・・といっても何もないけど、“骨髄穿刺”、なんとか出来た。
始めてというので、昨日からやり方、手順を話し、今日も直前に話し、「骨は見えなくても触って分かる。直角に刺せば固くても刺さる。丁寧にやれば必ずできます。」とそっと励まし、病室では穿刺針を示して話す。
患者さんには「麻酔をしっかりするとそんなに痛くないよ」と言って開始。
研修医は麻酔の段階から緊張していたけど、「しっかり麻酔しとけば大丈夫」と言って、続けさせる。
太い骨髄穿刺針を胸骨(胸の中央にある)に刺させる。骨は当然硬く、かなりの力を入れないと刺さらない。ビビッて力が入ってないと、刺さって無く、手を離すと針が立たずに倒れる。
骨までしっかり刺さると、添えてる手を離しても、針は直立のまま。
そこで、内側の固い針を抜いて、外筒だけを残してここに注射器をつける。
そして、一気に骨髄液を引き抜く。ここで一気にやらないと、じわっと痛いし、周囲から血液がしみ込んで来る。
研修医は一気に抜くことを少し躊躇していたので、私が「引け!」と促してなんとか無事終了。この場面、結構緊張していたネ。
以前、同じ処置をするときに患者さんに正直に、「側に私が付いてますので、研修医にやらせてください。」と言うと「嫌です」と断られた事がある。
正直に言いたいけど、患者さんの気持ちも分かるし、近頃は「若いのとやります」とこの部分いい加減な説明になってしまっている。
研修医だってどこかで初めてを経験しなければならず、患者さんの立場からなら未熟な研修医にやって欲しくないのは当然の人情だろう。
それでもどこかでこの線を越えねばならない。
生(ナマ)を書く私だって、初めてはあった。あったり前だ。
似たような場面は前にも出くわしている。
一人の研修医が発熱で休んだ。別の研修医が処方したけど薬一杯出てた。
※ 外来では学習したのかい?それとも身近であれもこれもとビビッた?
始めてというので、昨日からやり方、手順を話し、今日も直前に話し、「骨は見えなくても触って分かる。直角に刺せば固くても刺さる。丁寧にやれば必ずできます。」とそっと励まし、病室では穿刺針を示して話す。
患者さんには「麻酔をしっかりするとそんなに痛くないよ」と言って開始。
研修医は麻酔の段階から緊張していたけど、「しっかり麻酔しとけば大丈夫」と言って、続けさせる。
太い骨髄穿刺針を胸骨(胸の中央にある)に刺させる。骨は当然硬く、かなりの力を入れないと刺さらない。ビビッて力が入ってないと、刺さって無く、手を離すと針が立たずに倒れる。
骨までしっかり刺さると、添えてる手を離しても、針は直立のまま。
そこで、内側の固い針を抜いて、外筒だけを残してここに注射器をつける。
そして、一気に骨髄液を引き抜く。ここで一気にやらないと、じわっと痛いし、周囲から血液がしみ込んで来る。
研修医は一気に抜くことを少し躊躇していたので、私が「引け!」と促してなんとか無事終了。この場面、結構緊張していたネ。
以前、同じ処置をするときに患者さんに正直に、「側に私が付いてますので、研修医にやらせてください。」と言うと「嫌です」と断られた事がある。
正直に言いたいけど、患者さんの気持ちも分かるし、近頃は「若いのとやります」とこの部分いい加減な説明になってしまっている。
研修医だってどこかで初めてを経験しなければならず、患者さんの立場からなら未熟な研修医にやって欲しくないのは当然の人情だろう。
それでもどこかでこの線を越えねばならない。
生(ナマ)を書く私だって、初めてはあった。あったり前だ。
似たような場面は前にも出くわしている。
一人の研修医が発熱で休んだ。別の研修医が処方したけど薬一杯出てた。
※ 外来では学習したのかい?それとも身近であれもこれもとビビッた?