つばめ江戸日記

岡本茉利さんや好きなアニメ、声優、時代劇等について好き勝手に思う事を書き連ねています。

茉利さんキャラの呼ばれ方(1)

2016年10月31日 | 岡本茉利
ある時は「ちゃん」付けされたり
またある時は思いもかけぬ呼ばれ方をされたり
茉利さんが演じたキャラの呼ばれ方にも色々なパターンがありました。

そこで、今回は茉利さんの演じた中でも
代表的なキャラの呼ばれ方をまとめてみました。

1.呼び方が二つしかないパターン
『タイムボカン』の淳子ちゃん、『花の子ルンルン』のルンルンが該当します。
淳子ちゃんの場合、劇中で苗字で呼ばれる事は全くありませんし
劇中では「淳子ちゃん」と呼ばれる事が圧倒的に多かったです。
「淳子」呼びをするのは祖父の木江田博士がほとんどで
あとマージョ様が「淳子」と呼んでいた回があったと記憶していますが
いつだったか…

ルンルンの場合、ルンルン・フラワーの
”フラワー”で呼ぶ奇特な方はまずいませんし
海外が舞台の作品でもありますし、ほとんどが「ルンルン」呼びでした。
ただ、数回”ルンルンさん”と呼ばれた事はありました。

また『ヤマト2』のテレサもルンルンと同じ感じで
森雪が”さん”付きで一度(か二度?)呼んでいたのが
逆に珍しくて印象に残っている位です。

2.苗字で呼ばれる事もある場合
『いなかっぺ大将』のキクちゃん、『スパンク』の森村愛ちゃんが該当します。
キクちゃんの場合、父親の矢五郎おじさんに
「キク子(キクと呼ばれる場合もあり)」と呼ばれる以外は
ほとんどの登場人物に「キクちゃん」と呼ばれていますが
担任の白雪先生には「大柿さん」と呼ばれる事もありました。
(キクちゃんに関しては、他にも呼ばれ方があったかもしれません)

森村愛ちゃんの場合も増山江威子さん演じるママ(名前が分かりません…)や
時折登場した昔の友達に「愛子」と呼ばれる以外
主要レギュラーからは「愛ちゃん」と呼ばれる事が多かったです。
ちなみに、以前も取り上げた事はありますが
原作では亮くんや科ちゃんからは「愛子」と呼ばれています。
ただ、担任の石橋先生からは「森村」と呼ばれていましたし
塚原くんに限っては
ほとんど「わかめっ毛」と言う固有の呼び方を使っていました。

残ったアイちゃんと月美さんの呼ばれ方に関しては、次回まとめます。
(つづく)

肝付さんの思い出

2016年10月29日 | 懐かしアニメ
先頃、亡くなられた肝付兼太さんは色々なアニメに出演されましたが
同年代の女性声優との共演作が結構多い印象があります。

例えば、野沢雅子さんとは『999』をはじめ、『えん魔くん』等々
小原乃梨子さんとは『ドラえもん』を筆頭に後述の『バーバパパ』等々
杉山佳寿子さんとは『009』『トリトン』『ハイジ』等々
増山江威子さんとも『バカボン』『パーマン』等ありますし…

あと、肝付さんは主演作品である『ジャングル黒べえ』
珍しく二の線の役を演じた『キャンディキャンディ』
ゴジラ役で出演された『新オバケのQ太郎』辺りのように
出演作が多い事もあって
今では見る事が非常に難しい作品にも結構出演されています。

肝付さんの出演作品で、私がかなり前に見て
現在では滅多に見る事の出来ない事から
今でも印象に残っている作品なのが
三輪勝恵さんがカリメロ、肝付さんがピーターを演じた
1974年版『カリメロ』
小原乃梨子さんと肝付さんが『まんが日本昔ばなし』のように
二人で家族全てを演じた上に、唄まで披露すると言う
1977年版『バーバパパ』の二つです。

(『カリメロ』はかつてビデオで録画したのをDVDに残しているので
何本かは、一応見る事は出来ますが)

バーバパパに関しては、某サイトで小原さんと肝付さんの歌う
主題歌とED、あと本編の一部を見る事が出来るのですが
聞き覚えのある奇抜な歌詞とメロディが懐かしく感じました。

どちらも、後年キャストを変えて作られていて
そちらの方を売り出したいと言う事が
古い方を今見るのが難しい原因になっているのかもしれません。

スネ夫から車掌まで

2016年10月24日 | 訃報関連
ご存知のように肝付兼太さんが亡くなられました。

昨日の平幹二朗さんの訃報も大変驚かされたと言うのに
最近までお元気に活躍されていたと思っていた肝付さんがまさか…
と言う感じで訃報に大変驚いております。

昨年、このブログで触れたように
肝付さんのお声には子供時分から親しんでいたので
喪失感はかなりの物があります。

肝付さんと言って私がすぐに思い出す役所は
ドラえもんのスネ夫くんはもちろん
『元祖天才バカボン』の本官さん、『999』の車掌さん
井上版『009』のグレートブリテン
あと『ヤッターマン』の舌切りインコの回の優しいおじいさんも
個人的には非常に印象的です。

謹んでお悔やみ申し上げます。

増山ハニーの魅力

2016年10月22日 | 懐かしアニメ
誕生して40年以上経ち、色々な方がキューティーハニーを演じましたが
今回は、色々なキューティーハニーをまとめて取り上げてみました。
まずは増山江威子さんの初代ハニーからになります。
前も似たような記事を書きましたので、当然似た内容になるでしょうが
気になさらないで下さい。

キューティーハニーと言えば増山江威子さんと言う方も多いでしょうし
増山さんの役の中で私が一番好きなのがキューティーハニーと言う位
思い入れは強いものの
他の方がハニーを演じても
後述のように特には気にはならないのは、不思議です。

増山さんのハニーの魅力は色々とありますが
ハニーの最大の魅力である色っぽさは
増山さんを使っている時点で約束されたようなもので
「アア~ン」だの「イヤ~ン」だの
増山さんのそう言う声が冴え渡っている点は
やはり大きな魅力
ではないかと思います。

それと、下世話な話になりますし何度も言っていますが
キューティーハニーの見た目はやはり良いですね。
ボディラインを際立たせる赤と黒のコスチュームが
色のバランスも良くて、非常に格好良く色っぽい
ので、非常に堪りません。

ついでに申しますと、ハニーの七変化の中で見るなら
おなじみのハリケーンハニーにスチュワーデス姿のアイドルハニー
男装の麗人風の歌手であるミスティハニーなんかも好みですね。

また、増山さんは母親役でも活躍されるだけに
ハニーが少女でありながらも母性溢れた点も大きな魅力となっています。

それに加え、パンサー怪人相手の戦いぶりで
格好良さ、凛々しさ、熱さを見せたかと思えば
普段は年頃の少女らしさを見せたり
時折可愛らしく「いけね」なんて言い出す茶目っ気を見せたり
かと思えば「風船デブ」だの「空気デブ」と威勢の良い暴言(?)を吐いたり
斧をブンブン振り回して
パンサー戦闘員の首を次々と吹っ飛ばずワイルドさ(?)を見せたり
ハニーの魅力に負う所の大きい作品ですから
とにかくハニーが魅力的に描かれている
この点は間違いなくキューティーハニーと言う作品の良さとして
挙げられる点ではないかと思います。

書いている途中辺りから
以前にヤッターマンのアイちゃんに惹かれた点について
自分が書いた文に似てきた気がしますが
そう言うタイプが私は好きなんでしょうね。

根っからおいろけ

2016年10月22日 | 懐かしアニメ
続いて取り上げるのは
根谷美智子さんの演じたOVA版『新キューティーハニー』についてです。

OVA版は、初代増山版の続編となる作品だそうで
全部見た訳じゃありませんが、何本か見た感じだと
変身シーンをはじめ、細部に至るまで
男性向けの色気が全開と言う感じの作品と言う印象です。

コスチュームが原作準拠(上が青、下が赤)なのが
ほんのちょっと個人的に物足りぬ所ですが
根谷さんのハニーは凛々しさや茶目っ気と言った
増山さんのハニーの持っていた魅力を
良い意味で踏まえたキャラ作りがされていた
ように感じました。

この根谷さんの演じたOVA版ハニーを
仮に増山さんが演じたら…と言うのも想像した事はありますが
OVA版はかなり露骨なお色気を発散させるだけに
それを増山さんが演じると言うのはちょっと想像し辛かったです

何故か強く惹かれる…

2016年10月22日 | 懐かしアニメ
新ハニーに続いて登場するのが
永野愛さんの『キューティーハニーF』です。
前も申したように、私はこの永野さんの演じたハニーが実はかなり好きです。

永野さんのハニーは、結構精神的に弱みを見せるシーンがあったり
意外と生真面目なキャラクターと言う印象が強く
キャラクターが増山さんのハニーとは大きく異なっています。

そんな永野さんのハニーのどこに魅力を感じたかと言うと
まず、時にか弱い感じを見せるキャラクターでありながら
決める所では格好良い所

意外とチャーミングだったり、色っぽいハニーらしさもある所
個人的には、ハニーのキャラクターが
変に曲がった所の無い、真面目なキャラクターと言う所も良かったです。

格好良さに関しては
キューティーハニーとしてパンサー怪人に対峙する場面で
日頃のか弱い感じから一転して「私は負けない!」と言う感じで
戦士らしい凛としたキャラクターになるギャップ
から
強く感じられるのかもしれません。

あと、毎回登場する決め台詞
「あなたの人生 変わるわよ」
これが格好良かったり、可愛らしい感じだったり
色々なパターンがあるのも良かったです。

もう一つ言うなら、ハニーの見せ場の一つ
ハニーフラッシュ後の変身シーンも
色っぽさより格好良さを強調する感じになっていて
好き嫌いが別れそうな所ですが、私は好きですね。

そして、あとは例によって下世話な話になってしまいますが
永野さんのハニーの魅力について個人的に外せないのが
キューティーハニーのコスチューム
増山さんのハニーと似ていた色あい
上が赤で、増山さんと違い、下半身が黒ではなく紫と言う
コスチュームは、増山さんのハニーと遜色無いほど、色っぽかった
と思います。

あと、そんな色っぽいコスチュームのキューティーハニーが
ピンチになったり、全体的にボロボロになる事が割とあった事
それに付随して、ハニーがピンチになった際の
永野さんの真に迫った芝居が非常に良かった点なんかも
この作品の魅力じゃないかな?
と大きな声では申せませんが、申し上げておきます。

ハニーF誕生の経緯や、ターゲットにした客層
増山さんと永野さんの声のタイプの違いを考えれば
異なるタイプになるのは自然ですし
増山さんのハニーが特に好きではありますが
全く違和感無く見られる作品でした。

未だに続く…

2016年10月22日 | 懐かしアニメ
ハニーF以降も、色々な形のキューティーハニーが登場していますが
実は軒並み未見なので、簡単に触れて行きます。

まず、2003年に作られた実写映画
その後便乗して作られた(?)アニメ版「Reキューティーハニー」から
この二作、同じ方が作られた作品ですが
個人の好みを申しますと、コスチュームのデザインが
増山さんのハニーを再現しようとしてるけど何か違う…と言う点が全てです。

作品の中身より、そこが判断基準なのも酷い話ですが
当時からあまり興味が無かったですし
今も変わらないと言う事でお察し下さい。

続いて取り上げますのが
深夜ドラマで放送された「キューティーハニーLIVE」(でしたっけ?)
この作品のハニーのコスチュームは
増山ハニーっぽさを再現しようと言う工夫を見せています。
と言っても、真紅の皮っぽいノースリーブに黒の皮パンと言うのは
何かちょっと違うんじゃないかな?とは思いながらも
ある程度妥協するならこう言う形にするのは
上手い手かな?とも思えます。悪くはないんじゃないでしょうか?

話の筋立ては中々良かったと聞きますし
一度位は見てみたいかな?とは思いますが
見る術がありませんので未だに未見です。

最後に、最近また
キューティーハニーの映画が作られた事についても触れてみます。
ハニーのコスチュームを見ましたがあれじゃ

「キューティーハニーじゃなくてセイントテール」

じゃないかと本気で思いました。

どう言う意味があってああ言う形の作品を作るに至ったのかは気になります。

ちょっと危ない世界?

2016年10月22日 | 懐かしアニメ
キューティーハニーの原作は、何度か読んだ事はありますが
アニメの荒木伸吾氏の書いたハニーや、他のアニメ版を見慣れると
最初は永井先生のハニーを見て「アレ?」と思ったりもしますが
読んで行けば特に気にはならなくなりました。

巻数はそんなに多くなく、揃っていればあっと言う間に読めますが
登場人物のキャラクターはアニメと原作でそんなに差は無いし
コミカルとハードのメリハリが利いていて面白い作品だと言えるでしょう。
また、テレビではお目にかかれないような
危ない表現(※)が盛り込まれる辺りは
永井先生らしい所だと感じました。
(※敵役のシスタージルとハニーがレズっぽいコントを見せるとか
聖チャペル学園が襲撃されて、登場人物がかなり殺られるなんてシーンとか)

その後、永井先生謹製の続編やその他の色々な作品やら
あと、永野さんのハニーFの頃に
ハニーFをモチーフにした連載等が作られたようですが
ほとんど未見ですし、そこまで言及する余裕は無いので
割愛させていただきます。

365日アニメ尽くし

2016年10月15日 | 懐かしアニメ
ネットで調べ物をしていたら
365日分全てがアニメキャラクター
と言う凄いカレンダーの画像を発見しました。
おそらく、時期から言って
1982年の正月の「アニメージュ」辺りの付録だと思われますが
詳しい事は残念ながら分かりませんでした。

どう言うカレンダーかと言うと
単純に一日ごとにアニメキャラクターが載っていると言う物ですが
載る基準としては、アニメ放送開始(1963年)から
1982年辺りまでの人気のアニメやキャラクターが
元日から大晦日まで掲載されていました。

所々不鮮明な画像で、完全に正確な画像は分かりませんが
特に私が気になったキャラを分かる範囲でご紹介します。

5月15日=キューティーハニー
6月2日=森雪
6月14日=(ラ・セーヌの星の)シモーヌ
6月27日=淳子ちゃん
8月1日=ガンちゃん、8月2日=アイちゃん、8月3日=ドロンコ様
12月7日=森村愛ちゃん

ちなみに『いなかっぺ大将』からは大ちゃん、ニャンコ先生のみだった他
ルンルンや『てんとう虫の歌』の月美さんは選外でした。

稲妻お竜傑作エピソード

2016年10月08日 | 時代劇
前回の玉川つばめ傑作エピソードに続いて
今回は稲妻お竜傑作エピソードと銘打って
お竜さん絡みで押さえておきたいエピソードや
私が好きなエピソードをご紹介してまいります。
当然ながらスペースの都合で、ある程度限定してのご紹介となります。

まず押さえておきたいのは
登場編263話「ふたり隠密 華麗に参上」…と行きたい所ですが
この話はお竜さんと同じ回に登場した
志穂美悦子さんの隠密同心・風がメインですので
むしろ次の264話「囚人強奪の謎」の方が
お竜さんの出生の秘密が出てくるので、お勧めです。
もちろん、退場編の512話「稲妻お竜の旅立ち」も落とせない所です。

他に挙げるとすれば
殴り込みに全編出ずっぱりに近い280話「怒りの白昼殴り込み」
お竜さんが浮世絵のモデルになり、手傷を負いつつも
ちゃんと悪の黒幕を仕留める320話「浮世絵美人の秘めた謎」
殺陣シーンでキレの良過ぎる二刀流の太刀捌きを見せる
363話「江戸っ子魚屋の世継ぎ騒動」
阿片中毒になってしまう後輩芸者(吉沢京子さん)を
体を張って立ち直らせようとする427話「花嫁絶唱 地獄の情け船」
辺りが特にお勧めです。

あと隠密同心と言えば七変化の如く色々な格好を見せるのも特徴の一つで
お竜さんで特に印象的なのが”黒の盗人装束””祭の半纏姿””海女姿”
あとは”青頭巾の着流し””若侍姿”も印象的でした。

話は変わりますが、最後に訃報です。
女優の風見章子さんが亡くなられました。

風見さんと言うと、数々の母親役や上品な(老)婦人の印象が強く
映画や時代劇での活躍や
私は見た事はありませんが
『刑事くん』の「母さん」を演じた事でも知られています。

謹んでお悔やみ申し上げます。