QUEEN 「THE WORKS」 アナログ国内盤の解説
画像① ジャケット表
この金色の帯、
とても指紋がつきやすかったですね。
画像② ジャケット裏
EL&Pに直接関係のないバンドの、
レコードジャケットの裏まで載せた事はないでのですが、
このメンバーの写真の配置、なんだかいい加減。
日本盤だけ帯にかぶさらないようにしたのかな?
背景はどうでも良いデザインだから、
如何様にもなったと思うけど、
それとも、力関係の明確化?
70年代、クィーンは、ほぼコンスタントに毎年アルバムを発表していたわけですが、
2年ぐらいの沈黙があったようです。
その後、リリースされたのが、この邦題「ザ・ワークス」。
1984年の事でした。
このアルバムの解説は、音楽評論家の渋谷陽一氏とミュージックライフの女性編集者2名の計3名に対して、
10個の質問が用意されており、
その10個の質問に、それぞれの方が、答えるという方式をとっています。
その回答の中で、ELPの文字を2名の方が用いています。
ここでEL&Pが持ち出された理由としては、
数年の沈黙の後にアルバムをリリースして、
しかも、そのタイトルが「THE WORKS」。
それが、EL&Pみたいだという事ですね。
前作において、クィーンの路線が微妙に変化していた事も加わり、
(シンセサイザーを使用するようになりました。)
しかも、そのアルバムが、「ザ・ゲーム」の半分以下の売り上げしかなかった事もあり、
ある種の行き詰まり感を持って眺められていたのかも知れません。
そこに来て、「WORKS」なんて、タイトルがつけられたのですから、
「WORKS」イコール「ビッグバンドの解散への前奏曲」みたいな感じを回答者は持ってしまっていたと考えられます。
回答の内容としては、EL&Pを引き合いに出しつつ、「クィーンもひょっとしたら続かないかも知れない」と「いや、クィーンは大丈夫だ」の2通りの意見になっていますね。
このアルバム、結果としては、前作を遙かに上回る売り上げとなり、EL&Pのような結果にはならなかったわけですね。
クィーンの立場からすれば、
「オレたちは、ワークスってタイトルをつけたからと言って、つぶれる事はないのだぜ!」
という事を証明したわけです。
シングルカットされた「RADIO GA GA」は、レディー・ガガの名前の由来になったと言う事ですが、
先般、にキース・エマーソンのインタビューが掲載されているという理由で、一般雑誌の「ゲーテ」を紹介いたしました。
そのインタビューで、キース・エマーソンはタルカスを引き合いに出しつつ、
「レディー・ガガのような音楽は、時間が経つと残らないでしょう。」みたいな言い方をしています。
私はそうは思いませんけどね。
私がEL&Pをずっと好きでいる理由の一因として、
もっとも多感な少年時代に巡り会ったという事があると思います。
レディー・ガガを聞いている少年少女の耳にはレディー・ガガが刻印されるでしょう。
ただ、何十年も経てから、レディー・ガガの音楽を、多くのミュージシャンがアルバムに取り上げて収録するかどうかは、定かではありません。
そう考えた場合、現時点におけるキースの発言は、的を射ているという事になりますか。
以上。
本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわるあれこれの物品を、思い出と共に紹介しております。
遅れてきた若いEL&Pファンが、さらに次の世代に、EL&Pを語り継ぐための一助となれば幸いです。
クィック応援よろしくネ。
2012年5月19日 yaplog!
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とても指紋がつきやすかったですね。
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EL&Pに直接関係のないバンドの、
レコードジャケットの裏まで載せた事はないでのですが、
このメンバーの写真の配置、なんだかいい加減。
日本盤だけ帯にかぶさらないようにしたのかな?
背景はどうでも良いデザインだから、
如何様にもなったと思うけど、
それとも、力関係の明確化?
70年代、クィーンは、ほぼコンスタントに毎年アルバムを発表していたわけですが、
2年ぐらいの沈黙があったようです。
その後、リリースされたのが、この邦題「ザ・ワークス」。
1984年の事でした。
このアルバムの解説は、音楽評論家の渋谷陽一氏とミュージックライフの女性編集者2名の計3名に対して、
10個の質問が用意されており、
その10個の質問に、それぞれの方が、答えるという方式をとっています。
その回答の中で、ELPの文字を2名の方が用いています。
ここでEL&Pが持ち出された理由としては、
数年の沈黙の後にアルバムをリリースして、
しかも、そのタイトルが「THE WORKS」。
それが、EL&Pみたいだという事ですね。
前作において、クィーンの路線が微妙に変化していた事も加わり、
(シンセサイザーを使用するようになりました。)
しかも、そのアルバムが、「ザ・ゲーム」の半分以下の売り上げしかなかった事もあり、
ある種の行き詰まり感を持って眺められていたのかも知れません。
そこに来て、「WORKS」なんて、タイトルがつけられたのですから、
「WORKS」イコール「ビッグバンドの解散への前奏曲」みたいな感じを回答者は持ってしまっていたと考えられます。
回答の内容としては、EL&Pを引き合いに出しつつ、「クィーンもひょっとしたら続かないかも知れない」と「いや、クィーンは大丈夫だ」の2通りの意見になっていますね。
このアルバム、結果としては、前作を遙かに上回る売り上げとなり、EL&Pのような結果にはならなかったわけですね。
クィーンの立場からすれば、
「オレたちは、ワークスってタイトルをつけたからと言って、つぶれる事はないのだぜ!」
という事を証明したわけです。
シングルカットされた「RADIO GA GA」は、レディー・ガガの名前の由来になったと言う事ですが、
先般、にキース・エマーソンのインタビューが掲載されているという理由で、一般雑誌の「ゲーテ」を紹介いたしました。
そのインタビューで、キース・エマーソンはタルカスを引き合いに出しつつ、
「レディー・ガガのような音楽は、時間が経つと残らないでしょう。」みたいな言い方をしています。
私はそうは思いませんけどね。
私がEL&Pをずっと好きでいる理由の一因として、
もっとも多感な少年時代に巡り会ったという事があると思います。
レディー・ガガを聞いている少年少女の耳にはレディー・ガガが刻印されるでしょう。
ただ、何十年も経てから、レディー・ガガの音楽を、多くのミュージシャンがアルバムに取り上げて収録するかどうかは、定かではありません。
そう考えた場合、現時点におけるキースの発言は、的を射ているという事になりますか。
以上。
本ブログはエマーソン、レイク&パーマーにまつわるあれこれの物品を、思い出と共に紹介しております。
遅れてきた若いEL&Pファンが、さらに次の世代に、EL&Pを語り継ぐための一助となれば幸いです。
クィック応援よろしくネ。
2012年5月19日 yaplog!
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