つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

憎くて憎くて憎い奴

2014年07月25日 | 時代劇
『暴れん坊将軍』を見ていたら
主人公の吉宗(以下“上様”)を恨む悪役が
憎い上様を暗殺しようと花火職人の腕を利用し、
上様を爆殺しようと企てると言う内容の話だったのですが
花火職人が作った爆発物の威力を
藁人形を使って試すシーンを見て、大笑いしてしまいました。
 
何故大笑いしてしまったかと言うと、
よりにもよって実験台になる藁人形に
“殺吉宗”
と書いた紙が貼ってあったからです。
 
ワルの人は(当たり前ですが)上様を恨んでいるから、
大真面目に“殺吉宗”の貼り紙を願掛けの意味で用意したんでしょうし
そこまで恨んでいると言うのを表現できているのは確かなのですが
どう見てもやっている事が
子供の嫌がらせレベルに見えてしまうのが原因だと思います。
このシーンだけは、何度見直しても声をあげて笑ってしまいます。

闇夜に立つ緑の影

2014年07月19日 | 時代劇
”黒装束に身を包んだ密偵が悪党の屋敷に潜入し、密談を覗く”シーンは
時代劇の定番の一つですが、先日見ていた『大江戸捜査網』では
黒装束が登場する筈の夜のシーンで、緑装束が登場していました。
 
緑っぽい装束と言うと、『影の軍団』で時折見られた
自衛隊風の迷彩柄の例が有名ですが
あれは、草むらで目立たない為に使うと言う用途があるので、理解できます。
ただ、暗闇で緑装束って言うのは、効果があるのかどうか、
正直言うと分かりませんでした。
 
余談ですが、暗闇に黒装束ってのは案外目立つらしく
本当は黒ではなく、紺色の方が目立たないと伺った事があります。
さらに、全くジャンルは違いますが、あるゲームには
”本当の忍者は忍ばない!”なんて豪語する忍びが現れたり
忍びの世界はまだまだ奥が深いようです…

艶と儚さ

2014年07月12日 | 声優列伝
麻上洋子さんは“声優を目指して声優になった最初の声優“と言われ、
1970年代の女性声優の中でもトップクラスの人気を誇りました。
 
現在は岡本茉利さんのファンサイトを運営していて
茉利さんの声に非常に大きな魅力を感じている私ではありますが
茉利さんと似た面を持ちながら、違った魅力を放つ、
麻上さんの艶のある声も大好きです。
 
麻上さんの演じられた役の中で私が一番好きなのは
『名探偵ホームズ』のハドソン夫人です。
ハドソンさんは、出番は特定の話以外だとそんなに多くないんですが、
特定の話(「ドーバー海峡の大空中戦」等)での活躍も強烈ですし
普段の回でも、何気ない一言において
妙に艶っぽい台詞回しを見せる事から、かなり印象的な役所だと感じました。
 
ただ、麻上さんの代名詞である『宇宙戦艦ヤマト』の森雪
ハドソンさんより後に見ましたが、
ハドソンさんより(当然ながら)出番も多いし、色々と印象的な部分が多く
ハドソンさんと甲乙付け難い位、私は好きです。
 
そんな麻上さんですが、ご存知のように
現在は一龍斎春水と名乗り、講談師としての活動をされています。
そうした安定した道から変わった世界に身を投じる
演技者としての生き方は
茉利さんに通じる面があると感じます。
 
ちなみに、麻上さんと茉利さんはタイプが割と似ているにもかかわらず
共演作は結構ありまして、好きな声優同士の共演と言う事で
印象に残る作品も多かったですが
麻上さんが森村愛ちゃんの友達役で出た『スパンク』
”ルンルン”に関連した
アイちゃんと麻上さんの少女のやり取りが印象的な『ヤッターマン』
は特に印象的でした。
 
(注・現在、麻上さんは講談名の一龍斎春水で声優活動をされていますが
麻上洋子の名前の方が馴染みがあるので、文中は麻上さんで通しております)

嫌な殺され方

2014年07月05日 | 時代劇
時代劇で殺し屋を扱った作品は『必殺』シリーズを筆頭に
色々とありますが、中には半分ギャグみたいな殺し方なのに
「この殺され方で殺されるのはキツい…」と言う殺し方もあります。
 
具体的に挙げるなら、
1.必殺からくり人より…現千葉県知事の森田健作さんに
花火を口の中に押し込められ、内臓破裂させられる
2.必殺仕置屋稼業より…新克利さんに屋根の上から落とされて
「やめて止めて…」と叫びながら絶命させられる(必殺仕置屋稼業)
3.必殺からくり人~富嶽三十六景殺し旅より…
芦屋雁之助さんに”びく”を被せられて、頭蓋骨を強烈に砕かれ、殺される
(アニメで頭蓋骨を砕かれるのは、コミカルっぽいんですが)
 
この辺りは見ていて、中々キツいと思いましたね。
 
ただ、前述した殺し方以上に、私がこんな殺され方はキツい…
と特に思ったのが
「影同心」で金子信雄さんが演じる柳田茂左衛門の”玉潰し”でした。
 
どう言う殺し方かと言うと、簡単に言えば
柳田家秘伝の蛤を使って、
ワルの一物(俗な表現で失礼します)を潰すんですが
一物が潰れた描写が、
くるみが割れて奇怪な音が流れると言う具合に表現されるのが
逆に想像を掻き立てられてキツいな…と感じた物です。
実際、男ならあそこを潰される事を想像するだけでキツい訳ですし…
 
あと、『必殺うらごろし』の市原悦子さんに
何か囁かれながら出刃包丁でブスっとやられる
のも
色々な意味で、非常にキツい殺され方だと思います…