ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

メタボリックシンドローム

2005-06-30 23:32:14 | Weblog
 今週はスケジュールがきつかったし、今朝は雨だったので勤務先まで車で送ってもらった。乗って15分位だろうか。歩くと約25分、往復50分、更に勤務先で歩いて漸く8000歩位で、よく言う一万歩には届かない。
 昨日の勉強会で、講師の先生は“内蔵脂肪”を減らすのに一番効果のあるのには運動をあげていた。
 帰りは歩きだったけど、片道車のお見送りでは失格でしょうね、精々5000歩。
 こんな感じだから、世の中毎日一万歩を達成している方は何%位いるかな。
 みんな誘惑と堕落には全く弱いからね。
 メタボリックシンドロームの発現防止基準は結構かなりキツイよ。
    男性のウェストは85cm以上、女性は90cm以上。
    血圧は130/85以上
    中性脂肪が150以上
    HDLコレステロールが男性で40未満・女性で50未満
    空腹時血糖が110以上
 これらのうち3項目以上当てはまるとそうなってしまう。
 自分の周りでこの基準をどのくらいの方がクリアしてるかな。
ブレスロー博士の7つの健康習慣、その一つに“ 定期的にかなり激しい運動をする”とある。こうみると、「内臓脂肪をためるな」と、彼の説はこのメタボリックシンドロームのような物の存在を見越していたようにも読みとれる。
 “かなり激しい運動”・・・これが出来るように自分を維持するようにと言うのが昨日の集約だね。
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勉強会 & 鳥インフルエンザ

2005-06-29 23:43:55 | Weblog
 今夕は研修医を連れて行くことになった。
 17時半から会議があったけど、途中で堪忍。
 某メーカーさん後援の勉強会だけど、余りの遅刻はまずいし、失礼になるし定刻前に到着。
 折角だから質問をしてやろう。研修医にもさせてやろと思ったけど、まだビビルかな。結局質問は私だけ。
 色んな方の、色んな話を聞くと数%も頭に残らないけど、残ったものは自身に役立つかもしれないし、どこかで思い出すかもしれない。。
 講演会や勉強会はそんなものでしょう。“恩師の条件”の本にも書いてあったが、高校の数学や物理が現在の自分の仕事や生活に密着している人なんて、1%以下だろうけど、学習したことややろうとしたことが別の意味で、秘かに奥底に痕跡を留めているのだろう。
 研修医が何を覚えて帰ったか、印象に残ったか、今度聞いてみよう。

 茨城で季節はずれのような鳥インフルエンザ。インフルエンザに季節の差こそあれ、夏にゼロではないことを認識し直しておくべきでしょう。
 しかし、鶏舎全体を消毒するという。この前、厚生労働省は“環境消毒に有用性は乏しい”と医療機関に連絡をくれたのだ。
 それならこの鶏舎全体の消毒という格好だけのことをやめるべきで、この機会に消毒のあり方を啓蒙するべきはずでしょうネ。

※ 反省、今回はスケジュール調整をすべきだった。
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勉強会

2005-06-28 23:32:34 | Weblog
 今日は勉強会が二つもあった(午後と夜)。
 午後のは慢性疾患のもので、私はディレクター兼司会進行役です。
 夜のは1時間ほど話すのです。
 前者は今回で14回目とよく続いているよ。始めの頃は自分でも話していたけど、この頃は、ディレクター兼小間使い。年3回行うので、終わったらもう次回の段取りを想定の繰り返し。
 聞きに来てくれた方々が、まあ、5~10%位でも頭に残れば良いかなっと思います。
 夜の方、1時間話すために、この1ヶ月の土日の半分はなかったですね。
 こういうのの準備をすると、学校の先生の授業準備の大変さが身にしみて分かる。
以前に書いた、”恩師の条件”の某先生の準備はものすごく大変だったろうっても。
 まじめな話だけで1時間を引っ張れる人もまれにはいるけど、私は性格的に難しく、どうしても途中に○○を入れたくなってしまう。
 準備をしていて、ここで○○なんてのは、まるで漫才の台本みたいだって用意をしていて思う(以前と同じネタを使ってはいけない。古すぎるネタはまずいとか)。

 それでも聞いてくれた方が、その中からたった1%(謙遜もあるけど)でも自分の為に役に立てられれば良いよって思いながらの準備。
 話しながら、ちらっと聴衆の顔を見るのです。

 さっき帰ってきたけど、結構キツイね。お役に立てたかな?
 明日は研修医を連れて別の勉強会に行こう。
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紹介状

2005-06-27 22:35:46 | Weblog
 今日は、2,3遠くの県から転入院された方がいた。身内がこっちにいるのでという理由。まあ、逆のこともあるし、都合がつけばOK、難しいことや硬いことはない。
 今朝から不調になったと気の毒だけど、予定は変えられないし。そのまま来たのです。
 向こうからの紹介状はあったのですが、手紙の紹介状だけで、レントゲン写真やCT写真はなし。付き添ってきた方に聞くと、これだけで後はありません、と言う。
 御家族を責めても詮ないし、向こうの医師の配慮が足りなさすぎなのです。
 遠方へ紹介、ましてや入院させるときは、今回などは“胸部疾患”ですから、胸のレントゲンを付けてくるのが当たり前のこと。
 簡単にいえば、向こうはこれでレベルが知れてしまったのです。このことを御家族にいうのは、気の毒で言えない。それはそれでも、向こうさんを信用していたのでしょうから。
 紹介、特に見えない遠方ならなおさら、最低限必要って物があります。
 仕方ないので、こちらで胸のレントゲン撮影。これで無駄な医療費が増えたと言うことです。

 名詞一枚で良いこともあれば、そうでないこともある。
 紹介状に限らず、必要な情報はキチンと伝えよう。

※ 茨城県の“鳥インフルエンザ”、こんなに暑くなってもインフルエンザっていっぱいあるのですね。
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研修会

2005-06-26 21:18:13 | Weblog
 予定通り、朝から夕まで研修会に行った。日中はカンヅメだったので外界とは遮断されており、世間の出来事は知らない一日だった。
 講師の一人が、パワーポイント原稿を忘れてしまい、プリントのみで講義、参ったね。緊急用の予備を用意してなかったのです。
 何人も講師の方が出ると話し方の実力が分かってしまう。
 役に立ちそうなことも、あったけど、半日で十分かな。朝から夕まで講演ばかりの研修はいい加減にしてくれ、と思ったのは私だけではないだろうけど、みんな立場が弱いから言わないのだろうね。
 研修を主催する方ももっと考えてくれないと、疲れても収穫はわずか。
 講師の中にも、今ひとつのもあるしね。私の隣のお二人は半分は寝てるか、別の本を読んでいたよ。

※ 火曜にやる私が話す勉強会はどうなるんだろうね。
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症例検討会

2005-06-25 22:54:53 | Weblog
 今日は午後から症例検討会に行く予定だったけど、13時過ぎに電話があって、四肢冷たくなって・・・と電話。
 もうダメですね、欠席。天変地異以外は出席と言っといたんだけど、裏切り行為になってしまいました。
 もう一つ、急変を付け加えるべきだった。見込みでは週明けまではOKで、行けるとふんだんですが、甘かったですね。
 でも、欠席したかいがあって、持ち直した。夕刻までかかったけど、この時間ではもう間に合わない。
 症例検討、講演とは違い一症例ずつを呈示して、その事例、疾病について話し合う。
 一番現実的だろうし、講演の総論と異なって各論の極みで、もろに担当の考えが出てくる。
 各人が教科書のままの病気なんて事はないよ。病気を各人の背負ってきた荷物にかぶせて発症する。
 まあ、そこまでは極め切れませんけど、より臨床的だろうね。

 明日は朝から夕まで研修会、来週の火曜には私が勉強会をやるのだけど、その準備はいつやればいいのって感じだけど、まあ、なんとかなるでしょうっというのでは甘いね、きつそう!
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ウィニー

2005-06-24 23:46:13 | Weblog
 何か分からなかったら“ウィニー”で検索をかけてください。
 三○電○・社員が業務情報を家に持ち帰り、自分のパソコンで仕事をする。いわゆる、風呂敷残業で、自分のパソコンに入れてあった“ウィニー(ファイル交換ソフト)”を介して、業務情報が盗まれたのか、漏れてしまったのか、流出してしまったのです。
 この前に書いたのは、パソコン盗難。これは、パソコンを介して情報盗難、物損はゼロの盗難です。
 書いてあるけど、最後は各自のモラルに頼るしかない。そう気づいていれば、モラルが守れるように努力してたのかな。
 例えば、風呂敷残業必須の仕事量だったりとか、勿論、この修正だけでは手早くしてあいた時間を遊ぶ優雅な方々が増えるだけかも、これは最高。
 心理的には“赤信号をみんなで渡る”とか、“見つからなければ・・・の心理”とか、だけど。
 結局は仕事と自分の境目にきっちりと線を引くことだろう。
 自分のパソコンに仕事の情報を入れたときは、その覚悟をしなければならないでしょう。でも、入れざるを得ないような仕事をさせるのも考えといておくれ。
 
 今夜は久しぶりに抗ガン剤の講演会に行って来た。でも最初のは案内のと内容が半分ずれてた。半分詐欺だね。今度会ったら言っておこう。“ちょっと手を抜いたんじゃないの”って。

※ “ウィニー=winny”の前は“WinMX”だって知ってた。
   これを知ってる方は、少々ヤバイね。
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アタック No.10

2005-06-23 22:57:21 | Weblog
 主人公“こずえ”の“ジャンパー膝(の様な外傷)”は手術によって回復した。術後のリハビリがやらせすぎだけど、今日で最終回だからこうしないと間に合わないモンネ。
 最終回になって、やっとミラクルサーブ&スパイクを見せてくれた。もっと前から見せて欲しかった。

 17日の国会に飲酒議員が居たと○民党と民○党が言い合う。
1ヶ月位前のJR尼崎事故の日に民○党議員が言ってた。JR懇親会に出席して、酒を飲んで議論したと。
 5.8に書いたけど、【・・・ 彼の言い分が正しいなら、“今度から国会では酒を飲みながら議会で議論をすべきだ”と提案しろよ。この提案ができる程の根性を見せれば、Kギインも見直されるよ。

※ 国会の質疑は酒を飲みながらやるべし。そうすれば本音が出て更に議論が深まる可能性がある。しかし、飲むと結論をまとめる能力が落ちる。】

 これを見習って両党は議論の本質に近づきたかったのでしょう。
 飲酒後電車に乗ると、瞬時の判断が遅れて事故があこり、誰か死ぬかもしれない。でも、国会では飲酒後議論しても誰も死なない。事故責任で確信犯的飲酒なら、それなりの職責を負う覚悟があるでしょう。少しぐらいなら飲んで議論してもいいよ、本音を出して正直に正面から議論すればいい、ただし、公開しろよ。

※ 飲んだ飲んでないなんて事で、国会の貴重な時間を潰すより、もっと大事なことがあるんじゃないのって。それとも国会の議論てのはこんなレベルだったの?
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飲酒勤務

2005-06-22 21:00:07 | Weblog
 ○鉄は運転士ら計499人が過去2年間に勤務中の飲酒を禁じた規定に反して、宿泊所で就寝前に飲酒していたと発表した(2005.6.22)。
 今この頃ではこれはマズイよ。みんなそれなりに見てるし、監視されてるよ。
 私は、古き良き時代の頃、当直勤務で一段落して、寝ようと思ったら、ビール一缶グーッとの飲んで、それから寝ていた。確信犯&生意気だけど、ビール一缶位では自信があったからね。これは古き良き時代の話で、近頃は上記のように全くマズイよ。
 冷蔵庫のビールは当直に入る前にあることを必ず確認。ぐーっと寝込んで、電話が鳴ってもすぐ起きていくし、酔いは残ってないし、と言うより一本では始めから酔ってもいなかった。ビールによってまずった記憶は皆無だった。
 一本では喉ごしと軽い眠気だけでしたね。
 診察も指示も書字もOK(文字はいつも汚くて、飲んでも飲まなくても殆ど同じ)で、私はそれ位では酔いは出ないし、顔色も変わらないからばれてなかったと記憶している。
 顔に出る人は要注意だったけどね。
 勿論、飲まない人が多かったのは言うまでもないけど、少なくとも3割以上は飲んでいた。大学にいた頃は一本ではすまなかったね。宴会ほどではないけど、やや遅め間で残っていた先輩は顔を真っ赤にしていたのを覚えている。少なく晩酌以上ではあった。
 まったく大時代の(自分に)甘い記憶です。

 告白:こうなったのは先輩の見本に従ったからです。
 追記:飲酒運転でチェックが入ったら、鼻で吸った空気を吸い込まずにすぐに口から吐くようにしてください。更にチェックが入ったら、鼻が詰まっているのですと答えてください。
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重症結核

2005-06-21 21:08:11 | Weblog
 60代の患者、病気はレントゲンで左肺は全体に広がり、右の1/4にも広がっており、一見“ヤバイ”かもって印象。
 2ヶ月前にチェックが入っていて、患者はそれを自己都合で無視、1ヶ月前に来たときも無視 ?、その1ヶ月後に来たときはやせてきて、息苦しいという。
 血中の酸素は低下し、呼吸不全状態。低栄養、電解質もずれて、一見重症。
 1ヶ月前の時は、医師は何をみていたのだろうか ?
 患者が2ヶ月前に無視したのは、“わがまま”でやむを得ないかもしれないかもしれないが、1ヶ月前には、きっと患者さんは、体調の悪化を感じていたはずだ。
 医師もそれなりの変化に気づかねばならないはずだ。

 この面からも“ヤバイ”。この件を今日知って、なんと言うべきか困ってしまった。
 良い言葉を思い出した。“Big Bush”、どこかで聞いたような言葉ですね。
  (今日の話はちょっと生々しいから注意)
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