研修勉強会

　と言うべきか？ただの“報告会＋アルファ”と言うべきか？
　院内職員を対象にした、自主研修現状報告会と言うようなものがあり出席。
　結論は期待しすぎの自分、それよりもレベルは低かった。
その自分の周囲の現実を知る、自分の気持ちが驕っているのを知る。
　もっともっと練り込んで欲しかった。忙しくて難しかったかな。
　でも折角、会を開いたんだから行動目標とか具体的提案をうちだせば。
　偉そうに言ったらいけないデス。自分は何もしてないから。　

　今日の外来は３人も予約無断キャンセル、連絡位してくれても。

　朝青龍、日本での謝罪記者会見。言葉に心意はあるのかないのか分からない。
　Ｔ・亀田も同様、こちらも心意は分からない。
　いずれも、今後。

※　あんだけ突っ張ってた民主党、証人喚問をヤメ、自信無くなった？

インフルエンザ１号

　とうとう昼間の外来で成人インフルエンザ第一号患者。
　患者家族の子供達が数日前にインフルエンザと確定（検査済み）。このために状況証拠から検査無しで診断、あえての検査は無駄と判断。
　子供さんたちは“タミフル”を飲んで速やかに回復。
　家庭内感染のインフルエンザ、「色々言われてるけど、タミフル飲みます？」と聞くと、「タミフル飲みます。」と回答。
　これで処方決定、「飲んで一両日はおとなしくしてて下さいね。」で終了。
　ウィルスをまくことからは、もう数日おとなしくしてる方が良いのでしょうが、現実には元気になってしまうと休ませるのは無理。

　今朝は冷えこんで新患患者は増えるかと思ったがまだで、研修医は比較的早めに来たけど、新患患者さんは残り余り多くなく、残り全員診療して貰っても、軽めが多く物足りなかったかな。
　今日の研修医は内科外来は今日で終わり。来年度楽しみにしておこう。
　来週からは新しい一年目の研修医が来る。四月じゃないから真っ白ではなく、淡いグリーン位のイメージ。
　他の患者さんは色々と愁訴心配を訴える人など、研修医が診ると泥沼に引き込まれそう。
　
※　厚労省の予想通りにインフルエンザ流行する？

美鳩会

　「なにそれ？」、この言葉をきいて、すぐにアレを思い出した。
『白い巨塔』の“くれない会（教授夫人会）”。
　成り上がりは冷遇され、会長側近はちやほやと、こんなんがまだあったん？
　銃後の婦人会にでもつながりそう。入らないと村八分？
　山崎女史が元気なら、きっと何か書いてくれそうな題材。
（美鳩会＝自衛隊の制服組や内局職員の背広組幹部の妻たちで作る親睦組織。）
　もろ、そっくりで週刊誌の題材にぴったり。

　今日の外来は割り込みが数人、うち一人入院。この暫くに調子が悪くなり紹介され、来院。この前、自分が紹介した所ではなく、別の所から紹介されてきた。
　患者さんは自分の期待が外れると、医師をすぐに替える典型？いや、治っていかない自分の身体が心配と考えるべきでしょう。
　でも、余りに早く替えると次の医師も状態を把握し難い。
　これで入院が増えて、この頃は空床が僅少、１ヶ月前の空きが不思議な位。
　とうとう小児のインフルエンザは増えてきた。
　成人は未だだけど、時間の問題だろう。
　
※　今日一番のビックリは、次官夫人が逮捕されたこと。

会議の連続

　午後はマイナーな会議が続いてしまった。
　初めのもの、定刻に行くと前のグループが終わってなく場所が空いてない。
　でも、外の方々をまじえているので追い立てられず、ちょっと覗いても終わる気配もなく、仕方なく別の場所を探す。
　議題も少なくダッシュで飛ばして、その次の会議。
　これもマイナーだったが、後が使えていて大体定刻で終了。
　マイナーでも予習をしていかないと進行が遅い。
　その場で初めて議題を見て考えるなんてでは、進まないよ。
　余りにも正直に、まさに初めてという顔をする方もいるけどネ。　
　収穫は僅か、まあ、こんなもん。

　一人入院。電話での御家族の方の話と実体のギャップは大きかった。
　御家族は大変心配だから、ひどかったらと重いときの事を考え、自分の不安な気持ちを優先させてしまう。
　軽く思い過ぎも困るが、ヒド過ぎも困る。
　この方はそのうち、鎖骨下静脈穿刺。研修医に予告をしといた。

※　防衛省、ここまで来たらどちらがウソつきかはっきりさせるまで頑張ってよ。

感冒性胃腸炎とコーヒー

　小春日和のお陰か、インフルエンザも子供は流行ってきても、大人はまだみたい。
外来新患もそれ程多くなく、インフルエンザは無し。
　ある方、体調不良で微熱、吐気・嘔吐・下痢で来る。診ていくと“感冒性胃腸炎”で診断はまあ良さそう。
　「下痢ひどい間は、食べない、飲み物だけ。水・お湯・お茶位。スポーツドリンクはブドウ糖の甘さが平気なら飲んでも可。甘さが気になるなら飲まない。飲めたら、食べなくて平気。牛乳・ジュース・果物はまだダメ。落ち着いてきたら、おもゆのような薄めのものから食べてください。油っこい物やきつめのものはもっと元気になってから。」と説明。
　分かったと思ってたら、「コーヒー飲んでも良いですか？」
　「だめだよ、当ったり前だよ。」と、よく分かってない。
　「飲んでも究極的には治るけど、治るまで延びるよ。」
　『コーヒーは別物』一般はこんな認識なんだろうと思い出させられた。
　酒飲みなら、アルコールは別と考えているハズ。

　今日の研修医、一年目は今回が最後。
　“めまい”の方に点滴を指示。ここまでは良かったが、いざ別室で点滴になると、患者さんから、「点滴は時間がかかるからいいです。」と拒否。
　それで、研修医が見に行くと、長い点滴は嫌だけど、検査はして欲しいと、新たな要求。
　ここで研修医は寄り切られて患者さんの希望の検査（初めは検査無しの予定）を承諾。
　『後から勝手なこと言うなよ』とは一年目の研修医には無理かな。

※　患者さんは自分が主人公、“当ったり前”だったね。

十分小春日和

　先週の木枯らしが吹き飛んだような暖かさ。
　今週後半から、また下がってくるみたい。

　宿題もあるけど、期限までかなり間があり、気が入ってこない。抜けてる

　午後、久しぶりにお日様の下でテニス。少し動くと、汗がにじみ、足も重たくなる。それでも、動くと腰が追いつかず、手打ちでミスがやたらと多い。
　マズイ、野球で言えばストライクを置きに行くような打ち方になり、相手の思うつぼに入る。
　イメージと肉体のカイリ（解離、乖離　この場合はどっちの漢字がより適当か迷う）。
　終えて、早めの風呂。その次はビールに決まり。
　これで頭の中まで小春日和。

※　結びの一番、横綱が仰向けに転がされ優勝したのに格好悪。

道路工事のガードマン

　朝、出勤途上、片側車線で路面工事。良くあるように向こうとこっちにガードマンが出て、片側規制。
　ガードマンが手招きしたので進みかけると、ガードマンの影からバイク。
　気づいた私が一時停止すると、ガードマンはけげんな顔。でも、側のバイクを感じて分かったよう。
　こっちを向いてたガードマンはバイクが見えない。
　バイクは向こうのガードマンの止まれの後に走り抜けたはず。
　ガードマンの指示通りに進んでたら、接触？
　接触してたら、私にも前方不注意で責め、バカを見る。
　ガードマンの後に自分で前方確認をすると、ガードマンはきっと早く行けと手を回すはず、いつもしてる。

　出勤、あの超高齢者さん、今日は食欲も嚥下状態もよく、後何日かで退院期待できそう。他も回ると、指示の追加を頼まれる。
　今日はよくても、明日は分からん。期待はしておく。

　今夜は飲み会、少々（深酒はヤメ）。
　ビール２杯、ワイン３杯、これ位ならいいかな？

※　九州場所上の方、空席目立つ後遺症。

三連休デパート

　勤労感謝の日から次の土曜、日曜と三連休で晴れそう。
　近隣の古都の方へ行こうかと思ってたら、“God”突然コートがない。
　それでコートを探してデパートを巡る。
　でも、休日だというのに、衣料品売り場にお客さんはまばら。店員の方が多い。これじゃあ赤字必須。それとも行った店は特に人気がない？
　ブランドものとそうでないものの価格は倍以上。
　ブランド？そんなに高いとは知らず、持ち合わせもなくマイナーを買った。　
みんなはどんなコートを着てるのかと見回すと、まあ軽そうなのを着てる。
　ダウン系が三割位、気にしてなかったけど世の中回ってる。
　皮コートはいない。真冬じゃないからかもだけど、毛皮も毛の襟巻きもいない。
　軽そうで動きやすそうなのが多い。実用にちょっとおしゃれが主流。
　他の方の衣類にも時々眼をむけて、世の中の動きも見る。

　家に帰って、ついでに古い服を処分。
　そのうちと思っていた服が出てきて、古いのは卒業直後のもあったりして、もうサイズもあわないし、格好も古い。もうすっかり過去。
　物を捨てる前に、そのあの頃を思い出すのは常。
　あの頃はセピア色、しかも色はもう薄い。

　明日はちょっと出勤予定。

※　今日もオーストラリアに勝ったけど、来週本番緊張？

冬将軍

　日本の北の空には早くも冬将軍がという。空気は冷たい。
　でも、子供にインフルエンザが流行ってきても、今日の成人新患にはまだいない。
　来たのは軽い風邪が数人、腹に来る風邪か食あたりが一人、後は色んな訴え、トドメは精神疾患で悩み。でも解決の糸口が欲しかったのかな。
　研修医は終わり頃に漸く来た。病棟が忙しかったんだろうと言うことにしておく。
　卒業して、８ヶ月位、もう慣れてきてビビル事は減ったろう。
　死にそうで迷ったら、心臓マッサージをして時間を稼いで、ヘルプ（助けを呼べ！）と教えておく。この感覚、分かった？
　入院該当者は無しで、完璧な冬の前の中休みか、それとも落ち目？

　夕方、私が司会の会議。このところ停滞でやってて面白くない。
　司会の私が面白くないと感じているのだから、出席者もきっと感じているハズ。
　終わってから、数人に聞いたけど良い考えは出てこず。
　やって進歩、反省・評価・改善に続くイメージが出来てこない、休会？
　休会は出来ないから、忍んで迷って行く。
　同じ時間にもう一つ委員をしている会議があった。
　なんで同じ時間にするの？っと聞いといたが、ノルマが一回減ってラッキー。
　会議の中身レベルはそんなもの。

　超高齢者さんは少し誤嚥する。あと一息なんだから、気入れてくれよ。

※　野球代表チーム（北京五輪）はオーストラリアに勝つ、でもＴＶはまたも尻切れ、ガッカリ。

０．４ｍｍ×４０年

　某鉄工所が高速道路橋の円筒型枠の厚さを最大で0.4ミリ薄くして４０年間、その他色々。
　でも、鉄管なら０．４ｍｍ薄くても、４０年も耐えていたなら実質影響はなさそう。ただ、その他の強度試験データ改ざんはマズイ。
　基準より薄いといっても、おそらく０．４ｍｍ厚くないと危険というデータもなさそうな感じ。高速道路3社も安全データなども多分持ってなさそう。
　ただ、その他の強度試験データ改ざんはマズイ。
　０．４ｍｍ薄くても、これだけなら強度試験はパスしたんじゃないの？
　やっぱり、これもウソつきがマズイ。
　ウソつきといえば、あの“Ｎ”さんもアリバイが対立し、どっちかがウソと今日も言われてた。

　超高齢者さん、退院は指折りの段階になった。
　外来で結構病気の進んだ方、「本当にどんな選択が最良かは正直分からない。」と御家族に話した。御家族も“阿吽（アウン）”で分かってくれたようだ。
　それでも、どのやり方、生き方を選択する時がやがて来る。
　迷う、どうする？
　私の場合は、今までの経験などによるその時の感覚的判断を優先だろうね。
　御家族の考えがはっきり決まっていたら何の問題もないが、大概は一緒に迷っている。
　例えがずれるけど、検査結果の改ざんはない。その上での、０．４ｍｍ位の考えの差なんて大勢には関係ない、きっと。
　本人の言葉の裏の気持ちを読んで話を進めることになろう。

　こんな感じの話を診療室で御家族と話していたら、若いのが隣で暗くなっていた。
　何で？

※　サッカー日本代表、サウジアラビアに勝ってオリンピック出場を決めて欲しかった。