ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

決めセリフ

2006-03-09 21:46:56 | Weblog
 今日は研修医と外来をやった。研修医はどうも、まだまだ遠慮がでるようで、患者さんに具体的イメージをわかってもらえているのか?と感じることがある。
 年度末でまあ向上はしてるけど、卒後1~2年だし、自分のあの頃を思い出せば、しかたないね。

 この前、春の選抜野球に北海道の駒大苫小牧高校は出場辞退し、監督も辞任とあったが、監督はそのうち早期復帰もなんて書いてある。
 だったら初めから辞任なんてせずに、現在の2年生と春の選抜に出れば~。
 厳しさを示したいなら、違反をした3年生を卒業停止とか通常の部員名簿から整理ポストにでも載せればいい。
 これが出来ないなら、格好だけの辞退なんてのはもう止めた方がいい、無駄だし、罪なき2年生以下がミジメ。“自分は何も悪いことはしてないのに”と。
 悪い奴が罪を背負い、そうでない者に負わせてはいけない。こんなのは自明、学校でも教えているはず。

 今日も突然、午後に鎖骨下静脈穿刺をやった。
 もちろんまずは、若いのにやらせて、私は監督。約○○分経過しても、出来ずに交代して見本を示したが少しはイメージ出来たかな。このところ堂々巡り。
 この間、某医師が不在でその家族から輸血の同意書を頂く。
 この家族の方とは、全くの初対面だったが一通り話して、了解の署名をもらいました。
 この頃は、血を見る検査・処置なども手術などと同じく、殆どすべて同意書が必要とうるさく、めんどくさくなった。
 でも、分野外の方々に理解は不可能で、決めセリフは“・・・私達と一緒にやろうねってことです。”
 そして、この決めセリフ(言葉)を初対面で発して同意の署名をもらったのです。

※ 殺し文句と言ってもいいかな。
コメント
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