つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

実は初代ジャイアン

2015年07月26日 | 声優列伝
肝付兼太さんは、『ドラえもん』のスネ夫をはじめとする一連の藤子アニメ、
じゃじゃまる等々の代表作を持ち、今なお声優として活躍されています。
 
子供時分からスネ夫やじゃじゃまる等でお声に親しんでいましたが、
色々なアニメを見てから、改めて肝付さんの印象的な役所を考えて行くと、
既出の作品以外では『銀河鉄道999』の車掌さん(&予告ナレーター)
『サイボーグ009』(1979年版)の007
そして『元祖天才バカボン』の目玉のお巡りさん辺りが
非常に印象に残りました。
 
肝付さんは、結構ギャグっぽいキャラの方が印象的なのですが
肝付さんご本人は実は結構ダンディな方だそうで
素に近い、真面目だったり渋かったりする役も
実は結構ハマっているのは中々興味深い所です。
 
『999』の予告ナレーターは言うまでもありませんが
肝付さんの渋い演技で個人的に特に印象的なのが
『バカボン』の劇画風になった回で、
ギャグ調のお巡りさんが急に劇画になるシーンでした。
あの切り替えは肝付さんの演技の良さもあって、かなり好きなシーンですね。
 
あと、肝付さんと言えば『ヤッターマン』や『イッパツマン』のコン・コルドー
それに『男一匹ガキ大将』の水戸のババア(凄い役名ですよね…)のように
意外と老婆役が多かったのも忘れてはならない点です。
 
先頃、たてかべ和也さんが亡くなられ、
葬儀の折の肝付さんの弔辞が話題になりましたが
肝付さんにもまだまだご活躍いただきたいものです。

オタスケマン、真の結末?

2015年07月18日 | 岡本茉利
茉利さんがアイちゃんや淳子ちゃん役で参加された
ゲーム『ボカンGOGOGO!』は
ドクベエ様の指令に従い、タイムボカンからイタダキマンまでの三悪が
メカを使ってレースに勝ち抜き、手にするとその名の通り、主役の座が得られる
…らしい”シュヤクノザ”を得るのが目的のゲームなのですが
実はスタート前とゲームクリア後に
クリアした際に使った三悪に応じたアニメが流れるのが、
このゲームの隠れた見所となっています。
 
特に面白かったのが『オタスケマン』のオジャママンのエンディングで
オジャママンは”自分達が歴史に名を残す英雄になる”為に
ドクベエ様にシュヤクノザを渡さず、自分達で食べてしまった事から
オタスケマン最終回で突っ込んだ、オオボラー大彗星に再び突っ込んで
”本当の英雄”になる
(間違いなく突っ込んでます)と言うオチが付きます。
 
山本先生のゲキガスキーの台詞回しが笑えますし、
描写自体はボカンらしくギャグっぽく描かれているものの
間違いなくバッドエンドではありますが…
 
あと、個人的に好きなのは
『ヤットデタマン』のミレンジョ一味のエンディングで
シュヤクノザを取ろうと、スカドンがジャンプしてコケマツを踏み潰し
一反木綿状態にするシーン
があったのが笑えました。
 
ちなみに、肝心のヤッターマンのエンディングですが
簡単に説明すれば、ドロンボーが
”ゼンダマン最終回の一回前のアクダマン”
みたいになって終わりで
これを見たアイちゃん(とガンちゃん)がドロンボーの姿を見て、
割と辛辣な感想を述べると言う感じで
茉利さんの台詞回しも、アイちゃんも可愛らしいので、
個人的には良かったと思います。
 
オープニングの方のアイちゃんの声の調子の悪さは何だったのか、未だに気になりますが…

結局、何だったんでしょう?

2015年07月12日 | 岡本茉利
『よみがえり~レザレクション』第2シリーズが終わりました。

茉利さんの演じたルシール・ラングストンと
ヘンリー夫婦の一人息子ジェイコブが蘇った事に
そもそも端を発した話だった訳ですが
当初のジェイコブを巡る謎(何故、中国で蘇ったのか等々)は
結局は無かったも同然にされてしまったように感じます。
 
また、第2シリーズになってからは政府機関が出てきたり、
ルシールの義母が蘇ったり
挙句が魔女狩りやらオーメン紛いの悪魔の赤ん坊なんて話が出てきたり
色々とややこしい新要素が出てきたものの
結局、上手くまとまったようなそうでもないような結末を迎えました。
  
一応、新シリーズを作ろうと思えば作れる終わり方でしたが
サイトの掲示板にも書いた通り、
アメリカでの視聴率が振るわなかった事が原因で
おそらく第3シリーズが作られる可能性は低いので、
様々な謎も解かれないままなのかもしれません。
 
それと共に、個人的に気になったのは
終盤ヘンリーが一度死んで蘇った終盤辺りで、
ルシールの演技が少し若くなった様に感じた点です。
 
ヘンリーが蘇った事と何か関係があるかは存じませんが
それまでのちょっと低めのトーンが強かったルシールより、
茉利さんの自然な演技が目立って、
ややトーンが高くなった終盤のルシールは
中々良かったかな?と感じました。

好きな音頭の思い出

2015年07月08日 | 懐かしアニメ
アニメでは作品にちなんだ様々な音頭が作られましたが
特に「アラレちゃん音頭」
(『パタリロ』の)「クックロビン音頭」が私にとって印象深いです。
あと、あまり知られていないのだと
『ヤットデタマン』の「ヤットデタマン ブギウギ音頭」なんかも
あの山本先生の歌声がやみつきになる良い音頭だと思います。
 
「アラレ音頭」
小山茉美さんのアラレちゃんそのままのハイテンションな調子で
軽快なメロディで歌い上げる所が非常に良かったです。
 
一方の「クックロビン音頭」
あのスラップスティック(に白石冬美さんの合いの手)が
コミカルに歌い上げている所が良いですし
時折、劇中で話の流れを絶ち切るかのように突然
(パタリロ役の)白石さんがアカペラで
クックロビン音頭を歌い出す事が結構あるのが面白かったですね

謎の断末魔

2015年07月01日 | 時代劇
時代劇の見せ場と言えば、
最後の殺陣シーンで主人公がその回の一番偉い悪人を斬るシーンですが
そんな悪人が斬られた後、ごく稀に断末魔を残して死ぬ事があります。
 
個人的に特に印象が残っているのが
『大江戸捜査網』で音さん(里見さん)が降板する回で
悪役の菅貫太郎さんが音さんに斬られた際の「き・さ・ま~」と言う台詞
菅さんの言い回しも特徴的だった上
カメラの切り替えを巧みに利用したのもあって、印象が非常に強烈でした。
 
そんな印象的な断末魔もある一方で、
時々「アレ?」と思うような断末魔を発して斬られた悪人も見た事があります。
続いて、そんな意味不明な断末魔を2例ほどご紹介いたします。
 
1「いた~い」
これも『大江戸捜査網』のある回の話で、お公家さんが悪者の回です。
お公家さんと言うと、怪しげな剣法で無茶苦茶強い人もたまにいますが
この回のお公家さんは全く剣はからっきしで、
主人公の左文字右京(松方さん)にあっさり取り押さえられ
お公家さんを仇と狙う娘に討たれてしまうのですが
その際刺されてから、しばらくもがいた後
やや小声で「いったーい」と言って
絶命したのが、非常にインパクトがありました。
公家なのに何故「いったーい」なのでしょう…
 
2「世も末だ~」
これも『大江戸捜査網』の
悪者(演者は梅津栄さんでした)の断末魔です。
この時の梅津栄さんの演じた悪者が発した
「世も末」と言う断末魔はあまりにインパクトがあって印象的でした。
ただ、自分が斬られて死ぬ事が「世も末」なのかな?と解釈しておりますが
本当の意図がどこにある台詞なのかは、未だに謎です。