ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

日本勝ってくれた、“イチロー”がホントの最高殊勲選手。

2006-03-21 21:49:24 | Weblog
 11時から、ずっと、昼御飯の“お好み焼き”も焼いて食べながら見ていた。
 共に最初の立ち上がりのリズムが乗るまでが危うかった。日本、先攻で今回は良かったようだ。キューバの投手が調子に乗る前に得点。松坂投手は一本打たれてからは、ぐーっと引き締まった。
 5回で渡辺に代えたのは、早いと感じた人は多かったと思う。監督も少し焦ったかな。だって、渡辺投手はアテネでキューバにやられている。
 結果論だけど、8回の藤田投手もミステークかな。
 ようやく、渡辺も立ち直ってきた所だったのに。
 大塚投手は落ち着いているね、さすが大リーガー。
 今回も送りバントをやってがっかり、せこくて唯一残念。
 WBCでは“MVP”は松坂選手だったけど、日本選手の中では試合以外のすべてを含めると、もう“イチロー”選手しかいないよ。
 みんな、きっとそう感じているはずだよね。
 9回に“安打をお願い”と祈ったら安打を打つ(準決勝でも同じだった)。
 試合外でも今回ほど多弁に鼓舞してくれるなんて、みんな彼を見直したと思う。
 松井選手や井口選手に聞いてみたいけど、それは止めよう。彼等も考えた末の選択なんだから。
 代わりに“純ちゃん”が言ってくれるだろう。

 今年はもう二回の感動させてくれた、“荒川選手”と今回。まだ、9ヶ月も残っているけどあと何か残ってる? 去年は、“ホリエモン”だったかな?

 仕事?今から予習を少しだけやろう。

※ 感動できる、これが感じられるうちは健全!
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卒業式-2

2006-03-20 22:13:14 | Weblog
 今日は某大学の卒業式に行きました。
 開式の言葉に続いて演奏がありました。大学の管弦楽クラブが“ワーグナー”を演奏したのです。そして、学位などの授与式・学長式辞・校歌斉唱・閉式と内容は簡単でした。
 演壇の背景は金屏風に似せてあったけど、“日の丸”は見あたりません。
国旗は無しかなと思って見回すと、天井からぶら下がっていたのです。
 そう、卒業式はこの大学にとっては祝日なのでしょう。
 “君が代”は一切無し。国旗に礼もなし。日の丸は天井から式次第を見守っていただけです。
 校歌斉唱(大学の校歌)、学生は余り知らないようで、声は小さくよく聞こえなかった。
 折角だから、合唱部などに歌わせたらいいのにと思った。
 (私は母校の校歌は一応知ってるよ。)
 “君が代”も歌うのなら、国際試合の様に誰か学生や生徒の代表に、独唱させてみれば絶対にぐっと盛り上がる。

 大学の卒業式には文部省は何も言わないのですね。
 だったら、高校以下もやりたいようにやらせたらいいのに。
 ああせー、こうせー、なんてド○○だし、絶対にもっともっと大事な物を見失っている。
 大学で“君が代”と“国旗”にこだわるのは、防衛大位だけで十分。他にもあるけど、そんなのは大学それぞれの自由なはず。
 高校以下だって同様でないのは変だ。自由の中で、それぞれが考えて選択して、各自にふさわしい卒業式をやればいい。これが、あったり前のはず。
 日の丸を選択してもしなくても、君が代を選択してもしなくても、選択の自由を尊重しなければならない。これが私達の民主主義じゃないの。

 今日、卒業式に行く前にサービス出勤をして、病棟を見回ってきた。私が早退きしても患者さんはちょっと安心するだろう。

※ 明日の11時からは、またTVで野球観賞。リラックスしていい試合を見せて欲しい。それで勝てたら、なおいいけど。
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日韓第三戦

2006-03-19 21:32:45 | Weblog
 勝てて良かったと言うのが、終わった第一印象。負けてれば、背負うものがすごく重たくのしかかりそう。
 7回に、監督が送りバントをさせようとする。もう、高校野球みたいなやり方は止めて欲しい思ったが、バントを失敗し、その上中途半端な振りで打てず三振。この場面最低。
 送りバントなんて、やってても楽しくないし、見てる私もせこくて面白くない。
 確かにチームプレイで勝たねばだけど、もし、自分が野球に参加しているのなら送りバントをさせられたら、勝っても犠牲的精神だけで、野球としては全く面白くない。しっかり、振り切って三振の方が断然まし。
 高校野球的このワンパターンは野球を面白くなくしている。点が入ればと言うかも。しかし、やってる人が楽しくない野球はちょっと違う点取りゲーム野球で、野球を楽しんでいるのでは無いはずだ。
 送りバントをした方に、「楽しかったですか?」と聞いたらどう答えるだろうか。
 「得点につながった」とは言いそうだけど、「送りバントは楽しかった」とは言えまい。
 外野への犠牲フライとは全く目的方向が異なる。
 次の福留選手がホームランを打って、みんなのたまっていた物をはき出させてくれた。
 解説者も言ってた。韓国チーム、今日は捕手のパスボールがあったが、他の守備は堅い。
日本選手もレフト多村選手、4回のファールフライを捕った守備なんてすごい気合いが入っていたし、気合いに乗っていた彼にバントをさせようなんて、選手の気を読んでなかったのじゃないの、監督さんは。
 まあ、選手もミスするし、監督もミスするでしょうけどね。でも、バントは面白くない。
 イチロー選手にはチームリーダーだと感じるものがあった。彼が精神面の下支えをしているようにも見える。

 4時間余り、TVの近くにいて仕事は雨の中断時間のほんの僅かだけ。
皇太子は来てくれなさそう。今日はメキシコピラミッド見学だったようだ。
 これは、先日のメキシコ vs 米国への感謝かな。

※ 21日、楽しんで勝ってほしいけど、振って負けたならそれでもいい。
これは多数意見とは違いそうですね。
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送別会での質問

2006-03-18 20:47:41 | Weblog
 昨夜は送別会、メキシコが勝って、日本が準決勝へとのニュースを聞いてからの会はスタートが良かった。
 職場、色んな方を送り出すのですが、2年終了の研修医も出席。
 そこで、挨拶に立った彼等に“5時から質問”をカマシタのです。
「質問は二つ、一つ目・研修で回っていて一番良かった診療科はどこ?二つ目・クソッタレだった診療科はどこ?」と聞いたのです。
 もちろん、主眼は後者、これにどう答えてくれるかを聞きたかったのです。
言葉で“最悪”ではなく、“クソッタレ”とした意が伝わるかも試してみようとしたのです。
 当たり前かな、まだ若いからだろう、どうもその意までは悟ってくれなかったようで、前者にはありのままの感じから診療科を答え、後者には「言ってもいいのですか」などと確かめ確かめ答えてくれました。
 後者で名を挙げられた診療科は、その答えを聞くとまずいと思って反省するかな、それとも、むなしい“反発”をするかな。後者の反応だったら“クソッタレ”に十分ふさわしい。
 クソッタレと突っ込まれたら、ボケてかわし、返せるかと期待しすぎだった。
 まだまだ、みんなまじめなのか、私の根性がねじれていたのでしょうか。
 でも、この位の余裕を持って欲しい期待もあるのです。

 今日も出勤した。安定しそうで、なかなかしない。この辺りの変化は電話では教えてくれない。見に行って、自分の眼で確認するしかない。

 明日の昼は三回目の日韓戦、きっと視聴率も伸びそう。今晩眠れた方の勝ち。
勝った方が優勝出来そう、それとも燃え尽きちゃう?

※ メキシコに行ってる、日本の皇太子が突然“ちょっと”応援に行ってくれたら絶対に勝ちそう。日本政府もそのくらいの度量を示してくれてもいいよね。
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メキシコ vs アメリカ

2006-03-17 18:13:03 | Weblog
 午前の仕事を終えて、医局に戻ると、”なんと、メキシコ勝つ”、”うっそー!まさかっ”て感じ。誰しも、アメリカが負けるなんて、全くの想定外だったろう。
 私も、昨日でワールド・ベースボール・クラシックは終わったと思っていた。
 天は見放してはいなかったとでも言いたいですね。
 日本には適切な言葉があった。“米国のインチキ判定に天誅”と感じた人は私だけではないだろう。
 “純ちゃん”のコメントを聞いてみたい。
 それにメキシコはずっと親日だし、以前来ていた若い医師は、小さい頃メキシコにいたというのもいた。
 日本チーム、19日の対韓国戦にまさかの三連敗はないだろうね。
 今度、負けたらほんとに弱い、完全実力負け決定。でも、ものすごいプレッシャー、ガチガチだろうね。拾いものの強さを見せて欲しい、運があったんだから。
 あの荒川選手の様に、耳をふさいで集中し、楽しんで勝つ、これしか勝つ方法はない。

 今日は先日の“脳腫瘍”の方が来た。副腎皮質ホルモン剤の投与で首や肩の張りもとれ、頭痛も軽くなったと言ってくれた。
 この副腎皮質ホルモン剤は麻薬と同様肉体の限界が近づいたときに、頼みとなる薬だ。
 いわゆる、終末期医療に際し、思い切って使えば聞くこともある。しかし、これらが効かなくなったときは残念ながらゴール。
 日本選手にもホルモン剤を打ち込んでやりたいけど、これはドーピングだからなし。
 この方は、来週になって原因疾患の検査をしよう。私の監督下に若いのが実行。
 今日、伝えといたけど、イメージ分かったかな?

※ メキシコ選手の情熱に感謝。メキシコは戦争ならアメリカには勝てない。しかし、野球(スポーツ)なら勝てる、これでいいんじゃない。
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野球日韓戦

2006-03-16 22:52:58 | Weblog
 韓国は強かった。日本は二回連続で負けたのでは、やはり完璧に負けを認めるしかない、残念。
 日中は仕事で見られなかったけど、夜のスポーツニュースなどで見た。チャンスを生かせなかった日本と、僅かなチャンスから得点した韓国の差が現在の実力なんだろうね。
 韓国選手は兵役免除が与えられるかもしれない。この点は韓国選手の励みになるかもしれないけど、日本は兵役の無いことを喜ぶべきだろうし、これを尊重すべきだろう。
 日本チームは次回に期してもらおう。更に、審判にも公平を要求してもらおう。

 今日も鎖骨下静脈穿刺、二件あった。若いのがやるのを監督。
“物品準備OK、イメージOK、そして位置決めOK”の確認を二例ともやった。
 それにもかかわらず、ニ例目では“針(皮膚縫いつけに用いる)”が抜けていた。
 確認が言葉だけだったのです・・・×。
 手技は比較的スムーズで、難点はあったが、二例合計1時間余で終了してまずまず。

 研修医との外来診療では、耳の聞こえない方が来たのです。
 家族の方もいたけど、文字は読めて、発語も出来るので筆談をせねばならない。
やってみるとわかるけど、かなりかったるく、まだるっこしい。
 でも、書いて意思の疎通を図るのです。研修医は書いていてまとめられなくなってしまったようだった。時間は通常の3倍近くかかり、まあ、いい経験をしたでしょう。

※ 五輪も野球も終わってしまった。明日も送別会があり、やはり3月。
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送別会あり

2006-03-15 22:30:38 | Weblog
 ぼちぼち今年も送別会の月になってしまった。
 今夜は職場の全体的な送別会があった。
 送られるのは10人の多さ、退職者と転勤者(医局人事)が混じる。
 送るも送られるも少しは色を付けようとするけど、まあ、形式的な無難な格好。
1時間位前に、一次会だけで帰ってきたけど、それぞれの言葉は殆ど記憶に残っていない。単語の断片のみ、こんなもんかな。
 送られる方々にどの程度の記憶と感慨を持っているかで、送る側の気持ちが決まる。悪い印象は少ないけど、感慨の程度は様々。
 前にも書いたけど、花束を持って電車に乗るのは、もろに目立つ。
 この無難な感じの送別会も当たり前だけど、一般には大体無難を選ぶのかな。
 今日のは、無難な形式的送別会だった。
 わかりやすく言えば情熱が足りない、大勢なら難しいかもね。

 夕方、日本がメキシコに勝ったのを知った。今回の試合の審判は殆ど米国の審判団で、しかもメジャーではなくマイナーリーグの審判。
 更に、日本などが審判は中立国からとか言ったのに、押し切られている。
 スポーツも政治も同じく、押し切られているのは同様な感じで、日米関係はすべてこんなものだったのですね。
 せめて、スポーツ位はサッカーワールドカップの審判がそうであるように、ある程度の平等性を保って欲しかったし、こんな事で弱気の妥協をして欲しくなかった。
 香港の米国輸入牛肉の骨混入も同じだ。日本の事件があってから、月日が経っているのだから、例え香港でも牛骨が入っていたらおかしいはずだ。
 まあ、米国は自国以外をこの程度にしか見ていないという証拠だろうね、両方共。

 昼にたまたま研修医と同席。相手によって話す内容や話し方を変えろと言ったけど分かったかな。

※ 日本チームは韓国戦に意地でも、是非とも勝って、決勝トーナメントに行って 欲しい。
日本時間の昼で見られないけども気持ちは変わらない。
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卒業式-1

2006-03-14 22:21:15 | Weblog
 今日も朝6時に起きて、ちょっと早朝出勤。患者チェックと挨拶を済ませすぐに帰る。仕事時間を早めて、某卒業式に行ったのです。 
 勝手に仕事時間を早められるわがままは、医師への許容かな、でも極力誰にも迷惑をかけないためです。一日留守をして、すべて誰かに頼んでおくよりもいいと思うよ。
 もちろん、勤務時間に関しては有給休暇を取ってあります。
 早朝はサービス出勤でもあるのです。

 卒業式の式次第、“開会の辞”、ついで“国歌斉唱”。
 来た来たこの時が、司会の方は「国歌斉唱、御起立願います」言いました。
 足腰の悪い方以外は全員立ったようで、私は別に抵抗感も無く起立した。
 曲が流れてきて、大抵は小声で歌っている。小声なのは歌うことに自信がないからです。
 “君が代”は難しい。サッカー国際試合などでプロの歌手が歌ってくれるけど、結構難しそうで、中には“下手くそ”ってのもいるね。
 余談だけど、“小柳ユキ”はすごかった。
 私は当然自信なんてなく極めて小声。歌っていて思い浮かぶのは“トリノ五輪の荒川選手の金メダル授与場面”だった。国旗も戦争も頭には全く出てこなかった。
 私ですらこんなものだから、もっと若い人達は、もっともっと明るく捉えているのでしょう。
 歌の儀式、まあそれでいいんじゃないのという感じですけど、歌詞の文面が気になるかって?日本を一番はじめにまとめたのが、天皇の祖先だというなら、彼らへの、いわば“国民栄誉賞”みたいなものかな。
 軽い考えで攻められるかもですけど、国際試合などでは互いの国の国歌を歌い合う交歓をして欲しいと感じるのは私だけではないだろう。
 卒業式で“国歌斉唱”はあってもなくてもどっちでもいいよ。大事なことは他にある。

 日の丸への礼の場面は無かった。人に対して礼をしても、旗のような物体に礼をすることはちょっと違うように感じる。年始の神社への礼とも違うし。
 旗は振るもので拝むものとは違うんじゃない。
 神社の背景には「神様お願い、合格させて、とか家内安全お願いとか」ってすがる気持ちがあるけど、旗の背景には何にもないよ、風が吹くなびくけど。

 夕方もちょっと出勤して話し合いに出てきた。
 これもサービス出勤ですね。

 韓国は米国に勝ったから、日本は厳しくなった。明日は朝9時からで見ることは出来ない。

※ 卒業式-1と言うからには、2もあるはず。
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午前六時

2006-03-13 23:12:06 | Weblog
 6時に起きてTVを見たかいがあった。初めはこの前のオリンピックほどにはと思っていたが、“イチロー選手”の先頭打者ホームランは見せてくれた。
 彼もしっかり役者になってたのですね。その裏の攻め込まれも厳しかったけど何とかしのぐ。
 さすが米国、“外人パワー”、スコーンとホームランで同点、ここで出勤。
 その後、タッチアップ判定?の後でサヨナラ負けをしてしまったんですね。
 結果を知ったのは、17時過ぎ。ここまでずっと仕事で外界はとは接する時は無かったのです。
 それまでは、もちろん外来や病棟の仕事。
 外来で、昨年の夏頃から頭痛がある方が来た。“脳腫瘍”があったのですけど、誰も考えてはくれなかったようで、ちょっと気の毒。ちょっとと言う意味は、患者さんがかなり高齢だったので、みんな配慮してくれなかったということです。
 研修医も来たけど、当直明けでおまけに風邪気味で、こちらもちょっと気の毒。
 夕方、病棟でまたしても鎖骨下静脈穿刺の入れ替え。前のが抜けかけてきており、教科書にない禁断の“秘技”で入れ替え。
 後半になって、患者さんが「苦しい」と言いだしたのです。焦りながら、縫いつけ処置をしてしのぐ。

 岩国の住民投票では“更なる米軍移転反対”が大多数。これは去年の総選挙、自民党が郵政の選択を第一の争点にしたのとやり方が似てる。
 それなら全国的に、基地有無の是非を住民投票する。これは国民の総意以外の何ものでもない。

※ “純ちゃん”、最後に国民投票をやったら、ヤバイけど。
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今日も行ったよ、休日出勤。

2006-03-12 21:39:35 | Weblog
 どこへって?昨日のその後の確認のために出勤。やった後に少し出血が続いて、夜に電話が来なかったから大丈夫だろうとは思ったが、ちょっとだけ心配だった。
 心配は自分の目で確認する。面倒でも仕方ないね、互いに後悔しないために。
 昨日のは二人続けて“若いの”がやって、私は監督だけど、心配が残っていたのです。若いのも信用してるけど、悪いけど心底信用しきれていないのだろうね。
 事後に胸のレントゲン写真と傷(刺入部)を見て納得するまで。私の個人的性格も加算されてはいるが、でもこれが上級医の責任だろう。
 出血は隣に並んでいる鎖骨下動脈の壁を傷つけているかもしれないし、何回も静脈をさして、穴を何カ所もあけており、そこからにじみ出しているかもしれない。
 空気は引けなかったから、肺は刺してはいないと確信できる。

 患者さんには気の毒な言い方だけど、栄養水分補給の為の点滴を自分で抜いてしまうのは、もう自制の限界を越えているという現実で、我慢と忍耐の意識がもう出来ないのでしょう。
 簡単に言うと、残念だけど“認知症”の世界に入っている。
 じゃあ、どのように栄養と水分を補給するかは難しい。
 なぜなら、上手く食べられない、飲み込めない。飲むと誤飲し、気管へ入るのが
殆ど。食べさせると、いつでも誤飲して、窒息から嚥下性肺炎に至るまで何でもあり。

 若いのの為に一筆。私が出勤し建物に入るとき、若いのの帰る姿が見えた。
 きっと患者さんの所に行ってたはず(まじめで良かった)。

 電車の運転士の様に、もう一度視差確認しよう。
 物品準備OK? イメージOK? そして位置決めOK? 
 後、何か忘れてるものあったっけ。

※ 明朝は元気だったら、ちょっと早起きして日米野球を見てやろう。
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