つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

桃太郎侍で好きな回(2018年版)

2018年01月27日 | 時代劇
以前に桃太郎侍で好きな回みたいな記事を書いた事がありますが
https://blog.goo.ne.jp/tubame2/e/a33ef0f2efd5ead07c87791ebf1f93d9

今回はその続編と言う事で、
全258話と言う長丁場で個人的にお気に入りのエピソードを
15本に厳選して紹介して参ります。

第1話「八百八町罷り通る」
つばめ太夫初登場でもありますし
悪役も川合伸旺さんと菅貫太郎さんと言う贅沢なコンビですので

第5話「ああ、涙のつばめ返し」
つばめ太夫が襲われ、腕を痛めた事で
新しい技に開眼すると言う話で
西村晃さんの蘭方医が格好良かったです。

第7話「つばめの詩」
つばめ太夫の出生の秘密が明らかになる回です
ただ、後になると
この回の設定と矛盾する設定が出てきたような気もしましたが…

第29話「ふるさとは遠かった」
桃さんの鬼退治につばめ太夫が平気で助っ人参戦した回です。
数え歌を歌いながら悪を斬る桃さんとつばめ太夫が共闘しているのは
貴重ですが
桃さんとしては、つばめ太夫に見られても良いのか?

第45話「からくり武士道」
品川隆二さんが下級武士の悲哀を演じた中々ハードな話
…ですが、ラストのオチはちょっと驚かされました。

第59話「岸打つ波に母の声」
伊沢一郎さん、早川雄三さんが悪人コンビに
青木義朗さんの文七親分まで登場するので
特捜隊ファンとしては堪らない話です。
悪人を炙り出す件で、つばめ太夫の黒子姿が見られるのも良いです。

第83話「命を賭けた恩返し」
恩人の為につばめ太夫がとんでもない計画に巻き込まれる話
土壇場でつばめ太夫の短刀投げの的になる桃さんが格好良過ぎます。

第86話「大当り貧乏くじ」
登場人物の大半が実は悪党って話ですが
林家木久蔵師匠(当時)の悪乗りや
仁兵衛親方の葬式の凝った演出とか
演出が非常に冴えていて面白かった話でした。

第98話「飛び立った雉の与之助」
大奥に潜入し、若君暗殺を阻止するため
くノ一らしい女と対決するつばめ太夫
つばめ太夫が格好良くて好きな話ですが
短刀投げの芸人がここまで出来るってのも凄い話です。

第141話「浮世絵美人を狙う鬼」
つばめ太夫そっくりの密偵が殺された事から
つばめ太夫が狙われると言う話
狙われたのを逆手にとって相手を揺さぶるシーンが
格好良かったです。

第156話「からくり悪党番付」
阿藤海さん演じる悪党が太鼓を集める事に執着すると言う設定で
悪党なのに太鼓に執着すると言うギャップが目を引きました。
そんな悪党が桃太郎一家に大芝居で騙される件も面白かったです。

第201話「当たるも八卦 当たらぬも八卦」
悪党の計略で自分が死ぬと思い込んだ旦那を巡る騒動
旦那のキャラクターが好きでした。

第206話「さよなら!すずめちゃん」
すずめちゃんが大名の姫君の身代わりを務める回ですが
警護役として同道していたつばめ太夫の活躍が目立った回でした。

第231話「お伊勢参りは御難旅」
悪党の屋敷を探索していたつばめ太夫が
空井戸に落っこちて、足を痛めるものの
短刀を差しながら井戸から這い上がってくると言う
常人離れした活躍を見せる話。

第257話「つばめ 暁に死す」
もちろん、タイトルを聞いただけで、流石にショックを受けた話です。
実際に見た時も当然ショックでしたけど
意外と引きずる事もなく受け入れる事が出来たのは、何故なんでしょうかね?

これ以外にも、面白いエピソードがまだまだありますので
桃太郎侍でも細かいエピソード紹介をやってみたいと思っていますが
作品を見て文にまとめると言うのは
かなり労力ががかかる事もあり、中々踏み出せないでおります。

いつかはやってみたいんですけどね。

好きな役所の選び方

2018年01月20日 | 岡本茉利
岡本茉利さんのファンを長い事やっておりますが
茉利さんの演じられるキャラクターの好きな部分について
改めて考えてみました。
茉利さんがアイちゃんを演じた時を感じさせる部分と
茉利さんの素の誠実さを感じられる部分
茉利さんの二つの魅力を感じさせるキャラクターに私は魅かれていたようです。

茉利さんのキャラクターにアイちゃんを感じさせる部分については
茉利さんの演じたキャラクターを見るとキャラに対し、私が自然に
アイちゃんっぽい所(格好良さ、誠実さ、茶目っ気、色気等々)を見つけようとして
それが感じられるキャラなら大体は良いと感じているようです。

逆に言いますと、茉利さんの演じるキャラで
アイちゃんっぽい所が感じられにくいキャラクターの場合
中々私にとっては難しいようです。

もう一つの茉利さんの誠実さを感じられる部分ってのは
身も蓋も無い表現をするなら
茉利さんがドラマや映画に出て演技をしてれば良いって意味になりますが
役によっては流石にどうかとと感じる事もありますので
よりはっきり言うなら
茉利さんがこちらが見ていて安心できる役所であれば
良いと言う事になるかな?と思います。

ついでに言うと
別に出番が少なくても安心できる役所なら気にならないですね。
逆に出番が多くても
安心できない役所だったらちょっと…と感じるかもしれません。

最後に話は変わりますが
「大江戸捜査網」の金太役でおなじみだった
落語家の古今亭志ん駒師匠が亡くなられました。
謹んでお悔やみ申し上げます。

鶴ひろみさんに演じて欲しかったキャラクター

2018年01月13日 | 声優列伝
岡本茉利さんに演じて欲しいキャラクターって記事は
サイトで取り上げていますが
今回は、この鶴ひろみさんバージョン
鶴ひろみさんに演じて欲しいキャラクターについてです。

・ドラクエシリーズのビアンカ、ゼシカ、マルティナ
鶴さんはブルマをされていましたから、鳥山絵との相性は文句無しですし
おまけにこの三キャラは、勝気ながらも優しい所があって女らしさもある
鶴さんの得意なキャラとシンクロしているキャラなので
どうやっても台詞が鶴さんの声で再現されてしまうんですよね。

ビアンカさんに関しては
茉利さんのビアンカさんも捨てがたいとは思っていますが

・キューティーハニー
以前も、鶴ひろみさん(と小山茉美さん)が
キューティーハニーに似合うと書いた事がありますが
鶴さんの代表作であるまどかさんと美神さんの良い所取りで考えれば
鶴さんのキューティーハニーは割と簡単に想像できるかと思います。

お転婆さ、清楚さ、母性、凛々しさ、茶目っ気と言った色々なハニーらしさは
鶴さんも結構兼ね備えていると思いますし
美神さんの「極楽に行かせてあげるわ」
と言う格好良い決め台詞から、決め台詞も似合いそうですし
七変化も結構似合いそうな気がします。

・「ガラスの仮面」の北島マヤ
1984年製作のアニメ版「ガラスの仮面」は確かパイロット版では
鶴さんがマヤ、小山茉美さんが姫川亜弓だったようです。

鶴さんと小山さんが大きい役同士で共演した作品は
ドラゴンボール等あるにはありますが、このお二人でマヤと亜弓だったら
中々見応えのあるやり取りが見られたのではないか思われるだけに
実現して欲しかった役の一つです。

・「悪魔の十三夜」のマデリン
曽祢まさこ先生の「悪魔の十三夜」って
多分あまり知ってる方も少ないと思いますが
この主人公の少女マデリンは、壮絶な運命に翻弄される少女ながら
かなり勝気で凄みがあり
その上に女性らしい所があると言う中々複雑な少女で
以前から、読んでいてマデリンの声が鶴さんで再生されていました。

・「ピーターパンの冒険」のピーターパン
これは完全に個人の与太言ですが、オレンジロードの某回で
鶴さんがボーイッシュな幼い頃のまどかさんを演じているシーンを見て
結構少年っぽい声もイケると思えたんです。

で、その鶴さんの少年っぽい声を聞いて、何かに似てるのではと考えていたら
ふと、日高のり子さんのやっていたピーターパンっぽい感じかと思えてしまい
ちょっと鶴さんのピーターパンってのもアリなのでは?と考えてしまいました。

日高さんと鶴さんは似てないようで
時折役のタイプが重なるイメージがありますので
これも結構行けそうな気がするんですが、どうでしょうかね?

ご存知のように、本日は青山葬儀所で鶴さんのお別れ会があります。
実を言えば鶴さんの為に東京まで行ってみたいと思っていましたが
色々と事情があって行く事が叶いませんでした。
それ故に、本日は鶴さんをテーマにこのような記事をまとめてみました。

 

鶴ひろみさん、今まで本当にありがとうございました…

都会は怖い?

2018年01月08日 | 岡本茉利
昨年末、掲示板でも取り上げました
茉利さんの出演された「大都会の青春」を拝見しての感想を
改めてまとめてみました。

話としては、田舎から都会に働きに出てきた
茉利さん演じる少女ドーン(イヴ・プラム)が
同じような境遇の少年(水島裕さん)と知り合うが
ちょっと道を踏み外した事からドーンが転落、ドーンを救おうとして
転落して行く…と言った感じで
素直に面白い作品と言う感じではなかったですね。

茉利さんと水島さんはアニメなんかでも
コンビで出演されることの多いお二人で
しかも『大都会~』は放送が1981年ですから
モロにスパンクで森村愛ちゃんと池上さんをやってる頃でした。

この作品では共演作の「ルンルン」や「スパンク」より
お二人のやり取りは非常に多いように感じましたが
大体が現実的な重い感じの台詞のやり取りが多く
また、脂の乗り切った頃の茉利さんがドーンを丁寧に演じる程
ドーンの堕ちてゆく様が生生しく感じられ
タイトルとは裏腹に、何とも重い雰囲気の作品だったと個人的には感じました。

特別機動捜査隊 第543話

2018年01月08日 | 感想関連
第543話「皆殺しの詩」
若者が主宰していた前衛劇団内で殺人が起きるが
殺人の裏にはある狙いがあった

・表向きは前衛劇団、実はヌードショーで荒稼ぎをする劇団
その主宰者杉田(北條清嗣さん)は劇場内で殺人を犯しますが
実は、殺しを利用して、ヌードショーを見ていた客から
口止め料を徴収しようと言うとんでもない目的があったのです。

・さらに、この劇団は強請のみならず、クスリでも儲けると言う
かなり過激な裏の顔を持っていたのです。
過激派とは関係ないとは言いつつ
現代の”死の商人”を自称していると言うその設定は
中々凄い物があります。

・大会社重役で元軍人でもある西村(吉田義夫さん)は
そんな杉田によって、娘をクスリ漬けにされ廃人同様にされてしまいます。
西村は娘を取り戻し、杉田へ復讐をしようと考えていて
一旦は杉田に捕まってしまいますが
元軍人の血が騒いだのか、一瞬の隙を突いて杉田の持っていた銃を奪い
銃で杉田や周りの若者を威嚇します。

・すると、杉田は西村の娘を盾に西村に銃を捨てるように要求しますが
西村は少々躊躇った後、容赦無く娘を射殺!
それを皮切りに、後は杉田だけでなく脇にいた若者連中まで
容赦無く次々に射殺して行くと言うとんでもない展開を見せます。

・主任が到着後も、狂乱してなおも銃を乱射する西村でしたが
主任の鮮やかな銃さばきで西村は銃を失い
直後、狂ったようにヨロヨロと歩き出して、話は終わりとなります。
終盤の吉田義夫さんの表情や、圧倒的な存在感には感服させられました。

・ゲストではおなじみの武藤英司さんがヌードにうつつを抜かした挙句に
強請られる情けない役所で出ていた他
悪役の多い長谷川弘さんが一途に元上官の西村に従う役を演じていて
存在感があって良かったですが、呆気なく杉田に射殺された挙句
顔を踏みつけられていたのは、ちょっと気の毒でした。

・最後に西村が凶行に及ぶシーンは
西村の心情は割と理解できるので、不謹慎ですが
むしろクズのような若者が次々に殺されていくのを見るのは
気持ち良いとすら感じてしまうほどでした。

・「人間はセックスに弱い生き物」なんて変な持論を
石ちゃんが言い出したのに対し
主任が素っ気無く「お前のようにな」と突っ込みを入れるのが笑えました。

特別機動捜査隊 第535話

2018年01月08日 | 感想関連
535話「犯人は三船刑事だ」
三船主任の顔をした男が
銀行強盗を皮切りに次々に事件を起こす

・主任の顔をした男が堂々と顔を晒して次々に事件を起こす所から
話が始まると言う、中々インパクトの強い一編。
当然、主任糾弾の声が高まる中、偽主任を操る一味の狙いを探る為に
畑さんが潜入捜査に赴きます。
ところが、何故かあれだけ糾弾されている主任も
堂々と捜査活動を行っていまして
下手すりゃこの事だけで主任がクビになっても
不思議ではないような気もしますが
気にしないでおきます。

・大きい話になったからか、刑事部長(清水元さん)が登場しますが
この番組で係長以上の重職にある人間が登場したのは
あまり記憶に無いので、珍しい事だと思います。

・偽主任を操っていたのは
主任に恨みを抱く麻薬組織ってのはありがちですが
大泉滉さんが中ボスっって所については
大泉さんが組織の幹部ってどうなのか?と思う人もいるかもしれませんし
異常にけん玉にこだわりがある所に
何か意味があるのか気になった人もいたでしょう。

いつもの大泉さんらしさを見せつつ
時折悪い顔をちらつかせる感じだったので
良かったと思いますけどね。

中ボスが大泉さんな事より、むしろ組織の親玉クラスの二人が
かなりの年配の人達である点の方が気になるといえばなりましたが…

・ラスト、主任が潜入していた畑さんと二人で組織と大立ち回りをするシーンは
スカッとする位格好良いシーンでした。

特に散々大暴れした後の主任と畑さんが流石に疲れたのか
二人で酔っ払ったみたいにフラフラと歩いているシーンは
緊張の後の緩和と言う感じで、印象的でした。
あと、大泉さんが主任に一室に連れて行かれるシーンが好きです。

・ゲストでは、他にも多分悪いやくざの親分役で藤岡重慶さんも出ていて
最初に出てくる警視庁で主任を糾弾するシーンは
ふてぶてしく、威勢が良い感じでしたが
その後、お楽しみの最中に主任に乗り込まれ
主任か殺し屋か判別出来ないまま、落とされる扱いだったのは
何とも言えぬ所です。

・ところで、三船主任そっくりに整形した偽主任の男は
チラっと顔写真は出てきたものの
正体は最後まで誰だったのか分からずじまいでしたが

結局誰だったんでしょうかね?

特別機動捜査隊 第525話

2018年01月08日 | 感想関連
第525話「ポルノイン東京 女人百景」
トップ屋の男が殺され、捜査を進める内に
女を食い物にする人気ポルノ作家の正体が明らかに

・サブタイトルが尋常じゃないので
内容もぶっ飛んでると思ったら、やはりぶっ飛んでました。

・人気ポルノ作家下川(太刀川寛さん)は
「女人百景」と称したポルノ小説で人気を博していましたが
実は自分のベッドでの体験を小説として売り出していて
結構な人数の女を泣かせていたと言うトンでもない男でした。

と言うか「女人百景」の出所は作中の小説だったんですね。

・下川の作品作りも凄いセンスですが
ラブホテルにでもありそうな回転ベッドに三面鏡を備え付けたダブルベッドを
自分の書斎に隠し持っていて
そこで女との行為に及んでいたのは凄いですね。
ポルノ小説の書き過ぎで頭が変になったかは定かではありませんが
見ると凄いセンス…と感じさせられるのは確かです。

・そんな下川を殺そうとしていた犯人は
クラブのママの千秋(おなじみの三田登喜子さん)

千秋は昔から下川と付き合いがあり
下川も「自分の『女人百景』の連載のトリを飾るのは千秋」
と考えていたのですが
実は千秋は、下川に弄ばれて自殺に追い込まれた娘を産んでいた上
その娘こそ、実は下川の娘であると言う事を下川に告げ
容赦無く殺しにかかるのでした。

・下川が千秋に殺され、一歩遅れで主任が踏み込むと
下川が自分の晴れ舞台として用意した三面鏡付き回転ベッドで
グルグル回りながら死んでいるのは、センセーショナルなサブタイトルである
この作品の締めとしては、非常にらしい終わり方かな?と感じました。

・石ちゃんが下川のポルノ小説の愛読者で、参考資料と称して読んでいたり
朝鮮の女に迫られて目を白黒したり、特に存在感がありました。

・「女人百景」を担当している雑誌編集者が辻村真人さんで
小説の売り込みに対する押しの強さに
畑さんが閉口しているのも笑えました。
あと、冒頭少し出てくる店の店員が
こちらも声優でおなじみの市川治さんでした。

・下川の書生をしているゲイボーイ役のローズ牧って人は
以前も出演したのを見た事がありますが、書生なのに和服姿で出てきていて
どこかの演歌歌手かな?とちょっと見紛うたのは、私だけかと思います。
しかし、この人の役がゲイボーイなのに
怪力(で人を殺してる)と言う設定なのは、珍しいかもしれません。

特別機動捜査隊 第524話

2018年01月08日 | 感想関連
第524話「ドルショック」
ドルショックに伴う大規模な人員整理を敢行した
大手企業の部長が殺される

・今回は高倉主任の回ですが
他のメンバーが関根、畑野、石原、水木、白石と
三船班のおなじみのメンバーが勢揃いしていて、新鮮です。

・高倉主任と畑さんは実は警察官になったのは同期でして
それ故か、二人きりで話す時は対等な関係で会話をしていました。

・高倉主任は普段の高倉班メンバーの時みたいに
「岩井田君」「笠原君」と呼ぶのかと思ったら
「水木」「白石」と呼んでいました。
同期の畑さんがいるから、バランスの問題でしょうかね?

・時代劇だと里見さんが斬る方、吉田さんが斬られる方ですので
主任と石ちゃんのコンビでの捜査は、個人的にはかなり珍しく感じました。
あと「高倉」「石原」コンビってよく考えると凄いタッグです。

・結局、犯人は被害者の部長に因果を含められて
組合を裏切らざるを得なかった若者
最も、部長自体が大規模な人員整理を敢行したとは言え
人員整理から救った若い女に恩を着せてモノにしようとした辺りを見ると
殺されても仕方なかったと感じてしまいますが…

・高倉主任に「情を捨てている」と意見する畑さん
お二人の刑事としての立ち位置の対比をもっと掘り下げても
面白かったのではないかと思いますが…

特別機動捜査隊 第522話

2018年01月08日 | 感想関連
第522話「思い出の女」
畑野刑事の元に水前寺と言う富豪が
実は殺されていたと言うタレ込み電話が来る

・メインゲストが畑野刑事役の宗方勝巳さんの奥さんの長内美那子さん
この回の4年前の1967年に結婚しており
当時も夫婦共演と言う事で、話題になっていたようです。

そんな長内さんが演じたのが双子の姉妹で
この二人が大きく事件に関わってきます。

・畑さんに「水前寺の死は実は殺し」とタレ込んで来たのが双子の妹京子で
この京子は実は畑さんの昔の彼女で
共に大学でテニスでメダルを取った仲でもありました。

・そんな京子には双子の姉園美がいましたが
実は園美こそが京子がタレ込んだ「水前寺」に嫁いだ女性で
京子とは対照的に気位の高い感じの女性でした。
事件は京子と園美を中心に進んで行きます。

・やがて園美は水前寺をはじめとした一連の殺しを認める遺書を残し
自殺しますが、畑さんは死んだ(実は殺された)のは京子で
園美が京子にすり替わった事を見抜きます。

…だって、畑さんは京子が小鳥を飼っていたのを知っていたんですから
小鳥嫌いの園美が小鳥を嫌ってる現場を見られたんですから
そりゃ見抜かれますよね。

・園美に畑さんが手錠をかけようとしたのを主任が制したのは
「現実の奥さんに夫が手錠をかけるのは後味が良くない」
と配慮したのではないかと思われますが、どうなんでしょうかね?

・畑さんが京子と別れたのは
「刑事になる自分に京子を幸せにする事は出来ない」
からだそうですが、京子と再会した事によって
結局どうなったかを考えると、何とも言いようがありません。

・ちなみに、畑さんの出身大学は東南大学だそうです。

特別機動捜査隊 第512話

2018年01月08日 | 感想関連
第512話「高倉主任誕生」
特捜隊にかかってくる密告電話
刑事たちは密告電話を相手にしないが
新しい主任高倉は、その電話を取り上げると言う…

・高倉主任役はご存知里見浩太朗さん
助さんをやる頃の里見さんのスーツ姿は非常に貴重な訳ですが
西ドイツ帰りのエリート主任の高倉主任の年齢はいくつなのか?

・事件自体は、単純に殿山(太刀川寛さん)が妻を殺したていて
屋台の女主人ユキ(三島ゆり子)がそれを知っていて
密告電話をしていただけ…かと思ったら
実はユキが殿山に自分も子も運命を狂わされた事を恨んでいて
殿山に罪を着せようと細工していたのが真相だったと言う
ちょっと捻った展開となっています。

ラスト、ユキの子を高倉主任が抱いて帰るラストが印象的でした。

・森っちゃん、松っちゃん(今回がラストだと思われます)は
割とすぐに高倉主任の部下として、普通に捜査に赴いていますが
ガンさんと笠原さんは初対面での印象が良くなかったのか
しばらく対立関係が続きます。

・笠原さんの件に関しては、主任の言い分も最もですし
笠原さんがユキの電話に対して結構やる気が無かったのは確かですが
全く面識も無い誰かも分からない男(高倉主任の事)に
あんな風にボロカスに言われたら
笠原さんが反抗するのも分からなくはないです。

・そんな中で、長さんは
「俺たちの主任は高倉さん!」とガンさんと笠原さんに喝を入れます。
ベタベタなやり取りながらも、こう言うのが好きなので良いですが
三船班で中核となってる長さんがそう言う事を言っても
果たして説得力があるのかどうかと言われますと困ります…

・笠原刑事曰く「用心深く間抜けってのが犯人」だそうですが
そう言う信念で捜査をしていたんですか…