つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

オレンジロード 第10話

2018年06月30日 | 感想関連
第10話「予知夢!?ひかるちゃんが死んじゃう」
恭介はひかるが死んでしまうという夢を見てしまう
その話をくるみから聞いたひかるは…

解説
・春日くんが自分をかなり心配していると聞いたひかるちゃん
それを利用し、春日くんに接近しようと体調不良と称し
学校を早退します。

・腹痛で早退した筈のひかるちゃんですが
”眠くなる薬”(風邪薬?)を飲んだので
体調が悪化(と言うより単に眠気が倍増しただけなんですが)してしまい
それを見て、ひかるちゃんが本当に死ぬと勘違いした春日くんと
調子に乗ったひかるちゃんのドタバタが続きます。

・このドタバタも、事情を知ったまどかさんが
最後に春日&ひかるに勇作くんに水をぶちまけさせる事で
終わりとなります。

・今回のまどかさんはラストの
「二人ともいい加減に目を醒ましな!」と威勢が良く格好良い啖呵を筆頭に
春日くんにひかるちゃんの真似をしつつ
悪女っぽく「ねえダーリン」と迫ってみたり
春日くんの前でのツンがかなり激しかったです。
これも、最初に春日くんに約束をすっぽかされた事に端を発する訳ですが
いつもと違ったまどかさんの魅力が感じられるエピソードだったと言えます。

なお、原作の当該エピソードでのまどかさんのツン描写は
後述のように、大胆なアレンジがあったせいか少なめになっています。
ただ、ラストの描写だけは
アニメの方がソフトになっていたかもしれません。

・何故、ひかるちゃんの妄想の中に
従軍看護婦風の牛子さんと馬男さんが?

・アバカブに入って来たまどかさんをマスターが
「忙しい方が良かったかな」とからかう所を見ると
マスターはまどかさんが春日くんのせいで不機嫌になっている事を
実は既に見抜いてたように感じました。

・ひかるちゃんの母親の声は川島千代子さんですが
原作と同じように顔は見えず、声だけの登場となります。
ただ、原作だと母親の体だけは写っていたのに
アニメだと姿すら見せてませんでしたね。

・もちろん、原作にもひかるちゃんが死ぬ!?
と言う今回と似た話はあるのですが
ひかるちゃんの異変に春日くんが気付く件や、ラストシーン等に顕著ですが
原作のシチュエーションをかなりアレンジしていて
アニメオリジナルの展開が目立っています。

オレンジロード 第9話

2018年06月30日 | 感想関連
第9話「くるみちゃん デートの仕方教えます」
超能力の使いすぎで披露しているくるみが
怪しい男と姿を消してしまう

解説
・くるみちゃんが行方不明になったと知るや
「危ない目に遭う可能性があるから早く探そう」と積極的なまどかさん
責任感の強さがまどかさんらしい所です。

・明らかに怪しげな男「サブちゃん」が実はまどかさんの昔の知り合い
と言うか、昔助けた(らしい)人らしいですね。

・まどかさん、真面目モードだからですかね?
ひかるちゃんを「あなた」って呼ぶのは珍しいかもしれません。

・春日くんと恋人同士に間違えられたまどかさん
「違います!」って強く否定しますが
直後の恥らうまどかさんの表情が愛おしいって春日くんの独白に
賛同してしまうのは私が変なんでしょうかね?

・くるみちゃんを連れ回していたのは実は小松くんの兄貴
くるみちゃん捜索と偽ってまなみちゃんを小松くんと言い
血は争えない…?

・今回は牛子さんと馬男さん
いちゃいちゃしてる所をくるみちゃんに目撃されますが
これは実は原作通り。

・今回も原作通りですが
原作だとひかるちゃんが出ない話だった為
ひかるちゃんの出番を作るために
まどかさんと春日くんが会う件がアレンジされています。

雪の女王、意外な共通点

2018年06月30日 | 岡本茉利
ソ連版『雪の女王』は
岡本茉利さんがゲルダ、太田淑子さんがカイの吹替えを担当されましたが
ゲルダが雪の女王に心を支配されたカイを救おうと
雪の女王の居城に向かうと言う内容で
大人しそうだが、芯の強い少女のゲルダと言う
茉利さんが演じるのはちょっと珍しいタイプの役所を好演していた作品でした。

この『雪の女王』で雪の女王を演じたのが平井道子さんでしたが
よく考えると平井さんは元祖魔女っ子のサリーちゃんを演じており
カイの太田さんはサリーちゃんの後のアッコちゃんを演じており
そして、茉利さんはルンルンを当時は演じておりませんが
後にルンルン演じておりますので
期せずして魔女っ子が揃い踏みしていた作品でもありました。

最も、言い出し始めますと
太田さんと茉利さんが共演していた
『ヤッターマン』や『タイムボカン』やら
茉利さんと吉田理保子さんと増山江威子さんが共演していた
『おはよう!スパンク』等々の事例もあり、キリが無くなるんですが…

名和宏さん死去

2018年06月27日 | 訃報関連
俳優の名和宏さんが亡くなられました。
名和さんと言えば、時代劇等で悪役で活躍されましたが
長い事ドラマなどで見なかったですが
ご存命だとは伺っていたので、お年がお年とは言え
残念な事です。

名和さんは悪役を数多く演じられましたが
特に東映のポルノ時代劇の類で女好きの悪人を演じていますので
特に好色な悪人と言う印象が強いです。

最近見た、鶴田浩二さんの映画『博尖打ち 総長賭博』では
名和さんが悪と善の板挟みで苦悩するやくざと言う珍しい役所を
いつもと違った雰囲気で演じていたのは、特に印象に残っております。

謹んでお悔やみ申し上げます。

”高倉健”の存在感

2018年06月23日 | 懐かしテレビ
『網走番外地 悪への挑戦』を見る機会がありました。
高倉健さんと言うと、ご存知のように
寡黙な役所と言うイメージが強いですが
若い頃はもちろんそう言うイメージとは違っていました。
 
『網走番外地』シリーズで健さんが演じた橘真一は
最後に殴り込みに向かうシーンはもちろん格好良いのですが
普段は、喧嘩っ早くてちょっと三の線の入った所もある
所謂二枚目半と言った役所で
後年のイメージと異なっている所が新鮮でした。
 
そんな『悪への挑戦』で一番インパクトがあったのが
冒頭、健さんの歌う「網走番外地」が流れる中
スタッフ、キャストがクレジットされる際に
 
画面一杯に
 
”高 倉 健”
 
と表示される場面でした。
 
今まで色々な映画等で役者の名前が表示されるのを見てきましたが
あそこまで画面一杯に表示されたのは
多分初めてじゃないかな?と驚かされました。
 
あれを映画館で実際に見たら、もっとインパクトがあると思うんですが
劇場であれを見ると、やはり盛り上がるんでしょうかね?
 
あと『悪への挑戦』には
立石主任でおなじみの波島進さんが出ていましたが
刑事役なのはともかく、格好がまんま立石主任なのは
知ってる人向けのサービスでしょうかね?

オレンジロード 第8話

2018年06月23日 | 感想関連
第8話「君は笑顔!渚のシャッターチャンス」
ひかるは町で歩いていた所を写真のモデルにスカウトされるが
スカウトしたのは実は恭介の父だった

解説
・勇作くんから呼び出される春日くん
怒りのあまり殴りに来るのかと思ったかと
駆けつけたまどかさんも見てる前で、何故か土下座
実はひかるちゃんが
変な人に写真のモデルに
スカウトされそうになってる事を相談したかった為だったのです。
 
その後、陰で見ていたまどかさんも
ちゃっかり相談に加わって対策を練りますが…

・風景写真専門の春日くんの父親(隆さん)が
人物写真を撮る事になり、モデル探しをしますが
モデルは何と偶然町で出合ったひかるちゃんだったのです。

・春日くん、珍しく勇作くんと意見が合い
妙な事を考えていると訝しがるまどかさんが面白かったです。

・まどかさん、ひかるちゃんの護衛と言う事で同行する事になりますが
春日くんに「かなり心配そうだから…さ!」と釘を刺すと言うか
からかうと言うか、「さ!」が可愛らしくて良いですね。

・まどかさん、ひかるちゃんだけで大丈夫だと思い、帰ろうとしますが
まどかさんの魅力を見抜き、撮影したいと言う隆さんに頼まれ
春日くんはまどかさんを引き止めようとします。

・案の定まどかさんは断りますが
ありったけの言葉でまどかさんを慰留する春日くん
その説得が通じたか、まどかさん撮影にOKを出します。

で、現場に戻ろうとするんですが
まどかさんが春日くんの手を引きつつ、困ったような表情で
「もう、本当に~」って言ってから、いつもの優しい表情に変わる
この細かい描写が良いんですよね。

・隆さんがまどかさんを評して「表情が猫の目のように変わる」

・まどかさんが撮れた写真を春日くんから貰おうとしますが
何と渡したのが、ひかるちゃんがまどかさんに迫る写真だったので
たちまち不機嫌になるまどかさん

でも、春日くんが本当に出したかった写真を知ってるからか
まどかさんは「ドジなんだから、もう…」って呟き
ふと、窓を見るとあの海になっていると言う締めの演出が
中々味な感じでしたね。

・隆さんが町で見かけたひかるちゃんも良いと感じ
まどかさんもさらに良いと感じるって所は
春日くんの父親だけに、血は争えないって所でしょうかね?

・今回は原作通りな所が多い一方で
隆さんが人物写真を撮る件が変更になったり
隆さんをひかるちゃんが発見する件が無かったり
シーンをアニメ独自にアレンジしてる所も結構ありました。

オレンジロード 第7話

2018年06月23日 | 感想関連
第7話「まどかの私生活!?口づけスパーク色」
春日はまどかに誘われ、夜の街に遊びに出かけるが
そこでまどかのもう一つの顔を垣間見てしまい…

解説 
・小松くん曰く、まどかさんは
「以前は不健康な事を一杯していた」らしいですが
まどかさんを鶴ひろみさんと重ねてしまうと
何か非常に引っかかる台詞になってしまいます。

・春日くんとまどかさんが二人で歩いていると
ひかるちゃんと勇作くんが歩いているのと
見合わないようにすれ違うシーンは
四人の運命を暗示しているかのようなシーンなんでしょうかね?

・まどかさんに酒の席に誘われて飲んでしまう春日くんですが
ベロベロに酔ってしまいます。
勢いで、優しい言葉をまどかさんにかけようとしますが
何を思ったか、まどかさんにキスをしようとしてしまい
案の定、強烈な一発を食らってしまいます。

・春日くんの前では不機嫌な態度をあらわにするまどかさんですが
ひかるちゃんを前にすると動揺しっぱなしで
注文を間違えた上、不意に「未遂だったんだから!」
とかえって怪しまれる一言を漏らしてしまいます。

最も、直後から意図的にコップ割ったり、自分の指をわざと切ったりして
話を上手く逸らそうとするテクニックを見せる辺りは
まどかさんらしさが出ていたと思います。

・何度も第5話のまどかさんの「今夜泊めてくれない?」って台詞や
シーンが挿入されていますが、これは春日くんとしては
あの発言が余程引っかかっている現われなんでしょう。

気持ちはよく分かりますが…

・ラスト、まどかさんが
”幻のカツサンド”を手に嬉しそうにしてるのは良いんですが
ずっと中学にいたはずのまどかさんなら知ってる筈では…

・今回も原作2回分を一話にまとめております。

不敵に笑う探偵

2018年06月16日 | 懐かしテレビ
『オリエンタル急行殺人事件』の吹替版を先日拝見しました。
 
『オリエンタル~』はアガサ・クリスティが生み出した
探偵エルキュール・ポアロを主人公とした作品で
ポワロと言えば、長年に渡って熊倉一雄さんが担当されましたが
この『オリエンタル~』でのポアロは熊倉さんではなく
俳優…と言うか時代劇の悪役でおなじみの
田中明夫さんが担当されていました。
 
ちなみに、同じく田中明夫さんがポアロを担当されている
『死海殺人事件』には茉利さんも出演されています。
 
時代劇等の悪役ですと
川合伸旺さんや田口計さんなんかも
吹替えだと良い者ってパターンがかなり多かったですが
田中さんのポアロ役と言うのも
持ち前のアクの強さがポアロのキャラにプラスになっていたと思います。
小池朝雄さんのコロンボのキャラと似た感じと言えば良いでしょうか。
 
ただ、ポワロが皮肉交じりに「フェへへへ…」と笑うシーンでは
時代劇なんかで田中さんが悪事を企んだりしてる時の姿が
強烈に思い出されてしまい、ちょっと笑ってしまいました。
 
あと、見ていますと中盤で急に新録部分が出てきまして
それ自体は色々な理由でしょうがないとしても
新録部分のポアロの声が
全く田中さんと似ても似つかない方の声に変わってしまったのには
どうかと思いました。

オレンジロード 第6話

2018年06月16日 | 感想関連
第6話「あいつがライバル、恋の中間試験」
まどかともひかるとも中間試験の勉強を行う恭介だが
その恭介を1年の火野勇作が執拗に付け回す

解説
・勇作くん初登場。
実はひかるちゃんに惚れている勇作くんは春日くんが邪魔なので
春日くんに執拗に付きまとったり
まどかさんと春日くんの関係をひかるちゃんにバラそうとしたりしますが
ひかるちゃんの前で、はっきり喋れない事が災いするのでした。

しかしながら、後々見てると
勇作くんとひかるちゃんが普通に話していた気もしますが
そこは気にしないで…

・まどかさん、不良でも秀才って評判が立つ位なので
地頭が良いんでしょうが
学校内では特に気にする素振りを見せませんが
裏では実は努力しているんですよね。

イメージ的に学校では勉強するって柄でもないからでしょうかね?

・まどかさん、春日くんに「テストまでここ(アバカブ)で勉強しようか」
と甘い誘いをかけますが
学力の基礎の足りない(?)春日くんを初歩から鍛え直す感じでした。
ただ、まどかさんの教育の成果か?
春日くんも(中学一年の)ひかるちゃんに教えるのは
お手の物って所でしょうか?

流石にひかるちゃんも、分からない所を
まどかさんに聞くって訳にも行かなかったんでしょうかね?

・春日くんに手取り足取り勉強を教えるシーン
春日くんの学力を見定めた上で、からかいつつ(?)
立て板に水の如く、教えるまどかさんのシーンが非常に良い感じでした。

・校内で春日くんと会ったまどかさん、良い感じで話している所に
ひかるちゃんが不意に登場すると
さり気なく顔を逸らすまどかさんの勘の良さは流石と言った所。

・春日くんの妄想での
鶴さんの子供時代のまどかさんの演技が可愛らしかったです。
しかし、春日くん変な妄想しすぎ。

・アバカブでまどかさんが春日くんとひかるちゃんを接客するシーン
春日くんがひかるちゃんに勉強を教えていた事に感づいたまどかさんが
後述する虎の巻を渡す件が中々面白かったです。

あと、まどかさんのスカート短かすぎるんじゃないですかね?
良いけど…

・まどかさんが春日くんに渡した虎の巻は
テストの出そうな所をまとめた物で
これがまどかさんの学力の秘訣だったんでしょうね。

問題はその虎の巻に書いてあるまどかさんのメモで
「あたしに勉強教えてもらってたなんて
男として面子が立たないだろうから
ひかるには内緒にしといてあげる
このノートには最後の仕上げテストの山中の山が書いてあります
あたしのは結構当たるんだから がんばりたまえ」って書いてあって
その最後が「まどか先生より」で締められていて
この文を鶴さんが可愛く読み上げるんですから、参ります。

・で、直後にまどかさんがその文を思い返して
窓ガラスに映った自分に「ちょっと甘かったかな
いつからこんなに甘くなったの…まどかさん」
と言う所がまた良いですね。

特に甘くなったの…とまどかさんの間の間が絶妙でした。

・今回は原作の2話分を一回にまとめています。
最後のまどかさんが春日くんのテスト結果を叱るアニメ独自のシーンが
追加されたのは良かったかな?と思います。

オレンジロード 第5話

2018年06月16日 | 感想関連
第5話「2人のひみつ、とまどいアルバイト」
ひかるは恭介に
まどかが見知らぬ中年男性と一緒にホテルに入るのを目撃したと話す

解説
・ひかるちゃんの話を真に受けた春日くん
まどかさんを尾行しますが、何とまどかさんは喫茶店アバカブにいたのです。

・遠縁のアバカブのマスター(何故か役名が無いんですよね)に誘われて
アルバイトを始める事になったと言うまどかさんですが
初めてだと思われるのに、かなり接客に慣れた感じでしたね。

・アバカブでのまどかさん
一緒にバイトする事になった春日くんにも妙に優しいし
笑いが絶えない感じなのも良いし
着替え終わった後の「ワ~オ」やら
マスターへの「ラジャー」と言った掛け声を
くだけた台詞回しで見せる所が実に良かったです。

・あと、マスターが絡むと
「ホテルの料理がバイト代の前払いじゃないの?」やら
「青少年からかってる時間あるの?奥さん待ってるよ、きっと」みたいに
軽口がどんどん飛び出すのが、実に可愛らしくて良かったですね。

・バイト終了後、酔っ払ってきたまどかさんはバス停で
ついに春日くんに「今晩、泊めてくれない?」と大胆な一言を残し
まどかさんが寝入った所にひかるちゃんが現れます。

しかし、ひかるちゃんが来たのを知ってか知らずか
まどかさんが寝入っていると見せかけて
春日くんの服を引っ張る行動を見せていましたが
あれに何の意味があるのか…

・ひかるちゃんが死ぬと誤解した春日くんの前に
いつもの明るいひかるちゃんが現れるこのギャップが良いです。
…にしても春日くん、早合点しすぎ

・今回は牛子さんと馬男さん、普通の姿で登場

・今回は原作通りですが、マスターとまどかさんのやり取りは
アニメの方が、親しげな感じになっていて
マスターがまどかさんの理解者である点が強調された印象です。