ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

町で見つけたオモシロごはんbyFb…銀座一丁目 『ニューキャッスル』の、辛来飯

2012年05月05日 | ◆町で見つけたオモシロごはん

 銀座の手軽な昼ごはんにもってこいの、老舗のカレーの店「銀座ニューキャッスル」の、その名も辛来飯(カライライス)。 銀座一丁目に残っているのが奇跡のような超昭和な建物は、戦後の焼け跡でコーヒー店を始めたのがルーツという年代物。二代目のご主人夫婦のスローな接客もあり、繁華街の一角ながら完全に時間が止まった空間である。

 
料理は辛来飯、すなわちカレー一本のみ。野菜や肉がとろけ切った具なしドロ系で、各種スパイスの主張が強く、分厚く辛い本格派。メニュー名がしゃれていて、基準の「品川」から始まり「大井(多い)」、「大森(大盛り)」と量が増え、その先の「蒲田」が一番大盛り。でもこれが一般の普通盛りカレーぐらいなので、他のようなシャレになっていないながら一番人気だ。

 
なので普通盛り?の「蒲田」を注文、トッピングの目玉焼きをくずしてマイルドにいただいた。スパイシーカレーで額に汗して店を出ると、ポカポカな気温で汗がいっこうに引かない。銀座の初夏には少々刺激的な昼ごはんである。