ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

反動なし

2006-03-02 21:49:01 | Weblog
 ちょっと心配だったけど、新患患者さんは余り多くなくて、ラッキー。
 インフルエンザは一人だけ、流行は終焉近い。
 しかし、話や注文の多い方がいて、研修医が丁寧に応対したので、時間がウーンとかかってしまった。
 “そんなに時間かけると仕事終わらないよ”っと言うのだけどやり方の修正は難しいね。“はい、はい”とは言うけどね。
 患者さん側からすれば、すべてに答えてくれれば良い医師になりましょうが、大事な質問とそうでないのを、見分け聞き分けの練習でもあるのです。
 ある程度の時間内に、複数の外来患者さんの応対をすませてしまう訓練でもあるのです。
 まあ、経験し、練度をあげるしかない。

 午後、突然またもや鎖骨下静脈穿刺。若いのがやるのを監督。手つきは未だぎこちないが、前よりは進歩。気に入らないことは多々あるが、これもやりながら覚えるしかない。 
 夕方、医学部の5年生が見学に来院。一通り案内して聞くと、研修終了後のことを早くも心配している。今は新しい研修制度になって2年目の過渡期で、はっきりしたことは何ともいえない。研修の先輩には良いところも悪いところも全部話して良いと行っておいた。私はしっかり営業したつもり、良い感触を持ってくれたかな。

 昨日、入院の方は幾分軽快傾向とやや安心していたら、夜に電話。
 “ご家族が飲ませた栄養ドリンクを誤飲(気管に入る)して、窒息しそうになり、酸素が下がった。”(余計なことはやめてよと言いたくても言うのは難しい)。

※ やり直しでミジメ。
コメント
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