ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

2ヶ月前の健診

2006-11-30 23:09:59 | Weblog
 寒くなってきたけども、今日の新患患者さんは余り増えず。やはり、医療費の値上がりが響いているのか、それとも、この寒さのツケは数日後にくるかも。
 難しかったのは、原因はっきりしない“痛み”。検査所見もはっきりとでず、致し方なく“神経痛”として経過を見てもらうことにした。
 このまま落ち着けば、ほんとに単なる“神経痛”、数日後に病状が浮かび上がってくることもある。その場合は、診断がその場では出来なかったと言うしかない。
 もう一人、9月の健診では大したことは無かったのに、この1ヶ月で具合が悪くなっており、絶対におかしいと感じられた方。
 まあ、9から11の2ヶ月にグーンと進行したようで気の毒だけど、9月の健診の有用性はこの方には無かった。
 2ヶ月前の健診でも役に立たないという事がある。
 だからといって健診を無効と決めるのも早計。
 中にはという事で、総じて自分の体調確認に意味はある。
 でも、この方はきっと僅かな自覚症状を感じても、不調の兆しとは考えてはいなかっただろうと推測される。
 研修医は来るのが遅れて、前者には間に合ったが、後者は間に合わなかった。
 
 午後、中心静脈穿刺があった。若いの、今日はまずまずの手際で30分以内に終わった。

※ 井川選手、30億と日本プロ野球は併せて100億以上の臨時収入?
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宣伝が××!

2006-11-29 22:13:45 | Weblog
 早速、どれだけ宣伝がなされていたのかを聞きに行った。昨日はその気にもならなかった。
 会場のコミュニティセンターに案内を置いて、広報に数行載せただけだって。
 そりゃあ、この体たらく、当ったり前。
 もっと若けりゃ怒こりもしようが、それでは次に繋がらないし、次回に出来ることを期待とした。
 次週位に実行計画を確認しよう。

 今日の外来は予約患者さんだけで、割り込みも少なく、ひどめのかたも無く、結構順調。昼食もキチンと食べられた。
 いつものことだけど、太めの方はいつになっても体重は落ちない。
 「ハイ、ハイ」と言うは良いけど、言葉だけ。お腹は制御不能。
 突然、病棟から電話。何かと思って、エレベーター。
 聞くと、某医師の診療への不満。確かに問題ありだけど難しいネ、医師の指導というものは。

※ この所、行ったお通夜で宗教(仏教)は全部違った。
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第一回講演会は大失態!

2006-11-28 22:00:56 | Weblog
 何が大失態かと言っても、参加者数がたったのヒトケタ。評価は4/100点。
 どこまで宣伝が出来ていたのかを確認し、次回に期さねばならない。
 ちょっと、他のことにかまけて宣伝は任せたようにしていたら、極めて微少だったようだ。
 計画→実施→評価→改善→計画→ ・・・ とのつもりだったのに、計画がメチャなされていなかった。
 直接言わなくても適当に出来ているはずと、思い込んでいた私がド○○だった。
 今日のコミュニテューセンターに行っても、掲示板に私達の宣伝文がなかった。
 「何だ、コリャ?」と思ったが、もう遅い。
 余りの少なさに“撤退”も考えたけど、来た方に対してそうも出来ないし、辛い数時間を過ごした。
 でも、人数にかかわらず“オンステージ”はやる。
 今回の責任者は私だけど、私達に“阿吽”はなかったのです。
 次回は、12月19日、もう3週間しかないけど、焦って宣伝しかない。

 今日の日中は予習とイメージを作っていたのに何の役にもたたなかった。
 宵の口、ちょっとお通夜へ。駐車場は満車、遠くの駐車場へ入れてから行くと、もう読経が始まっていて、座席は前しかないと言われたが、『まあいい』と案内されていくと前から参列目で適当。
 この為に、遅れたけど、お焼香は早めに済ませられた。
 遅れた方は遠慮して後ろの方に立っていて、誰も空いてる前には行かない。
 ちょっと目立っても、読経中は座ると楽だし、お焼香も早い方だし、それでいいんじゃないの。

※ 明日は早速、評価と改善計画、絶対。
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感染性胃腸炎

2006-11-27 23:20:02 | Weblog
 今日は気温が少し上がったが、40人弱の新患患者さんが来て、後半研修医と一緒にやって3時前まで掛かった。
 でも、患者さんはじっと待っててくれた。きっと、内心いらついていただろうね。
 先週頃から、むかつき・嘔吐・腹痛・下痢の方が増えてきた。
 今日の典型でも、3日前に長男が、昨日から私がと言う訴えの方が来て、その順を追った経過から、食中毒ではなく感染性胃腸炎と診断。
 水分を少量ずつとって、食物は摂らずに腹を休める。そして、整腸剤や消化剤、吐き気止めなどの症状を和らげる薬を飲んで回復を待つ。
大体はこれでOK。
 今日も点滴までの方は居なかった。
 当直日誌をみても夜間などの時間外にかなり来ている。
 感染性胃腸炎をもらった医療従事者は自分の清潔動作不良を認識できる?

 他には、メマイの方が数人。メマイが出ると患者さんは大体脳血管障害を心配されるが、まあ、9割以上は“良性めまい”だけ。
 研修医も多くのメマイをこなすと全員に頭部CT検査をしようとは考えなくなるはず。それまでは心配で心配でたまらないみたいでCTしまくり。

 明日は地域のコミュニティセンターに講演会、私はディレクター兼準備係。

※ 自民党の復党、やはり平○さんは誓約書を出さなかった。ここまできたら、それでいいんじゃないの。
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馬レース

2006-11-26 21:30:01 | Weblog
 ディープインパクト、フランス凱旋門の屈辱をジャパンカップではらした。
 この時間、車の中だったのでテレビは見られず、カーラジオで聞いた。
 やはり、ホームとアウェイの違いのように、いつものようなレース展開で勝利。
 ふと競馬を見ていて、レースによっては右回りだったり、左回りだったりで二種ある。
 今日のはどっちだったけ、忘れてしまった。ラジオだから右も左も見えない。
 人のトラックレースは左回りだけ。おぼろな知識では、ずっと昔は右回りもあったそうだけど、そのうち左回りに定まってしまった。
 馬はどちら向きでも強いのが勝つ。人も競技場によっては変えてもいいかもとも思うけど、TVのCMで子供のリレー専用靴底の運動靴を宣伝してたりして、これは左右の靴底の格好が異なっている。
 私達は小さい頃からトラックは左回りと運動会の練習からしっかり、すり込み教育されているから今更帰るとギクシャクしてしまいそう。
 
 後は昨日の健診時、小講演の反省を少し。

※ 気温が上がらず肌寒くなって、つい(ただの石油)ストーブをつけてしまった。
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土曜出勤

2006-11-25 22:17:43 | Weblog
 土曜出勤は何年ぶりだったか忘れてしまった。
 かなり前に週休二日制になって以来、職務出勤はなかった。
 久しぶりで、8時17分位には着いたはず(勤務予定は8時30分)。
 メタボリックシンドローム健診希望者は8名、今日が初日でミスがあってはいけないので8名と少な目で開始。
 全員定刻には来られて、採血・腹囲測定・血圧測定を行い、結果が出るまでの間、栄養と病態などについて、栄養科の方とミニ講演をする。
 この健診では始めてだったので、ちょっと気負ったがまあ良いかな。
 来られた方、八人の内二人はもう病気になっており、メタボリックシンドロームの認識が無く、どうも厚生労働省との認識にズレがある。
 でも、少しでも自分の肉体の状態に関心を持つ、それでもよしとする。
 この辺りからスタートするのが実情だろうね。
 それでも、“メタボリックシンドローム”という言葉は今までの生活習慣病なんかより、少しモダンで全国区になっている。

 夕刻、某患者さんが亡くなって、診断書を書きに行く。

※ メタボリックシンドローム健診が 2000円って安い?
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受動喫煙でいいのかい?

2006-11-24 23:05:58 | Weblog
 朝から寒くなってきて出勤時は手袋、連休の間で集中がかけそう。
 外来は順調だったけども、希望で割り込み一人。空いてたら適当に入れるのだけど、隙間が出来ず、割り込ませると予約の方々を遅らせることになるので、結局最後まで待たせてしまった。つまり、割り込みはさせなかった。
 割り込みの方の具合が非常に悪いとビミョウ。
 予約の方を割り込みで送らせるのも気が引けるし、この辺りもそれぞれ自分の事を優先だからビミョウ。

 夕方に会議があって、窓を開けると喫煙場所からの煙が入ってくるという苦情。
 受動喫煙を避けたいのならと、喫煙場所の移動を提案したが、肝腎の苦情を出した所の意気込みが余りなく拍子抜け。
 そんなもんで、結局苦情を言った方達は受容の結果となってしまった。
 折角の改善提案だったのに、気合いが入ってないと結果は出ない。
 
 明日“メタボリックシンドローム”健診をやるために出勤。

※ 予習の資料、持って帰るの忘れてしまった。明日は予習無し、即興。
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勤労感謝の日

2006-11-23 22:24:50 | Weblog
 久しぶりに屋外でテニスをした。始め肌寒いかなとも感じたが、風がなく汗ばんでくる。トレーナーは脱げても、半袖はさすがにすぐに冷えてしまう。
 すぐに息が上がってくる。大体10秒位を越えると辛いね。息が上がると動けない、最初からダッシュはきついのに、スタートからスローモーション。
 息が上がると、口を開けた呼吸になり、さらにばてるのが早くなる。
 口呼吸になるとどうして、へたばるのが早くなるのか?今度調べてみよう。

 自民党、郵政事後の復党問題(離党者を元の党に戻そうかどうか)位しかニュースがないっていうのは、我が国が平和。
 あの時、あれ程反対に対して、造反と切ったのに、党も個々人も互いに傷を舐めあってきている。節操ないけど、この節操のないのが自民党で多くの方が自分の節操と比べて安心。

 今の医学業界、流行語の“メタボリックシンドローム”も自己への節操の問題部分も多い。勿論、偉そうなことは言わないし、言えない。 
病棟はOK、宿題は少々。

※ “メタボリックシンドローム”も“清く、正しく、ちょっと乱れて。”が現実目標。
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潜水艦浮上

2006-11-22 22:52:14 | Weblog
 浮き世で知らぬ間に潜水艦が浮上し、船底をこすった。
 平和であるはずの国で、水上の船が、海の中から潜水艦に突かれるなんて、全くの想定外。
 この事件で、何年か前のハワイ沖事故というか事件を思い出した。
 日本の水産校の実習船が突然米国原潜に船底を突き破られた信じられない事故。
 あの時はいい加減な米軍なら「さもありなん」とも思ったけど、今回は慎重と思っていた日本の自衛隊。
 自慢の潜水艦の音波探知機なんて、こんなレベルだったのかと言うのが率直な印象。
 潜水艦の上、数十から数百メートルの物体を認識出来ないのに、超音速で飛んでいるミサイルを見つけて、撃つなんてやっぱり信じられないよ。
 私達が使う超音波エコー検査もこんなレベルかもと思うわれるとまずい。
 まあ、エコーも物体の影を見せるだけだけど。

 20日に入院させた方は軽快を示し、ちょっと心配もあるけど退院とした。
 「まだ半ばだけど、飲み薬で自宅療養。力を抜いた生活にしてよ。」と含めて帰す。患者さんはちょっと良くなると勝手に進んでしまうから、来週外来に来るように行っておく。
 外来は順調だったのに、ある方がこの前入院中に某医師から叱られたとグチりこれで遅くなってしまった。
 未だに叱る医師がいたのですね、知らなかった。
 叱ったりすると後の展開が大変。

※ 日本ハム、小笠原選手が巨人へ。ヒゲをそるかどうかそれが気になる。
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鎖骨下静脈穿刺が2件

2006-11-21 22:29:51 | Weblog
 今日は突然、鎖骨下静脈穿刺が2件。
 一件は若いのの患者さん、二件目は私が見ている方、自宅に戻っていて抜けてしまった。後者は入院を希望されなかったので、外来で再穿刺をすることにしたのです。
 外来では二例目、以前の一例目は身内だったので外来で刺して挿入して帰した。
 身内の方は入院を希望しないので外来に連れてきてもらい、刺してレントゲンで確認をすませて返したのです。
 外来だとリスクはあるけど、身内なら患者側は誰も文句は言わないから。
 ちょっと、私的だけど、在宅療養は望ましいと考えて実行。
 一般にでも、在宅希望なら極力協力する。
 在宅一番、病院は二番以下。

 私は若いのの監督。麻酔の細い針でわりと早く静脈に届いたけど、結構深い所を刺している。次いで、太めのに差し替えるときにずれてしまった。
 深くて安定させられなかったようだ。しばらくさがしてもがく。しかし、動脈にも肺にも刺さらずに、漸く少し手前にて命中、今度はうまくいって終了。
 初めのは深すぎだった。
 この後の点滴につなぐときは手伝ったけど、それ以外は黙って見ていた。危険な場面以外は自力に任せた。でも、少し時間がかかったけど危険な場面はなく、苦闘からもがいて自力ではい上がってこれた。
 若いの、初めに比べて何となく慣れてきている、ぎこちなくても成長。

 二件目を自ら外来で実施。見ると家族の方から血が止まりにくいと言われ、あわてて血小板を測ってみる。正常範囲で安心。
 外来の狭いベッドで、やや緊張して刺す。
右鎖骨下静脈に入り、カテーテルを進める。すると右頚静脈にうごめきが見え、これは目的とする心臓の方向ではなく、頭に向かっている様子。
 引き戻して、看護師さんに頭の向きをかえてもらいながらカテーテルを進める。
 今度は頚静脈には動きはなく、きっと上大静脈に入っただろう。
 程々に挿入して結わえる。そして、胸部レントゲン写真で確認。
 ご家族にレントゲン写真を見せて説明し、比較的早く終了。
 外来での穿刺を勧めたのは私、そして、スムーズにいって信用は上がったネ。

 今日は、日中どうも“邪念”が出て心配だったけど、OK。
 昨日の方はちょっとマシになってきて期待できそう。

※ これで少しはトラウマから離れられたかな。
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