つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

原作スパンクとアニメスパンクのギャップ

2015年03月28日 | 岡本茉利
先日『おはよう!スパンク』の原作漫画を読む機会がありました。
『スパンク』の原作は、アニメとの設定の違いが結構あるのは知っていましたが
実際に原作を読むと、アニメと原作はかなり別物だなと感じました。
 
理由としては、アニメではある程度は原作の設定等を使いながらも、
設定や話については、独自のアレンジをしている事が多く感じたからでして
以下、アニメと原作との相違点で私が非常に気になった点をまとめてみました。
 
1.森村愛ちゃんの親友の亮くんと科ちゃんが
「愛ちゃん」じゃなくて「愛」と呼んでいる点
→これに関しては、愛ちゃんはアニメと大体同じように
「亮ちゃん」「科ちゃん」と呼んでいるので、何か違和感を感じました。
あとアニメだと、愛ちゃんが転校してきた設定になっているので
転校して亮くん、科ちゃんと知り合う事になる訳ですが
原作では最初から三人は知り合っている設定でした。
 
2.愛ちゃんがママと二人暮らしをしている点
→アニメの設定(パパが最終回までずっと行方不明で、
ママも最初からフランスにいて時折帰って来る)に慣れていたので、
愛ちゃんとママがが同居しているのを見て「アレ?」と思ったのもつかの間
さらに、行方不明になっていた愛ちゃんのパパまでも、
いつの間にか帰ってきて
挙句が、二人でフランスに行ってしまうと言うのは、
話の都合とは言え「??」と本気で思ってしまいました。
(ついでに言うと、森村愛ちゃんも後日、フランスに行く事になるそうです)
 
あと、ママが帽子デザイナーではなく地元のホテル勤務だったり
藤波さんがおじ様(血縁者)でなく、赤の他人で
なおかつスパンクの飼い主である点や
後に森村愛ちゃんが高校進学(※)していた点等々が違っていたり
(※ちなみに、アニメでも登場する
「ワカメっ毛」でおなじみの塚原くんは原作では高校進学後に登場するそうです)
色々と違和感がありました。
 
絵柄もアニメと原作ではちょっと違っていましたし
どちらが良いかは個人の好みですが、アニメの方に馴染んでいる私としては、
アニメの方が良いかな…と思っております。

公演場所の違い

2015年03月21日 | 岡本茉利
今年の山形での竜劇隊公演は、昨年までの湯野浜温泉のホテル海山から
由良温泉のホテル八乙女に会場が変更になりました。

実は、昨年までの公演場所だった海山でも、
今回の八乙女での公演とほとんど同じ時期に
竜劇隊と別の大衆演劇劇団を呼んでいるだけに
相当複雑な事情が裏にあるのではないかと思われます。
実際に八乙女に行った事のある私の家族曰く、
八乙女の方が海山より(建物が)綺麗との事で
ホテル海山での公演とは
また違った竜劇隊公演が見られると期待していたものの
結局、茉利さんの都合とこちらの都合もあって、
八乙女には一回しか見に伺えませんでした。
 
一回しか行っていませんが、
八乙女で良かった点としては以下の二点が挙げられます。
1.会場が暖かかった点(何故か海山の大宴会場は少し寒い時があった)
2.家族の言うように建物が綺麗で施設が新しい点
(海山は結構年季の入った建物で、所々老朽化してる所があるのです)
観劇する環境としては八乙女、海山共に甲乙つけ難い所ですが
私の自宅からの距離はホテル海山の方が近いので、
見に行くなら、海山の方がちょっと良いかな?と思っています。
 
来年、山形で竜劇隊公演が行われるかはまだ未定ですし、
仮に行われたとしても八乙女か海山か、
もしかすると新しい場所で行われるかは分かりませんが
来年も茉利さんを見られるチャンスが訪れる事を願っております。

逃した魚の大きさを嘆く

2015年03月14日 | 岡本茉利
由良での竜劇隊公演が終わってから、
「流転三度笠」以外の由良での公演内容を知る事が出来たのですが
由良でのお芝居の演目の一つ「知らぬが花」と言う演目が
実はあの「雨に咲く花」と同じ演目
だった事は、
非常に驚き(と言うかショック)でした。
「雨に咲く花」は、実は2009年に
湯野浜のホテル海山で公演をやった時にも行われた演目で、
私も一度見た事はありますし、サイトの公演レポートでも取り上げています。
 
詳しくはサイトの公演レポートにもまとめてありますが
この演目は竜劇隊の演目らしく、
笑いの要素が多い結構楽しい演目でありながら
ラストは一転して、切ない幕切れを迎える演目
で、非常に心に残りますし
茉利さんの出番が多く、また役所も清純な大店の若妻と言う
イメージにぴったりの役所だったのが良かったです。
特に亭主の長次(または長兵衛)と「長さん」「お新」
と人目も気にせずいちゃつくシーンが何度もあって
このシーンで大笑いしたのを覚えています。
 
タイトルが「知らぬが花」と変わっていたので
どう言うお芝居か分からなかったのと
平日は「流転三度笠」を見に行く事で精一杯だったので、
見逃してしまいましたが
「雨に咲く花」をもう一度見たいと思っていただけに、
「知らぬが花=雨に咲く花」と言う事実を知ってしまうと結構ショックですね。
また、一日だけですが
沢竜二さんが茉利さん演じるの亭主の長兵衛役をやっていて
沢さんと茉利さんでこのお芝居が見られるチャンスもあったようです。
 
余談ですが「知らぬが花」(歌は沢竜二さん)の歌詞は
「雨に咲く花」の内容とマッチしています
ので
そう言う意味で「知らぬが花」と言うタイトルを使ったのかもしれませんね。

2015年竜劇隊大井沢公演レポート

2015年03月07日 | 岡本茉利
今年の山形での竜劇隊公演は、
期間の短さ及び茉利さん(と私自身)の都合もあって
見に行く機会が少なくなってしまいましたが、
二年ぶりに大井沢での公演を見る事が出来たのは良かったです。

 
ただ、大井沢での芝居の演目は、八乙女でもかかっていた『流転三度笠』でして
由良温泉八乙女での公演のレポートは、サイトの掲示板にまとめましたので
こちらのブログでは、大井沢公演のお芝居関連のレポートをまとめてみました。
(少しですが、切り口を変えてあります)
 
公演場所はおなじみの西川町大井沢の「自然と匠の伝承館」
大井沢は日本有数の豪雪地帯ですので、辺り一面雪の壁となっていて
恐ろしいまでの雪が道を取り囲んでいたものの
当日は2月とは思えぬ非常にさわやかな天気で、
公演が早く始まる(朝9時半開演)事もあって
朝早く起きて私も山道をはるばる越えて見に行きました。
 
会場は地元の方のみならず、色々な方が集まり、
超満員と言って良い位のお客様で溢れていました。
公演が始まると、竜劇隊の前に大井沢の皆さんによるお芝居が行われ
会場が盛り上がった所で、いよいよ竜劇隊の公演がスタート。
 
演目が以前湯野浜での公演でも行われた演目で
湯野浜では日程の都合でどうしても見る事が出来なかった
茉利さんがメインの役所である『流転三度笠』と言う事で
大いに期待しておりましたが
入場時に受け取ったパンフレットを見てみますと、
”主演 沢竜二”と大きく書かれていました。

『流転三度笠』と言うお芝居は、
元々男の人を主人公にしたお芝居だとも伺っていたので 
この公演では
主人公は沢さんが演じて茉利さんは別の役を演じるのかな?
と思っていたのですが、
実際は茉利さんが主人公会津のお仙を演じておりました。
(ちなみに、沢さんが何かしらの役で出てくるのかな?と見ていたのですが
お芝居には沢さんは出演されず、第2部のショーのみの出演でした。)
 
大井沢でのお芝居の盛り上がり方は、独特ですが
このお芝居で一番盛り上がりが大きい
お仙さんと権次のやり取りのシーンの盛り上がりぶりは
八乙女で見た時とまた違った感じに、客席の煽りが少なかった事もあって、
割と自然に茉利さんと木内座長がやり取りをしていたように感じました。
 
ちなみに、権次が
「てめえみてえな野郎にひけを取る
”大井沢の権次”じゃねえ!」
と凄むのに対し、
お仙さんが反応するシーンで、私は恥ずかしながら
”女”のお仙さんに権次が
「野郎」と煽ったのに対し反応したのか?
と思って見ておりました。
 
余談ですが、話の筋立てを改めて考えてみれば、
権次は(お仙にちょっかいをかけると言う)余計な画策をしなければ
ぼろが出なかった
(お仙は佐吉親分に捕まれば、そのまま死罪になるので)
のではないかと思ったのですが、
悪事を犯した人間は余計な画策をして泥沼にはまってしまう、
悪事は露見すると言う事
をこのお芝居では、
言いたかったのだと個人的には思っています。
 
なお岡本さんは公演終了後、お仕事の関係等で一旦東京に戻られ
23日(月曜)から再び公演に参加されたとの事です。