つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

ルンルン、ソ連を避ける?

2012年05月26日 | 岡本茉利
『花の子ルンルン』の主人公で
茉利さんが声を担当されたルンルン・フラワーは
一年間七色の花を探す旅をしてきました。
色々な国を回っていますが
何カ国を旅したか?と言うと
フランス、スペイン、オランダ、ドイツ、スイス、スウェーデン
ノルウェー、イギリス、モロッコ、チュニジア、エジプト、イタリア

計12カ国となります。
(また映画版では、日本を訪れ、京都で舞妓はんに変身しています)
 
ただ、当時のヨーロッパにはソ連に近い
東側のいわゆる共産圏の国家がありましたが
そうした国にはルンルンは訪れていないんですよね。
東西に分断されたドイツもルンルンは何回か訪れていますが
おそらく西ドイツを訪れたものと思われます。
 
当時のテレビ朝日はモスクワ五輪の独占中継権を得ていて
割と大々的に宣伝していたと聞いた事がありますが
ソ連と花と言うのも合わなそうな感じがしますし
流石に東側の国に行くのは、『ルンルン』の世界観に合わなかった
と判断されたのかもしれません。

時代劇版花の子ルンルン?

2012年05月19日 | 時代劇
先日、片平なぎささん主演の『雪姫隠密道中記』を拝見しました。

この時代劇は片平さん演じる加藤清正の孫娘に当たる雪姫が
幕府の重職の企みで父が濡れ衣を着せられそうになったので
その汚名を晴らす為、熊本から江戸まで旅に出る…
と言う放送時間帯は違うものの
ナショナル劇場のスタッフを動員して
『水戸黄門』の女性版を目指して作られた作品だったようです。
 
毎回悪役が豪華だな~
片平さんは男装姿が映えるな~
風車の弥七的な役所の中村敦夫さんが
しょっちゅう爺さんや婆さんに化けるのが
普段のイメージとのギャップで面白いな~
あおい輝彦さんのエンディングが良い歌だな~

と色々と見応えがある作品ですが
この『雪姫~』と言う作品を見ていて私が強く感じたのが
 
時代劇版『花の子ルンルン』みたいだな~
 
と言う点です。
 
どこが似てるかと言うと、
まず主人公(ルンルンと雪姫)が目的を持って旅をしている点
あと、ルンルンで言うとセルジュさんにあたるポジションに
将軍家のお血筋の葵新之介(あおい輝彦さん)が配されている点
しかもこの人が裏で事件解決に尽力している上、
主人公が惚れているものの、主人公は
相手の正体を知らない
と言う点が類似点になるでしょうか
(こじ付けに似た点もあるでしょうが)
 
そもそも『花の子ルンルン』自体
アニメ版『水戸黄門』みたい
と昔から言われる事もありますから、
女性主人公で水戸黄門みたいな時代劇を作れば
ルンルンの時代劇版に見えて来るのも
当然の帰結と言う事になるのでしょうけどね。
興味のある方は『雪姫隠密道中記』を一度ご覧になってみて下さい。
 
最後に話は違いますが『ザ・ガードマン』や数多の時代劇で活躍された
中原早苗さんのご冥福をお祈りいたします。

こんな出演作品もあります

2012年05月12日 | 岡本茉利
先日、茉利さんが声の出演をされた
スペース1999「惑星ゴロスの反逆者」を拝見しました。
この『スペース1999』と言う作品は
(色々と細部は違いますけど)『スタートレック』に似た感じの作品で
茉利さんはタイトルにもなっている
惑星ゴロスから追放されたカンターの妻・ゾーバを演じました。
 
主人公達に助けられ、
冷凍装置による300年の眠りから覚めるカンターとゾーバ
この二人は元々住んでいた惑星ゴロスから追放されたのですが
実は危険分子と言う事で(冷凍装置に入れられ)追放された為
二人は惑星ゴロスへ(復讐に)戻ろうとします。
やり口も主人公達を脅し、船を乗っ取ろうと企てたりと
キャラ自体は悪と分類して良い感じでした。
 
茉利さんのゾーバの演技は
綺麗な声で喋る為か、そう悪人っぽくはないものの
肝心のキャラクターは、酷いキャラだと断言できます。
最後も宇宙空間に吹っ飛ばされ、そのまま死んだみたいですし。
(余談ですが、死ぬ前の茉利さんの「カンター」って叫びが
「あんたー」に聞こえたのは私の気のせいでしょうか?)
 
ただ、茉利さんが20代の頃に
こう言う役やっていたと言うのには、正直驚かされました。

茉利さんのテレビ時代劇

2012年05月06日 | 岡本茉利
茉利さんは(主に若い頃に)テレビ時代劇に出演されましたが
前に出演されたテレビ時代劇についてのお話を伺った事がありました。
茉利さんが一番詳しく記憶されていたのが『破れ新九郎』
チンパンジーを抱いていた事、波乃久里子さんの妹役だと言う事を
はっきり記憶されていた上、話している内に
別の作品だと思っていた田中邦衛さんとのやり取りについても
茉利さんは思い出されておりました。
 
他にも『鞍馬天狗』については竹脇無我さんと共演された事
『江戸の渦潮』については前田吟さんの妹だったと言う事を
ちゃんと覚えていらっしゃいましたし
そんなに出番が多くなかった(失礼)『影十八』についても、
しっかりとご記憶されていたのには、驚きました。
 
以前、茉利さんは過去の仕事について
結構記憶されていると伺った事はありましたが、確かにそうでしたね。
 
話は変わりますが、一週間ほど前に山形市に出かけた際
帰りに国道112号線
(2月に大井沢で茉利さんの公演を見に行った際に通った道路)
を通って帰って来たのですが、流石に道路には雪はなかったものの
路肩には相変わらず溶けずに雪が残っていました。
確かに2月に通った時は
ガードレール代わりに雪に蛍光塗料をかけておかないと
衝突する恐れがある位の雪があったり
2メートル位の雪の壁が当り前のように出来ている所なので
簡単に雪が解けないのは分かっていましたけど、
雪のしぶとさには恐れ入ります。