ブラックファイブ

あのDr.ブラックジャックの半分以下なので、ファイブとします。命燃え尽きるまで、経験と知識からブログをやろう。

挫折の誘惑

2007-09-30 21:49:38 | Weblog
 目標の1.5kg減量は未だ達成出来てない。
 今日は朝から寒い雨で明ける。
 受け持ちも減り、患者さんも平穏退屈?
 今日の仕事は挨拶少々、以前入院した方々の整理をしようと思ったのです。
 退院すると、仕事終了とどんどん忘れてしまうので、これはという方々を少しピックアップ。
 そうすると、反省だけでなく改善にもつながるかも。次への期待も出来るかも。
 でも、結構時間が掛かり、1時間に4人分が精々。 
 目標予定は約80人分。80÷4=20、準備だけで約20時間。その後これらをまとめるのにどの位?根性と粘りが続けばだけどネ。
 挫折の誘惑はいつでもある。

 午後、車のエンジン不調。停止でニュートラルに入れたり、減速するとエンジンが止まってしまう。マズイよ、エンジンオイルだけチェック、十分ある。
 推測、電気系統の不調。これは手に負えない、車もザセツ。
 走るけど、減速や一時停止でエンストしそう。右折路線待機中のエンスト場面、想像。
 ディーラーに電話、取りに来て貰う事になった。
 車検代は高いが、これがディーラーのメリット。
 走行距離は多くなくても、もう、10年以上乗ってるし。
 ディーラーの思うつぼ(買い換え時ですよの言葉)にはまらないよう。

※ 夜中の呼び出し、タクシーに決定。
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今日もルーズ

2007-09-29 17:26:20 | Weblog
 昨日は残暑の残りみたいだったのに、今朝から皮膚は冷える霧雨模様。
 突然電話、明日退院と思ってた方が今日帰ると言う。どうも、確認が不十分というかいい加減な始末。退院は自由だし、状態もOKで変更は勿論OK。
 退院日という最後のツメ、もう決まったと思い、私も再確認なんてしなかった。
 昨日の寄せ書きの“ルーズさ”が早くも露呈。
 でも、この程度は大勢(入院主目的の病状)に影響ないと締めよう。

 夏頃から、なんのきっかけかNHKの朝ドラ“どんと”をちょくちょく見てた。
 地方の老舗旅館に外資乗っ取りなんて、時流を取り入れ、NHKも努力してる。
 “人情vs 外資”は人情の勝ちだったけど、実際に家内営業だけで乗り切れるかは心配。

 明日は出勤予定。

※ 昨日の写真、謝罪に行ったはずの北の湖理事長の方が大臣よりも頭が高く、傑作?
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寄せ書き

2007-09-28 21:55:48 | Weblog
 朝、病棟一回り。カウンターで書いてると看護師さんがやってきて“寄せ書き”をくれた。
「先生の良いところを、みんなで書いたのです。」
「えっ?」、あまりの想定外突然でビックリ。『なんでこの今頃に寄せ書き、くれるの?』瞬時に理解できず、反応得点は5点かな。
やっと「ありがとう」と言うのが精一杯だった。
 卒業式や送別会などでの記憶はあるが、季節のど真ん中、辞めるともなんともいってもないし、ニオワせてもない
 ぱっと見ると、“・・・ルーズさが・・・”と誉めてあったりで、悪い気のするものはない。
 後で聞くと、互いの良いところを書き出して相手に与えて、より良い関係を作る為とも言う(他の医師にも書いた)。
 日本人は、つい相手の欠点、ミスを先に見つけて、言うことが多いから、この美点を認めて誉めるのは、関係が軟らかくなる、確かに。
 書かなくても、誉めて育てること。わかってても難しいね、悪く言わないので限界のこともある。
 この点、欧米はほめてそだてるのがメチャうまい。ほめられて育てられるから、自分もほめて育てられる。日本は大体逆、大抵の人は叱られながら育てられた記憶の方が多そう。

※ 叱っても 育てられない 時津風 北から吹くは 世間の風ぞ
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みじゅくもの

2007-09-27 22:46:16 | Weblog
 「未熟者は、どこのどいつだ?」「あたしだよ」と言う声が聞こえてきそうだった。
 夕方の会議、討議事項というのに討議もそこそこ、結論は上級会議に任せようという議長。
 それまでのテレンコ状態を耐えていたけど、ついそのいい加減さに言葉が先走ってしまったのです。
 「討議をして結論し、その決めたことを提案するのが討議事項のはず。そうでないなら討議じゃないし、こんなの無駄だよ!・・・」
 途中、自ら言葉言い過ぎ・キツスギと感じたけど、口は先を走って行ってしまった、この時に聞こえてきそうだったのがさっきの。
 でも、今日は予兆があった。外来で二種の検査AとBを組んだとき。
 A担当は「先に来て待ってて下さい」、「どの位」、「30分位」、「じゃあ、先にBに行けるんじゃないの」というと、「そうですね」。
 『だったら検査の順番を考えてやってよ』と一つ目。
 朝来た患者さん、午後に胸腔穿刺を予定。「午後に検査するから(レントゲン)写真置いといてよ」といっといたのに、患者さんが来ると写真が片付けられてない。
 「放射線科に探しに行きます」という返事。待てども全然来ない。それで自分が放射線科に行くと、まだ誰も来てない。『口だけだったの』が二つ目。
 この症例は研修医にやって貰おうと、わざわざマークしてレントゲンを撮ったのに、患者さんも研修医も待たせてしまった。
 彼等にこんな病院と思われてしまった。
 この二つがあの言葉の伏線。
 研修医の処置はまあ慎重に出来て終了。
 ついでに鎖骨下静脈穿刺も突然やらせた。これも時間掛かったが無事終了。
後で、教科書にない小細工を教えとく。

 母の教え、『言葉は、一度口に出すと消えない』を思い出した。
 反省ついでに昨日の『警察に反省はあっても、改善はあるのかいって感じ?
』も反省の対象。
 しかし、わたしにも反省はあっても改善はなかった。

※ 権現様の言い伝え?“反省だけなら猿でも出来る”
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時津カゼ事件

2007-09-26 23:18:14 | Weblog
 双葉山の名門、相撲の時津風部屋で新弟子暴行事件。
 愛知県警は初め事件性はないと言ってたのに、行政解剖後に動き出すなんて。 
 時津風親方も初めは、暴行はないいってたのに、言い換えるなんて。
 相撲部屋は、まあ、“ゴッツアン”でいい加減の大どんぶりとは思ってるけど、警察は相も変わらずだったこともばれてしまった。警察に反省はあっても、改善はあるのかいって感じ?
 まず、その損傷を見てから、考えてコメントすればいいいのに。国技、相撲に深入りしたくなかった?

 外来、予約は多くなかったが、夕方から面談二件。
 一件目は約20分、ついでに紹介状まで書く。
 二件目は1時間以上、その八割は聞き役。いっぱい言いたかったんだろうし、聞いて欲しかっただろうと感じた。これで帰りがう~んと遅くなった。

 警察、30分は聞いてあげた?
 書類作成用作文に気が行ってしまってるはず。
 その昔、調書作成につきあわされたけど、つじつまの合う作文作りに一所懸命だったような記憶。もちろん、そうでない方も一杯いるだろうけど、私はハズレに当たった?
 否、印象からでは、そのようにするように教育されてきたのだろうって感じ。

※ 新弟子=死ンデシ、合掌。
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連休明けは平穏?

2007-09-25 22:01:36 | Weblog
 連休中、病棟はほぼ平穏だったが、外来患者さんが悩ませたみたい。
 調子が悪くて、ぱっとしなくて、何とかして欲しいという希望。
 重々わかるけど、何とかしたくても病状によってはなかなか難しい。
 それに患者さんも不調になると、自信もなくなるし。この方、近日中にくるはず。でも、どうしたらより良いかは難しい、悪性疾患ではないのに。
 
 夕方の全体会議のようなもの、隣の方に「質問事項を教えるから、聞いてみてよ。みんな、目ぇ~覚めるよ!」と入れ知恵。
 別にふざけた質問でもなく、説明文を読んでみればちょっと理由を聞いてみたくなるはずの質問。断られちゃったよ、私の観点から考えると、疑問に感じないの?
 終了まで、私の記憶では質問は“ゼロ”だった。
 説明だけど、質問・議論がないと進行は早かった。殆どのみんなは早い進行を期待してるんだったね。

 平穏過ぎて面白くないといったら“バチ”。

※ 新しい“F”内閣人事も平穏だった。
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健康問答

2007-09-24 22:36:08 | Weblog
 この三連休、ちょっと読書。重たいのはキツソウなので軽め。それが“健康問答(五木寛之)”。この方位、達観してれば色々言ってくれそう。
 某医師との対談で、気になることの解釈問答を書きつづる。
 現実、医師に診療目的で相対したときには、とても聞きにくく、大体『先生がそうおっしゃるなら、・・・。』で終わることが大半。
 互いに時間に追われてるし、患者さん側は質問をするための元の知識が乏しい。
 医師もその底辺からは説明してくれない。
 近頃は『エビデンスがある』というのが殺し文句。こう言われると、私でも反論しにくい。もう一歩、「それって、どんなエビデンスなんですか?」とまでツッコミを入れる事を忘れないようにしよう。
 どこかの偉い先生が言っただけでも、エビデンス。
 スゴイ数の二重盲検試験の結果でもエビデンス。
 時々言ってるけど、ある患者さん「この薬、副作用ありますか?」、と良くある質問。私「勿論あります、副作用のない薬なんて存在しないと考えて下さい。副作用のないものは、水と空気だけです。そうでないとあなたはもう死んでます。」
 水と空気は太古の昔からの、数え切れない生存的エビデンスに支えられている。

 この本の中の一節、『・・・統計に、意味はあるのか?』。
 五木、「・・・統計はすべてフィクションであると思っています。数字の選び方に、すでに工夫がなされているからです。ですから、統計は面白いゲーム程度に考えたほうがいいと、・・・」
 ここまで言い切ってくれたら、さっぱりする。

 5年生存率、条件の良い方ばかり集めて、悪いのは末端病院へ行かせる。
 すると、前者の5年生存率は上がり、後者は下がる。じゃあ、後者はレベルの低いひどい病院なの?
 そのうち、“財前教授”にも聞いてみたい。

 今日の仕事、ポスターの図案を考えただけ。

※ A“殆ど”前首相、会見では気の毒にも見えてしまう。日本人は優しい。
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受験の神様

2007-09-23 22:48:26 | Weblog
 昨日までTV“受験の神様”をずっと見てた。
 自分では、受験で一番厳しく感じたのは大学受験。
 大学受験、上から定員までしか入れないが、医師国家試験は資格試験、多分65点以上で合格だったかな?
 他の試験も受けたけど、それ程の緊迫感なかった。“ナマ”なんだろう。
 ずっと机に向かって考えて、解答・評価・反省・復習&再学習。こんな繰り返しの積み重ね、途中で何回も根性が尽きた。
 この尽き果てる所をうまくリードしてくれるのが“神様”。
 よく知らないがこの頃は、私の世代よりも受験が一杯みたい。
 『滑り止め』は知ってても、『お試し受験』なんて知らなかった。
 研修医を見てても、国家試験を終えて来て、知識は私よりも圧倒的に多そう。
 TVのように小学生では、まだまだ先生の言うことを素直に信じる。
 導く人の責任の重さを考えさせられ、難しい。
 どんな医師になるかは自分で決めるんだけど、それを考えさせる色んなレールをどの位見せられるか?
 研修医が診察をした後に、まず「イメージどう?」って聞くのだけど、この質問は直感的感覚を聞くようでで理解し難いみたい。
 一つ一つ教科書のように言わせて行くべきなのか、そんな風に学んできてるのかも。
 どんな答えを期待してるか?
 感じたこと、思ったこと、考えたことそのまんまだけ、“ありのまま”。

※ 福田新総裁、泥かぶれたら、成長しそう。かぶれなかったら、そのまんま。
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国道横断

2007-09-22 21:11:18 | Weblog
 出勤し、患者さんを確認しての帰り。
 国道一号線のど真ん中、トレーラーが100m位向こうに。そしたら、杖をついた“バアサマ”が前しか見ずに、横断歩道でもないど真ん中を、横断し始める。
 100m向こうでも車は速いよ、そのまま突っ込むと“バアサマ”は渡りきれずにぶつかる。
 “バアサマ”の歩き方、杖はついても、背筋は伸びて、年はいってもヨボは軽そうで、絶対ボケはないと見える。
 顔はまっすぐ、左右は見てない。車の方が避ける、車が人の歩行を妨げてはいけない“確信犯”。
 確かに、トレーラーは速度は落とさずに、蛇行して“バアサマ”をかわした。
 夜だったら、見難くてはねてたかもだ。
 交差点、車は赤になりかけても突っ込む。青になりかかったらダッシュするのもいてコワイ。
 自分で確認して進むしかないネ。

 午後、暑い中のちょっと散歩は、やはり残暑。

※ 給油艦の燃料がイラクに向かうなんて、ばれなくても見え透いてるはず。
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空床増えてる!

2007-09-21 22:42:12 | Weblog
 退院が続いて受け持ち患者さんが減った。病院全体でも空床が目立ち、科によってはかなり空いてる。このまま続くと赤字が増えるゾ。
 占床率、85~90%以上位で黒字にならないとキツイんじゃない。
 ホテルだとどれ位から赤字、黒字?
 それは医療費が一般的には安く、その割に患者側からの要求はウーンと上がってしまっている。高い要求には、みあう代償を払うというある程度の利用者負担贈はやむを得ないだろうし、普段の救急車利用がタダなんてもう止めたら。
 医療用に使うなら、保険に組み入れるとか方法はあるはず。

 外来は比較的少なめで、まあ順調。でも、少なめは赤字の元凶。
 宵の口に電話、『患者さんが怒ってる!』、『何で?』状態によっては明日出勤?

※ 他の病院も空いてるのか、どうか調べてる?
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