つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

ガンちゃんと丹平ちゃんの違いとは

2009年04月25日 | 懐かしアニメ

『ヤッターマン』のガンちゃんと『タイムボカン』の丹平ちゃんは
どちらも太田淑子さんが担当されたキャラですが、
この両キャラ作風の違い等の理由からか、
似ているようで結構違うキャラになっています。

まず、丹平ちゃんに対する印象って“ドジ”とか”軽い”感じがします。
これは、私の主観も多分に含まれますが、実際そうなのだから仕方ありません。
結構女性にも惚れっぽくて淳子ちゃんが妬く場面も散見しましたしね。
ただ、こう書くとあまり良いイメージで見ていないように思われがちですが
丹平ちゃんは軽いイメージがある一方、
ピンチとかになると本領を発揮するタイプでして
かなり“やる時はやる“キャラだとも思います。

こう言う性質はドラマなら
中村主水やアニメなら冴羽遼と言ったキャラに通じる、
所謂二面性のあるキャラだと思います。

一方のヤッターマンのガンちゃんですが、担当声優が同じせいか
丹平ちゃんのドジと言う部分を
多少は引きずったり、女性に惚れっぽい一面も稀に見られますが
ヒーローですから、格好良く描かれる描写の印象が圧倒的に強く、
イメージとしても当然ながら
“格好良い”とか“男らしい”と言う物が強烈に残ります。
このようにガンちゃんは、やる時はもちろんやりますが、
普段もかなり頼りがいがあるタイプだと言えるかと思います。
そう言うタイプでしたら、アイちゃんが惚れるのも無理のない事だと思います。

こうした大きな違いが現れるのは、
やはりヒーロー(ガンちゃん)か
そうじゃない(丹平)かの違いが大きいのでは?

ボカンとヤッターマンの比較と言うなら、サイトの性質上
茉利さんの演じられた
アイちゃんと淳子ちゃんで比較するのが先かとも思いましたが
比較自体はサイトでも既にやってますし、
なにより実は本日が太田淑子さんのお誕生日に当たるので、
太田さんに敬意を表し、ガンちゃん達の色々な違いをまとめてみました。

最後に、改めまして太田さんお誕生日おめでとうございます。


今週の…メカ

2009年04月18日 | 岡本茉利

今回はいつもと趣向を変えて
アイちゃんや茉利さんから離れたヤッターマンネタです。
(書庫の分類はあえて茉利さんネタの所に入れましたが)

ヤッターマンと言えば、ガンちゃんによって
メカの素を投入された諸々のヤッターメカから
例えばヤッターワンなら動物系、
ペリカンなら鳥系、アンコウなら魚系、よこづなはお菓子系と言う感じで
大抵、そのメカの特徴に合わせた所謂ビックリドッキリメカ
(通称“ゾロメカ“)が毎回現われると言うのがお約束でしたね。

ゾロメカに対してのドロンボー一味ですが
初期(ヤッターワンやペリカンの頃)は
ただゾロメカにやられるだけみたいな状況が続いていました。
ところが2クール(26話)過ぎる辺りから
善玉側に対抗しゾロメカを投入するケースが出て来るようになります。
ドロンボーのゾロメカは、基本的にメカの素いらずで出せる上、
性能はヤッター側より強力と言う非常に優れ物なんです。
(でも毎度負けてしまいますが)

で、今回ドロンボーのゾロメカの話を取り上げた最大の理由はと言うと
ゾロメカ投入の際、ボヤッキーが「今週のビックリドッキリメカ」
と言う台詞の向こうを張って


「今週の“びっくりぎっくりどっきりすっきり
しゃっくりぼっくりがっくり”メカ」
「今週の“どっきりくっきりびっくりしゃっくりとっくり
ぽっくりぎっくりそっくりくりくりくり」
「今週の“のったりべったりどったりうしうし”メカ」


と言う台詞を勢い良く凄くノリノリで喋っているからです。
これらの台詞、八奈見さんの持ち前の台詞回しが遺憾なく発揮されていて
非常に聞き応えがあります。

こうしたボヤッキーの台詞が好きなのは、私だけではないと思います。


王道復古の曲

2009年04月11日 | 懐かしアニメ

まずは、前回話題で取り上げた金田龍之介さんについての補足ネタから
金田さんと我らが茉利さんは、実は共演歴があったんです。
お二人の共演作品は『ながれ雲』と言う連続ドラマで
かなり昔(1968年)の作品でしたが
金田さんの娘役が
茉利さん(当時の芸名は本名の野田睦美)だったそうです。

さて、話題を今回の本題に移します。
タイムボカンシリーズでは、様々な歌が生み出されました。
個人的に凄く好きな歌は
「ヤッターキング」、「ヤットデタマンの歌」、「逆転イッパツマン」等の主題歌や
「うしろすがた」、「花ごよみ」の挿入歌等色々とありますが
その中でも、あまり評価されていない(と思われる)曲を今回はご紹介します。

その曲とは、1993年から翌年にかけて作られた
『タイムボカン王道復古』の
「三悪メカレース」編(第一巻)&「タツノッコン王国」編(第二巻)の
エンディング曲「-さんあく18年-君を離さない☆チュ」
(長いですが原題のまま)です。
歌うはもちろん、小原さんをはじめとする三悪の皆様で
天才ドロンボーやそれゆけガイコッツと同じイントロに始まり
結構切なさを感じさせる歌詞に、ボヤやんのぼやきとかもあるし
あの歌が、特に王道復古の終わった後の雰囲気にピッタリ来て、
良かったと思います。

第一巻のオープニング曲「悪役ドアが開く」も
山本先生の言葉遊びが冴え渡っていて、非常に良かったですね。

そう言えば、この「さんあく18年~」ですが
2005年に行われた(茉利さんも参加された)ボカン生誕30年のコンサートでは
「秋冬春夏(正確にはここカタカナ表記なんです)18回回り♪」の部分を
「30回回り」に変えたバージョンで歌われたとの事です。

あのコンサート
未だにCD化ぐらいは実現してほしいと本気で願っております。

個人的には、茉利さんの歌を聞く為だけでも欲しいですが、
その一曲を聞くだけでも価値があると本気で思います。
何とかなりませんかね?


訃報相次ぐ

2009年04月04日 | 訃報関連

俳優の金田龍之介さんが亡くなられました。
個人的な事で、偶然だと思いますが
金田さんの訃報の2・3日前
岡田英次さん(この方も故人)とか金田龍之介さんは、
時代劇だと悪玉が多いけど、たまに善玉やった時は良い味出してるなあ、
みたいな事を何気なく考え、その流れで
そう言えば金田龍之介さんって少し前に生活笑百科(NHKの土曜昼の番組)
に出てたっけな…と思い出していたばかりだけに、
ちょっとこの訃報には驚かされました。

金田さんと言えば、何と言っても一番の代表作は、
ヨロキン(萬屋錦之介)版『子連れ狼』の
阿部頼母(怪異)と言う事になるでしょう。

ただ、ヨロキン版子連れ狼は、私は全く見た事ありませんので、
金田さんの怪演がどれだけ凄かったのか分からないので、
それは口惜しい所ではあります。
他にも『江戸を斬る』の鳥居耀蔵も好演された事がありましたが、
これも未見なのが残念です。

こんな私が金田さんにどう言うイメージを持っているかと言うと、
やはり悪役イメージでして、
よく見ている『水戸黄門』とか『大岡越前』と言った時代劇でも
お墨付きを黄門様に見せて迫ったり、林与一さんに藍まみれにされる家老とか
色々な役所で、迫力ある悪人ぶり(金田さんは非常に恰幅が良かった)を
見せていたと思います。

また、金田さんの訃報を知った直後に、
俳優の大木実さんも亡くなったと言うニュースも知りました。
大木さんも、時代劇で悪玉・善玉問わず色々な役を演じられていましたが
男っぽい感じの風貌が印象的でした。
個人的には昼ドラマ「天までとどけ」の大和田の六さんのイメージが強いです。

少し前には、女優の藤間紫さん
(こちらも大岡越前とか時代劇でおなじみでした)
も亡くなられ、何か訃報が連鎖的に来てるな、と思いました。

訃報が連鎖的に来た、と言えば数年前のこの時期、
いかりや長介さん、芦屋雁之助さん(裸の大将)、
下川辰平さん(太陽にほえろの長さん)に
弥七親分こと中谷一郎さんまでも次々に亡くなった
と言う訃報が連鎖的に来た事を思い出してしました。

謹んでお三方のご冥福をお祈りいたします。