つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

女戦士ルシアの旅(完結編・ヨッコちゃんはヒヨコちゃん?)

2012年07月28日 | ゲームネタ
先ほどの続きになります。詳しくは下記アドレスからご覧下さい。
 
ダルトスを倒そうと旅を続ける
漫画版『マドゥーラの翼』のルシアとヨッコ
その旅の結末はと言いますと…

(以下ネタバレ注意。ちなみにゲームのマドゥーラの翼だと、
王子を助けてルシアが王子と結ばれると言うフィニッシュを迎えます
またこの漫画の正規ルートじゃない終わり方の一つに
何故か「アトランチスの謎」のラストステージにルシアがワープして、
アトランチスをクリアして終わり…?と言う終わり方もあります)
 
ラスボスのダルトスに敢然と立ち向かうルシアですが
変身したダルトスに対し全く歯が立たず、戦意喪失してしまいます。
ここで、ヨッコが

「ルシアを殺させるもんかっ!!ボクだって戦ってやるっ!!」


とダルトスに一矢報いますが、敢え無くやられてしまいます。
虫の息のヨッコはルシアに

「あきらめないで、ルシア…何か方法があるはずだよ…」

と今際の際の言葉を残し、絶命…
 
これによりルシアは戦意を取り戻し

「よくもヨッコを!!最後まであきらめるもんですかっ!!」

と、涙ながらに折れた剣を持ってダルトスに立ち向かいます。
するとルシアの精神エネルギーで伝説の剣の封印が解け
遂にルシアはダルトスをやっつけるのでした。
この辺り、泣かせて燃えると言う王道の展開で、
特にヨッコが特攻かけてルシアの手の中で息絶える場面と
ヨッコの死に奮い立ったルシアの場面は、
恥ずかしながら、読んでて感情移入しまくりでした。
 
そしてラスト、平和は戻ったものの
ヨッコを失い悲しみに暮れるルシア
とそこにルシアと一体化していた聖なる天使の奇跡で
ヨッコが生き返ってハッピーエンドとなります。

まるでドラクエ4のエンディングのシンシアみたいで
ちょっとご都合主義っぽいと思われる方も多いかと思いますが
ハッピーエンドなので、私は良い終わり方だと思います。
(あり得ないとは思いますが、
ドラクエ4のエンディングの元ネタってひょっとして、コレ?)
 
最後に一つだけ言わせて下さい。
『マドゥーラ~』の漫画の中で私がとても気になっているのが
ルシアとヨッコが歌ってる
「♪ヨッコちゃんはね~ヒヨコちゃん~」
 
と言う歌がありまして、この歌、
実は私がとても気に入っている歌なんですが
どう言うメロディのどう言う歌なのか、非常に気になっています。

女戦士ルシアの旅(その2・ゲームオーバー色々?)

2012年07月28日 | ゲームネタ
(先ほどの続きです。前の記事は以下のアドレスからご覧下さい)
 
漫画版『マドゥーラの翼』はゲームブック仕様なので、
大体決まったコースを辿らないとゲームオーバーになるのですが、
ゲームオーバーになると、中々きつい描写もあったりします。
(※絵柄はそんなにきつい絵柄ではありませんので、
トラウマになる方はあまりいないと思いますけど…)
 
そんなゲームオーバーになった場合の具体的な描写の一例です。
(以下ネタバレ注意)
 
・ルシア(とヨッコ)が敵に敗北して、鍋の具材になる

・ルシア(とヨッコ)が敵に溶かされて骨になる

・大魔王にルシアが敢え無く斬り殺される
(傍らでヨッコが涙ながらにルシアを呼ぶのが泣ける点です)
 
まず、最初のルシアとヨッコが鍋の具材になるのは
きついと言えばきついですが
まだギャグっぽく描かれていて、残酷度は低いように思います。
2番目に挙げた、骨になったルシアとヨッコも中々きついですが
3番目に挙げたシーンだと、血を流してルシアが倒れているので
中々描写としては、きつめだと思います。
 
あと、別ベクトルで一番衝撃的なのが
序盤に味方側の老人を敵と誤認して倒してしまった場合で
この場合、ルシアが
殺人の罪で10年間牢屋に入れられてしまって終わりとなります。
(脇に10年経って雄鶏に成長したヨッコがいるのが笑い所?)
主人公が殺人罪で捕まるって中々大胆な展開ですよね。
ここまで書いたので、次はいよいよ
漫画版『マドゥーラの翼』のラストはどうなるのか?をまとめてみました。
(つづく)

女戦士ルシアの旅(その1・混浴は18歳になってから)

2012年07月28日 | ゲームネタ
最近、かつてのファミコンゲーム
『マドゥーラの翼』の漫画版を入手しました。
中身は、昔懐かしいゲームブック仕様の漫画になっていまして
強くて可愛い女主人公のルシアが、
世界を支配しようとする大魔王ダルトスを倒す旅を続ける
と言う、
『マドゥーラ~』のゲーム展開に準拠した内容となっています。
原作に当たるゲームを、私はプレイした事はありませんが
『マドゥーラ~』の漫画版の画像を偶然目にした際、
「これは…」と非常に興味を持ってしまい
絶版書籍ではありましたが、つてを利用して入手しました。
 
この漫画の何が良かったかと言うと、まずルシアが魅力的である事です。
普段はギャグなんかも見せたり、色っぽさもあるのに
敵に対峙する時の凛々さや優しさが強く感じられるキャラ
と言う
茉利さんのアイちゃんやプライムローズと似たキャラの特性を感じたから
魅かれたのかもしれません。
だからと言う訳ではありませんが、
ルシアの声は茉利さんの声が合うかな?と思って読んでいました。
(ちなみに後で触れるヨッコは杉山佳寿子さんか
つかせのりこさんが合うかな?と思っています)
 
あとはルンルンとヌーボ&キャトー、森村愛ちゃんとスパンク
時代劇で言うなら花山の旦那と焼津の兄さんみたいな感じの
どちらが欠けても成り立たないコンビ物が好きなので
ルシアとそのお供のヒヨコ・ヨッコが見せる
コミカルなやり取りが本当に面白くて良かったです。
 
ヨッコのキャラクターはと言うと、
軽口を叩いてルシアに突っ込まれたり
コミカルな面を多く見せる
一方で
ルシアが苦しい時には励ましてくれたり
時には機転を利かせてルシアを助ける力になったり
ルシアがやられちゃうと、涙ながらに「ルシア~!」と絶叫したり
ありがちなキャラではありますが、
ルシアの支えとしての存在感は抜群だと思います。
 
そんなルシアとヨッコのやり取りの中で、
私が特に好きなのが、ルシアが水浴びをするシーン。
湖を見つけ、嬉々として水浴びをしようとするルシアに対し
ヨッコが「僕も一緒に入る!」とせがむのが可愛いし
ルシアが「18歳になったら一緒に入ってあげる」
“一応男の子“のヨッコの申し出を
恥じらいながら断る
のも、奥ゆかしくて良いです。
 
ここで“寿命が短く18歳まで生きられない”ヨッコはどうするか?
と二つの選択肢を選ぶ事になるのですが
その選択肢が“迷わずルシアと一緒に水浴びする”
“しばらく考えてから結局、一緒に水浴びする”となっていて
どう転んでも一緒に水浴びに持って行くのか~
微笑ましい気分になりながら、指定されたコマに進みますと…
 
「やっぱりボクも入りた~い!!」
とヨッコが凄い勢いで飛んできた所!
ここでルシアがこれまた凄い

「バッテンパ~ンチ!!」

で迎撃するのが、非常に笑える所です。
ところで「バッテンパンチ」って何の意味があるんでしょうか?
「バッテンロボ丸」って作品はありますけど。
(後日注・「ロボット110番」の決め台詞だったらしいです)
 
しかし、一旦は拒んだものの
ルシアは結局ヨッコと一緒に水浴びしてあげるのでした。
ここで水浴びしてもらってるヨッコの
「結局、ルシアはボクと一緒に水浴びしてくれました
ボクはそんなやさしいルシアが大好きです」
と言う独白が入るのがまた良いです。

ルシアの優しさが感じられるシーンは、他にもありますが
いつも側にいるヨッコに言わせると、特に重みがあるように感じます。
また、終盤の展開を知ってからこの独白を読むと
凄くジンと来るんですよね。(つづく)

茉利さん起用の背景

2012年07月21日 | 岡本茉利
先日、茉利さんが出演された
『シティーハンター 愛と宿命のマグナム』を久々に見ました。
この映画での茉利さんの二ーナは適役でしたし
茉利さんのファン(私含む)なら、
二ーナは茉利さんで良かったと思う事でしょうが
ちょっと私が不思議だと思ったのが
あの時期(1989年)の映画のヒロインの声を
茉利さんが担当出来たのは何故か?と言う点です。
 
映画ともなれば、人気声優を起用する
あるいはタレントを起用すると言う選択肢も有りうると思うのですが
そこで、声優としての実績はともかく、大衆演劇に軸足を置きつつあった
当時の茉利さんに白羽の矢が立ったのか?
と言う点に関しては、ファンとしては興味があります。
 
余談ですが、あの映画で一番美味しい役所なのは
ラストに出て来る家弓家正さんの大使館のお偉いさんですよね。

演劇グラフの感想

2012年07月16日 | 岡本茉利
茉利さんと沢竜二さんの演劇グラフの対談を読んだ私(つばめ)の
個人的な感想を簡単にまとめてみました。
 
対談そのものについては、茉利さんの受け答えは誠実で丁寧でしたし
茉利さんの生真面目さが全体的な対談の雰囲気から感じられる
良い感じの記事だったと思います。
 
記事中の茉利さんの色々な言葉の中で、非常に印象に残ったのが
昨年の東日本大震災以降、
お客様が喜んで下さる所に役者として舞台に立ってやっていられる事は、
本当に幸せな事だと感じるようになった
今は役者をやり続けて本当に良かったと思えるようになったと言う言葉でした。
 
大衆演劇に身を投じた当初から
クセが付く、等々と色々な人から色々と言われたり
茉利さんご自身も、大衆演劇に身を投じた答えが見つからないまま
役者を続けていたとおっしゃっていしたが
震災を経て、茉利さんもそうした葛藤を昇華し、
今は役者としての迷いも薄らいだのかもしれません。
(少々生意気な表現になってしまいますが)
 
茉利さんの今までの仕事の比重で言えば
アニメの話題の比重が少なかった…と思う部分もありますが
それは、媒体が媒体だからしょうがない事かも…
と割り切って考えてしまいます。
何はともあれ
こうした茉利さんの半生を振り返るインタビューみたいな企画は
ファンの一人として非常に大歓迎です。
是非とも、もっと他の媒体でも実現してほしいものです。

サイト作成裏話

2012年07月14日 | 時代劇
前回こちらで紹介した通り、先ごろ俳優の遠藤太津朗さんが亡くなられましたが
実は私、遠藤さんの自伝本(と言うのかな?)を持っています。
(ちなみに本の正式タイトルは『日本個性派俳優列伝III 遠藤太津朗』
 
この本、10年ほど前に旅行先でたまたま見かけ、購入した物ですが
遠藤さんの数々の出演映画、舞台等の写真に加え
遠藤さんの超ロングインタビューも載っていますし
圧巻なのは、遠藤さんの
映画・舞台・テレビに至るフィルモグラフィーが掲載されている点
(特に『銭形平次』の800回以上のサブタイトルリストは凄い!の一言

250ページ以上、全てが遠藤太津朗尽くしと言う
中身の濃さは洒落にならない書籍です。
 
遠藤さんのこの本の中身の濃さに、私は非常に感銘を受けまして
数年後、岡本茉利さんのサイトを作った際には
遠藤さんの本のフィルモグラフィーを見習い、
仕事を細かくまとめよう!と密かに思った物です。
 
茉利さんのこう言う感じの自伝本が出てほしい!とか
出たら絶対購入する!と常々私は思っていますが
一層の事、サイトの内容をまとめた本を作って作ってみたい!
夢想する事もあります。
 
億万長者にでもなれれば夢は叶いそうな物ですが…

ある時は名悪役、またある時は万七親分

2012年07月11日 | 訃報関連
時代劇等で活躍された俳優・遠藤太津朗さんが亡くなられました。
遠藤さんと言えば、強面の顔でどすの利いた声と言う事もあって
時代劇の悪役俳優として
色々な作品で活躍されたイメージが強く、
私にとっては川合伸旺さん、菅貫太郎さん辺りと並んで
遠藤さんは時代劇悪役の代名詞だと思っていただけに
年齢が年齢だとは言え、やはりショックでした。
 
遠藤さんは、何故か女の人に懸想しては懲らしめられたりする
ギャグっぽい悪人を演じる時が非常に上手く
悪人とは言え、憎めないキャラを演じる事が多かったように思います。
(特に『水戸黄門』で女の人に懸想する代官や奉行を演じたイメージが
強かった気がします)
そもそもの遠藤さんの台詞回し自体が仰々しいイメージが強く
ギャグっぽい役と相性が良いのかもしれませんけどね。
 
そう言う憎めないイメージがあるからこそ
大川橋蔵さんの『銭形平次』で
長年に渡って万七親分を演じる事が出来たのかもしれません。
 
現代劇ですと、土曜ワイド劇場で長年放送された
藤田まことさんの『京都殺人案内』シリーズで秋山課長を演じられました。
白髪混じり→白髪へと変容する
遠藤さん独特の髪型も興味を魅かれましたが
やはり、藤田さん演じる音川刑事と遠藤さん演じる秋山課長のやり取りは
息が合っていて見応えがありました。
 
謹んでご冥福をお祈りいたします。

異色の吹替え作品

2012年07月07日 | 岡本茉利
茉利さんが吹き替えを担当された作品の中に
『花を売る乙女』と言う作品があります。
(詳しくは茉利さん出演作品一覧の洋画編をご覧下さい)
 
この映画、知ってる方は知ってるかと思いますが、
実は北朝鮮が映画製作に力を入れていた頃に作られた有名な映画で
北朝鮮の国威発揚に一役買っていた作品らしいなのだそうです。
茉利さんが吹き替えを担当された役所は
どうやらだった主人公ようですが
果たして、この作品はテレビ放送された事があるのでしょうか?
 
おまけ
.『ルパン三世』に茉利さんがゲスト出演された時はイアンヌ
『ベルサイユのばら』にゲスト出演された時がディアンヌ
偶然にしては役名が似すぎているような気がしますが
狙ったキャスティングではないですよね?
 
 
2.『コンドールマン』のED「ザ・モンスター」と
『タイムボカン』のED「それゆけガイコッツ」ってちょっと似てますよね?