告白しながらも
「超能力少年を追って過去に消えた少女、ね、素敵だね」と
迷いなく言い切ってしまいます。

アメリカに行きたいけど、春日くんとも別れたくない
だったら、いっそ春日くんとこの世界で一緒にいても構わないと
超能力があると聞かされてこう返すって
まどかさん、最早惚れてるとかそう言う次元じゃないのか?
と感じてしまいます。

最も、日頃のまどかさんを見てると
元々春日くんが超能力を持っているのを
知ってる節があるとすら思えましたから
こうした反応をするのも不思議ではないような…

・まどかさんの優しさ(?)に思わず泣いてしまう春日くんに
まどかさんがかける
「春日くん、おかしいぞ 普通の人間の私が泣いてもいないのに」
と言う台詞が破壊力抜群です。

一年間の鮎川まどかの魅力の総決算
鶴ひろみさんのまどかさんの凝縮されていると言っても良い台詞です。

・と言うか、これでもう話は丸く収まったようなもので
あとのパラレルの話は蛇足感が半端なかった気がします。
別に無くても良かった気も…

・ラストはまどかさんも春日くんも無事現代に戻りまして
「二度目のファーストキス」をして『オレンジロード』テレビ本編は
一巻の終わりとなるのでした。

ひかるちゃんの描写がちょっと少なかった気がしますが
そこはしょうがない所か?

・最終回にして
牛子さんと馬男さんの馴れ初めが見られるとは思いませんでした。
六年間ずっとああ言う事をしてたんでしょうか?

・原作にある話を強引にまとめて最終回にした話なので
原作の最終回とは全くの別物です。

また、映画版『あの日に帰りたい』と言う
テレビ版の後日談に当たる作品もあるにはありますが
あれはキツいらしいです。

オレンジロード 第47話

2018年11月16日 | 感想関連
47話「さよならの予感 まどかの初恋を探せ」
春日は、まどかが初恋の人と
六年後に会おうと約束をしていると知る

・まどかさんが六年前に会った初恋の人と会おうとしていると知り
春日くんは気が気ではありません。
とそこに現れた春日くんのおじいちゃんの魔力で
春日くんは六年前の世界に行く事に…

・そんな事とは知らないまどかさんの元に
アメリカに住む母親からの電話が来ます。
実は、父親が病気になった為
まどかさんにアメリカに来て欲しいというのですが…

・六年前の世界に行った春日くん
そこには、台詞回しはちょっと子供っぽくなったものの
キャラクターも笑い方も現在と変わらないひかるちゃん
そして、まどかさんももちろんいます。
ただ、まどかさんもひかるちゃんも
途中で不良の道に足を突っ込んでいる筈なんで
必ずしもこのまま単純に成長するって訳ではない筈なんですが…

・六年前のまどかさんは
現在のまどかさんと容姿こそ面影はありますが
髪型は違うし、台詞回しも少年っぽい感じで
別人と言って良いかも…

そんなボーイッシュなまどかさんを
鶴さんは普段とは全く違った演技で
違和感無くこなしていらっしゃったんですよね。

・六年前のまどかさんの声や演技が
どうも”日高のり子さんのピーターパン”
とイメージが微妙に重なってしまいまして
鶴さんは男の子の声を
ほとんど演じられませんでしたが
ピーターパンっぽい少年役を
鶴さんが演じるのを見てみたいなと強く感じたものです。

凄く合っていたんじゃないでしょうかね?

・そんな六年前のまどかさんも、春日くんに女らしくした方が…
とアドバイスされた事で
”女”に目覚めたって事なんですね。

・そして、例の赤い麦わら帽子も実は春日くんが
六年前のまどかさんに買い与えていた物だと言う事実が
遂に明かされます。

・六年前の勇作くんはちょっと弱っちい感じでしたが
そう言うのを克服する為に空手を始めたって事なんでしょうかね?

・最終回は前後編で、前編は春日くんが行方不明になって
心配したまどかさんがおじいちゃんの誘いに乗って
六年前の世界に向かった所で後編に続くとなります。

香炉峰の雪

2018年11月10日 | 懐かしアニメ
唐の詩人白楽天の詩に
「香炉峰の雪は簾を掲げて見る」と言う有名な一節があります。

アニメの『一休さん』に
杉山佳寿子さん演じる文武両道に優れた姫君が登場した際に
一休さんにこの「香炉峰の雪」について問答を仕掛け
一休さんを問答で負かしたなんて事もありました。

ちなみに、この「香炉峰の雪」の一節は
平安時代の女流作家でもあった清少納言の博識さを
後世に伝える逸話に使われた事で有名で
あの『まんが日本史』に清少納言が登場した回にも
この逸話は描かれていました。

『一休さん』では杉山佳寿子さんが「香炉峰の雪」の話を持ち出す役を演じ
その後、増山江威子さんが
ナレーションで「香炉峰の雪」の解説を入れるのですが
これが『まんが日本史』になると
増山さんが「香炉峰の雪」の話を持ち出す清少納言を演じ
その後、杉山さんがナレーションで「香炉峰の雪」の解説を入れるのが
妙な巡り合せでファンとしては、面白く感じました。

江波杏子さん死去

2018年11月03日 | 訃報関連
女優の江波杏子さんが亡くなられました。

江波さんは大映の「女賭博師」シリーズで人気を博し
その後もテレビの『非情のライセンス』『Gメン75』での女刑事等
女賭博師の頃からのイメージそのままに
長年時代劇、現代劇問わず活躍を続けられました。

江波さんと言うと個人的には

『破れ傘刀舟 悪人狩り』の稲妻のお蘭が
江波さんの持ち味である
凄みを隠した姉御ぶりが大いに堪能できる所や
お蘭さんと小金治師匠演じる半兵衛さんの
コミカルなやり取りが見られる事から、特に好きでした。

謹んでお悔やみ申し上げます。