ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

旅で出会ったローカルごはん…浜松駅 『五味八珍』の、浜松餃子

2013年06月12日 | ◆旅で出会ったローカルごはん

名古屋から静岡県を経て帰京する際、近頃は時間に余裕がある時は、在来線を利用することが増えた。運行区間が延びて乗り換え2回程度で済む上、本数もスピードも上がっており、車内で仕事のまとめをしているうちにもう熱海?といった感じ。1〜2時間余計にかかっても、旅先のテンションママのうちに取材の成果をまとめ切れるので、後々の作業効率もいいように思える。

乗り継ぎの環境が向上した分、途中下車にも時間の余裕ができた。なので近頃は静岡のローカルグルメ探訪も、在来線での帰京の楽しみになっている。駅ビルの静岡おでん、駅から徒歩圏の豊橋カレーうどんや蒲原の桜エビなど、沿線の駅ナカ駅そばローカルごはんの脳内マッピングが、着々と進行中。今日は浜松餃子がターゲットで、浜松駅で下車したら改札前のエレベーターで駅ビルレストラン街の「五味八珍」へ、いざ直行である。

店は浜松に本部を構える老舗のFCで、ここの浜松餃子は浜松餃子学会も認定の正統派。丸い鉄皿にくるり整列して運ばれてくると、一人前12個のボリュームに驚く。それが口に運ぶとザクザク歯切れよく、いわば野菜ギョーザといったヘルシーな食感だ。あんの具材にキャベツを多用するのが、浜松餃子の定義のひとつで、この店のはあんの7割を占めるとか。口直し用のゆでモヤシ共々、スッキリさに箸がとまらなくなること必至である。

乗り継ぎ休憩の小一時間には、ひと皿と中生がちょうど良く、浜松餃子のマッピングも完了してさらに列車で東へ。晩飯どきの通過予定は確か、富士市あたりのはず。揺られて眠り込まないうちに、新進のBグル・つけナポリタンのマッピングリサーチをしておくか?(130612)